平成30年7月12日兵庫県政150周年式典高校生代表発表

神戸国際会館こくさいホールにおいて、創造科学科2期生(2年生)2名が、高校生の発表(高校生が考える「県政150年記念事業」より)の部において、生徒代表として学校設定科目「創造基礎」の取り組みについて発表した。なお、本校に続いて県立姫路工業高校が「ホタルを通じた地域交流プロジェクト(ホタルの飛び交う地域をめざして)」というタイトルで発表した。

タイトル:地域の大人とともに育む「社会を創る力」

紹介文:兵庫県立兵庫高等学校は、平成30年5月5日に創立110周年を迎えました。生徒は、神戸市長田区の高齢化や空き地などの課題についてグループ研究を進めました。高校生目線の解決策を考え、地域の協力を得ながら実践活動を行う中で地域の魅力に気づきました。

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〈生徒感想〉

県政150周年記念式典という大きな舞台で、活動報告という形で学科の活動を伝える機会を頂きました。私はこの発表を準備する中で気づかされたことが2つあります。一つ目は、地域の方々のあたたかさです。地域の方々が高校生である私たちと対等に意見を交わしてくださった結果、今の成果が生まれました。たくさんの方々にお世話になったからこそできた活動なのだと、改めて長田のあたたかさを感じました。二つ目は、高校生の力です。今振り返ると研究活動は全くのゼロからのスタートでした。そこから色々な方々に支えられつつも各班のフィールドでそれぞれ結果を出していることは、「高校生でも社会を変えられる」ということを実感しました。活動を報告するにあたって、自分も周りのクラスメイトも時に悩み、考えながら色々な場所を走り回ったことを思い出しました。努力してきたことも成果の大きさも知っているだけに魅力を知ってもらいたくて発表のかたちには悩みましたが、自分なりに伝えられたのではないかと思います。私たちがこれだけ地域の方のご協力を頂けたのは先輩方のお力があってのことで、これからは3期生がこの活動に取り組みます。「創造」というかたちで地域に関われたこと、また私たちが受け継いだこの活動が続いていくことを嬉しく思います。

今日は約2,000人の方々の前で研究活動について発表しましたが、意外とあまり緊張しませんでした。サンテレビで生中継すると聞いた時はすごいプレッシャーだと思いましたが、本番にはそれもそこまで気にせず、いつも通りの自分を出し切れました。校内でのリハの時は本当にどうなることかって言うぐらい全然上手くいかなかったけど、本番、たくさんの人に褒めて貰えるような発表が出来ました。普段の研究発表とは全くわけが違って大変でしたが、こんな機会は滅多にない事なので得られたものはとても大きかったです。機会があればまたこのような発表もしたいです。

カテゴリー: 創造科学科2期生   パーマリンク

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