平成29年7月30日 創造基礎B FW「駒ヶ林漁業体験」ボランティア

長田港において、「神戸おさかな天国プロジェクト!!」をテーマに研究している創造科学科2期生(1年生)3班の生徒5名が、駒ヶ林浦漁業会・長田区役所主催「親子で楽しめる!長田駒ヶ林漁業体験ツアー」にボランティアスタッフとして参加しました。駒ヶ林漁業会会長の前田勝彦氏による「長田の漁業のお話」のあと、防潮堤の開閉体験、漁船に乗って底曳き網漁の見学、いけす見学、競り体験を行いました。生徒は安全管理の補助や子どもが行う作業のサポートをしました。

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〈生徒感想〉

今回、漁業体験ツアーに参加して、私はまず驚きました。正直、あんなにも漁業に興味のある子どもがいるとは思っていなかったからです。私は研究活動の一環として参加しましたが、子どもたちの体験する様子を見て楽しそうでした。高圧洗浄機で船底を洗うのも、安全対策などをして、子供が参加できればもっと楽しくなると思います。実際に船に乗って漁業体験をして、小さな子どもには漁がどんなものかを理解するのは難しいかもしれないけれど、船に乗ったこと自体はとても楽しそうでした。一番盛り上がったのはやはり競り体験だと思います。高校生の目から見ても楽しそうでした。競り体験をもう少しレベルアップしたら、中高生でも楽しめるようになるのではと思います。もっとたくさんの人に長田港の漁業を知ってもらえるように私たちが今回感じたことをうまく活用したいです。

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平成29年7月28日・29日 関西学院大学「高校生国際交流の集い2017」

関西学院大学において、創造科学科2期生(1年)5名、グローバルリサーチⅠ受講生(1年)4名、SGH対象以外の生徒(1年)2名の計11名が、1泊2日で開催された高校生国際交流の集いに参加しました。

内容は関西学院の大学生と日本の高校生と留学生と一緒にレクリエーションを楽しんだり、社会課題についてグループに分かれてディスカッションを行いました。最後には社会課題の解決策を英語で発表しました。

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〈生徒の感想〉

今回の高校生国際交流は、「楽しかった」の一言に尽きます。最初はお互い人見知りしていた相手も最後にはハグで別れを惜しむような一泊二日でした。ディスカッションがメインの交流でしたが、それを通して学んだことは「発言しなければ意味がなくなる」ということでした。これはもちろん日本語でのディスカッションでも同じことですが、英語に自信がない私にとってその重みは段違いです。確かに拙い英語ではうまく伝わらず、もどかしい思いをすることもありました。しかし、それでも何か言えば相手もそれを理解しようとしてくれます。それはきっと言語に関わらずディスカッションの本質なのだと身をもって感じることが出来ました。また、私は留学生と仲良く出来るかなとドキドキしながら今回のキャンプに参加したのですが、それはすこし違うのだなとキャンプが終わった今では思います。なぜなら、自由時間に遊んで、くだらないことを話して笑って、挨拶をする中に「留学生」と「日本人」という区別は全くと言って良いほど無かったからです。外国人だと身構えることは(もちろん言語や文化の違いで意思疎通が難しくなる場合もあると思いますが)本当は必要ないのだと思うことが出来ました。私も「日本の高校生」としてではなく、ただの「私」として、楽しい友達ができたことがとても嬉しいです。今回のキャンプは本当に楽しくて、有意義な体験だったと思います。来年度も是非参加したいと思いました!ありがとうございました!

まず、とてもとても楽しかったです。そして、獲得できる賞を全てとることができて、とてもとても嬉しいです。昨日、初めて留学生の子やチームメイトと顔合わせしました。留学生の子が日本語を話してくれたとき、嬉しかったです。やっぱり、母国語を話してくれたら嬉しく思います。だから、次、私が外国人と話す機会があれば、日本語ではなく、できるだけ相手の言語で話せるよう頑張ります。1日目の夜、留学生に、私の将来の夢と、先日参加した看護師体験の話をしました。専門の語も多く、ちゃんとした文で話すことはできませんでした。でも、ジェスチャーや自分の知っている単語をつなげて、なんとか伝えることができました。しっかりとは話せなくても相手に伝えようという気があれば伝えることができると思いました。これからは、「伝わらないだろう」ではなく、「とりあえず伝えてみよう、わかってもらおう」に変えていきます。また、相手の話を聞く姿勢も大切だとわかりました。頷いてくれたり、「わかるわかる」と言ってもらえると、安心して話せたし、嬉しかったです。今回のプログラムでコミュニケーションについてたくさんのことを学びました。また他文化の人と話すのはとても楽しかったです。来年もぜひ参加したいです!

二日間というとても短い期間ではありましたが、自分の今の知識や能力といったものを再認識できたような気がしてとても良い経験になりました。自分自身、英語で会話等する機会がよくあったので、ディスカッションもまた同様にできるであろうと思っていましたが、現実はそこまで甘くなく、日常会話とはまた違った難しさあって、新たな課題だと思いました。ディスカッションの向上にはやはり何回も経験してそのつど新しい事を一つずつ学んでいくしかないと思ったので、今後またこのような機会があれば積極的に参加して自分の力を伸ばしていきたいです。

「高校生国際交流の集い」は、僕にとってとても充実した2日間でした。この2日間で、良かったところと課題があるところをふりかえろうと思います。まず、良かったところです。我々が普段、外国人と関わる時といえば、ALTの先生と話すときくらいです。僕はこれまで、同年代の他国の人とお喋りをする、ましてや国際問題について討論したことなど一度もありませんでした。つまり、何が言いたいかというと、たった500円で他国の同年代の人と話す機会をあたえてもらったということです。同じチームでプレゼンの準備をし、運動会をしたことで、短時間で仲良くなれました。プレゼンは惜しくも賞をとれませんでしたが、来年絶対リベンジしようと思っています。このような素晴らしい機会を与えてもらって感謝しています。以上が良かったところです。次に課題があるところですが、自分の課題と全体の課題について書きます。自分の課題は、英語が思うように話せなかったことです。プレゼンの準備の時でも、高3の人と留学生が中心となっていたので、自分は聞いてうなずくのが精一杯で、言葉を考えてそれを英語にして口に出すという一連の作業のスピードは英検2級をもってしてでもネイティブの人には敵わないということがわかりました。しかし、この経験が英検準1級をとるための第一歩だと思うので、ここから勉強を始めたいと思います。全体の課題は、一言でいうならば「消極性」です。それは夜のレクリエーションでのことでした。自由タイムみたいな感じでしたが、日本人は日本人で集まり、外国人は外国人で集まって会話していて、僕もその1人でした。あの時、勇気を出して話しかければよかったと少し後悔しています。来年は、これらの課題を解決できるように、ALTの先生との勉強を頑張っていこうと思います。

私にとってこの国際交流の集いは大きな未知の世界を冒険したようなものです。ディスカッションがすべて英語なだけではなく、朝から晩まで日常会話が英語なのは初めての経験でとても刺激を受けました。最初はとてもとまどい、自信があった積極性すら失いそうになってしまいましたが、時間が経てば、英語で会話することを楽しむことができるようになっていました。会話といっても、完璧な英語は喋れるわけではありません。そこで1番大事なのは積極性だと改めて学びました。相手に伝えようとしなければ相手も聞いてくれません。留学生と喋る時は特にそう感じました。2日間で数え切れないほどの事を吸収でき、本当に有意義な時間を過ごせました。これからグローバルな社会で生きていくにあたって、この国際交流に参加できたことは本当に意味のある、素晴らしい経験だったと思います。参加できたことがとても嬉しく、来年も参加したいなと思います。

今回高校生国際交流の集いに参加したことで、自分の英語を使ってコミュニケーションする力の低さを痛感しました。オールイングリッシュで行われたディスカッションではn留学生の意見を聞き取ることが難しく、理解できてもそれに対する自分の意見を伝えられませんでした。私と留学生や意見を話していた人の違いは、もちろん基本的な語彙力や知識はありますが、「ノリの良さ」だと思います。私は話す前に考え込んでしまいました。しかしそうではなく、思ったことを笑顔でまっすぐに言えば相手も理解してくれると感じました。実際に発表の練習中、不安なところを留学生に聞くとき、手を使ったり笑顔で話してみると伝わり、簡単な英語で説明してくれました。お互いの思いが通じたときはとても嬉しかったです。最終発表ではチームで劇をし、やり切りました。結果は残念だったけれど、私のチームは一番盛り上がっていたし、絆も深まったと思います。悔いは残ったけれど、この集いに参加したことでもっと英語を話せるようになりたいという思いが強くなり、とても貴重な経験をすることができました。来年もチャンスがあれば参加したいです。

私にとって、この国際交流は一生の思い出となったと思う。なぜならば、新たな発見や自分自身の成長、一生の宝となるような友人、そして何より楽しかったからだ。初めの方は、ディスカッションのことばかり考えていて、緊張していた。しかし、運動会によって思った以上にチームの仲が縮まり、全力で楽しんでいた。いよいよ始まったディスカッションでは事前に考えていた自分の意見ははっきりと伝えることができたが、その場で出された質問に対しては、英語で発言するのが合っているのか不安であまり積極的にできなかったことを今とても悔しく思っている。だから英語を上手く話せるようになりたいと強く思っている。そのために普段の授業は真剣に集中して細かい先生の発言も聞き逃さずメモをすることから始め、英会話を習いたいと思う。また最初は休みの時間でも英語に自信がないので、外国人と話したいという気持ちは山ほどあったけど積極的に話しかけられなかった。でも、時間が経つごとに日本語で良いから話しかけたいと思うようになり、たくさん話して仲良くなることができて嬉しかった!!このような経験から、私はもっと英語を学ぶべきということを知れたし、ディスカッションをスムーズに進めるためにも外国人と仲良くなるためにも積極性がとても大切だなと思った。また、たくさんの自分とは異なった考え方や自分の知らない知識を持っている人から様々なことを学ぶことができ、自分の視野もとても広がって良かった。たくさんの素敵なイベントの中で互いに刺激し合える大好きな友人と出会うことができ、仲を深められたのは本当に一生の宝である。来年はもっと英語力も積極性もレベルアップして、この企画にぜひ挑みたい!!!

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平成29年7月28日 創造基礎B FW「たかとりコミュニティセンター訪問」

たかとりコミュニティセンターにおいて、「heartful language in 長田」をテーマに研究をしている創造科学科2期生(1年)社会科学分野8班の生徒1名が、金千秋氏からお話を伺いました。長田に住む外国人が生活をするうえで、言語表記に困ることはないのか、あるとしたらどういう点なのかを詳しく説明していただきました。また、調査方法についての提案もしていただきました。

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お話を聞いた後、センター内を案内していただきました。

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〈生徒感想〉

今回のフィールドワークでは、今現在どのような所で多言語表記が求められているのか、在住している外国人の方々はどのような場面で困っているのか、私達に今できることは何なのかなど今後活動していく上での非常に役立つお話をしていただきました。今日本に住んでおられる外国人の方々は2世や3世の人が多く、大体の人は日本語を理解しておられるそうなので、そのような中で私達にはどのようなことができるのか実際に外国人の方々に直接聞くのが一番良い方法だとアドバイスをいただきました。たかとりコミュニティセンター内の教会で毎週日曜日ミサが行われているそうなので、教会に連絡をしてミサに来られている外国人の方にお時間を頂だき、直接どのような場面で困ったことがあるのかをやさしい日本語でインタビューさせていただくことが今後私達の活動においての第一歩だと思います。また、多言語表記のみにこだわるのではなくピクトグラムや記号などを使って表記をすることもすごく大切だと教えていただいたので、そのことも考えながらより外国人の方々が日本で居心地良く、不自由のない環境の中で暮らせるように私達8班で活動していこうと思います。

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平成29年7月23日~7月28日 ベトナム研修旅行(ブログ記事まとめ)

7月23日~7月28日に実施した平成29年度ベトナム研修旅行のブログ記事をまとめました。

平成29年7月23日 ベトナム研修旅行 1日目

平成29年7月24日 ベトナム研修旅行 2日目 part.1 part.2

平成29年7月25日 ベトナム研修旅行 3日目 part.1 part.2

平成29年7月26日 ベトナム研修旅行 4日目 フエ班 ハノイ班 part.1 part.2

平成29年7月27日 ベトナム研修旅行 5日目 フエ班 ハノイ班 part.1 part.2

平成29年7月28日 ベトナム研修旅行 6日目

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平成29年7月28日 ベトナム研修6日目

昨夜遅くハノイ班とフエ班がハノイ・ノイバイ空港で合流し、予定通り現地時間0時15分(日本時間2時15分)にハノイを出発し、6時40分に無事関西国際空港に到着しました。到着後、空港内で解団式を行いました。機中泊で疲れた表情の生徒もいましたが、全員元気にすべての研修を終え、大きな充実感を味わいつつ、ベトナム研修に関わっていただいた日本、ベトナムの多くの方々に感謝し、すべての研修日程を終えることができました。今後は、事後学習として各自で研修レポートを作成し、研修内容をグループでポスターにまとめるとともに、この研修を課題研究に生かしていきます。

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平成29年7月27日 ベトナム研修5日目 フエ班

フエ班16名は、午前中フエ医科薬科大学の構内にある介護員養成施設を訪れ、将来介護士として日本での活躍を夢見るべトナムの学生と、交流を行いました。この施設では、フエ医科薬科大学と青森社会福祉振興団が締結して「介護人材育成コース」を開設し、ベトナムの看護師資格をもつ学生が、1年間で基礎的な介護技術と日本語能力を養成することを目的にしています。10名の学生とともに4つのグループに分かれ、それぞれのグループで日本とベトナムのいいところを日本語で話し合いました。生徒たちはできるだけわかりやすい日本語でベトナムの学生に話しかけ、互いにそれぞれの国の良いところをアピールしていました。最後にそれぞれのグループの代表が、グループで話し合ったことを日本語で発表し、みんなで日本とベトナムを共有しました。生徒たちは、1年間で学んだ日本語で一生懸命話をするベトナム学生の学ぶ姿勢から、大きな刺激を受けていました。

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交流後、フエ市内の世界遺産を訪れ、ベトナム最後の王朝であるフエの歴史を学びながら、ベトナムの文化に直接触れました。まず最初に、フエ王朝最後の王様・カイディン帝が眠るカイディン帝陵を訪れ、中国文化と西洋文化の両方で造られている豪華な建物に圧倒されました。その後、王様が住んでいた都を訪れ、カイディン帝陵とはまた違うベトナムらしい建造物の美しさに、フエの魅力を感じ、ベトナムの文化について学びました。

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ベトナム最後の夕食は、フエの王様が食されたといわれる宮廷料理をいただきました。レストラン内では、王様やお妃様が来ていた着物が用意されており、実際に着用させていただいてフエの王様になった気分も味わうことができました。最後までベトナムの素晴らしさを肌で感じ、ベトナムを最大限満喫できました。名残惜しさを残しつつ、予定通りの飛行機でフエを後にして、ハノイへ向かいました。

カテゴリー: SGH(学科1期生), グローバルリサーチ, 創造科学科1期生 | 平成29年7月27日 ベトナム研修5日目 フエ班 はコメントを受け付けていません

平成29年7月27日 ベトナム研修5日目 ハノイ班 part.2

ハノイ班です。
昼食をイオンモールで各自とったあと、スーパーマーケットで買い物をしました。日本で馴染みのあるイオンとはいえ海外のため、子供達にも少しの緊張が見られましたが、出すべきお札を間違えないように、頑張ってお土産の買い物をしていました。
その後、ベトナムの初代主席であるホーチミンの遺体が安置されているホーチミン廟、またホーチミンがかつて生活していた家を見学しました。今まで、教科書で習ってきた外国の歴史を、実際に見て感じることで、生徒の中には多くの気づきがあったようです。

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ホーチミンに関する見学を終え、ハノイ旧市街へ向かい、街の風景を感じながら、薬草等を売っているお店を周り、フィールドワークを行いました。事前学習で学んだ薬草などが販売されている様子を観察し、ベトナムにおける薬の実態を感じることができました。

最後に、ハノイの中心に位置するホアンキエム湖周辺を散策し、このベトナム研修のプログラムを終えました。

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現在、ベトナムでの最後の夕食を済ませ空港に向かうバスの中です。

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フエ組からも連絡があり、ハノイに向かう飛行機のチェックインを無事済ませ順調に進んでいるようです。どちらの班の生徒も元気に残り少ないベトナムの時間を楽しんでいます。

カテゴリー: SGH(学科1期生), グローバルリサーチ, 創造科学科1期生 | 平成29年7月27日 ベトナム研修5日目 ハノイ班 part.2 はコメントを受け付けていません

平成29年7月27日 ベトナム研修5日目 ハノイ班 part.1

ハノイ班です。
ベトナムの最終日の今日も、天候に恵まれ晴天の中、プログラムに取り組みました。まずは、大阪大学住村先生にホム市場を案内していただきました。観光客が訪れることはない地元の方のための市場を見学し、様々な野菜、肉、加工品などが並ぶ様子を生徒達も興味津々で観察していました。

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その後、国立栄養院の施設であるNINFOODを訪れ、機能性食品の製造過程を見学しました。乳幼児に与える食品を主に製造しており、国際基準ISO2200の管理基準を満たしているということで、衛生管理の重要性を感じながら見学を終えました。

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平成29年7月26日 ベトナム研修4日目 フエ班

フエ班の16名は、台風による飛行機変更のため、昨夜は日付が変わる直前にフエに入るというアクシデントにもかかわらず、朝から全員元気にフエでの研修をスタートさせました。開始時間を1時間遅らせ、フエ医科薬科大学のフン先生とともに、午前中はフエ市民の台所であるドンパ市場でフィールドワークを行ないました。

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生活感溢れる市場の雰囲気を肌で感じ、課題研究の実習で使う試料を購入しました。グローバルリサーチ生の数名は、日本とベトナムの薬草における抗酸化性と抗炎症性を比較することで、両国の薬品や医療環境の違いについて研究する予定で、実際にベトナムで直接自分たちの目で見ながら試料を選ぶという作業を主体的に行ないました。英語やベトナム語を駆使しながら、事前研修で学んだ値切り方も活用しました。

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フン先生に予約していただいたレストランでフエの家庭料理をいただいた後、フエ医科薬科大学のホアイ教授の研究室にて、ドンパ市場で購入した薬草の成分を分析するための実習を行ないました。まずはじめに、フン先生から実習内容について英語で教えていただいた後、役割を分担して全員でアルコール抽出の準備を行ないました。サンプルとして、コリアンダー(パクチー)、ニンニク、ナス、ショウガ、キュウリを用い、細かく刻んだ試料の質量と、エタノールの体積を測定しました。今後、フエ医科薬科大学にてフン先生にデータの測定をしていただき、送っていただいたデータを分析して考察する予定にしています。実習後、またまたフン先生オススメのフエ料理専門店に連れて行っていただき、美味しい本場のフエ料理に舌鼓を打ちながら、今日の実習を振り返りました。

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平成29年7月26日 ベトナム研修4日目 ハノイ班 part.2

ハノイ班です。
午後は国立栄養院にて、午前中のフィールドワークの振り返りを行いました。

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講義の一つ目は、大阪大学で生物工学を研究されている藤山先生から、東南アジアの生物資源の利用と工業製品の関連に関して講義をしていただきました。

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二つ目に、国立栄養院のソン先生にベトナムにおける栄養教育、ベトナムでの植物性食品のあり方について解説がありました。また、自然発生的に出来ていったVAC(庭、池、家畜小屋)システムの概念について講義をしていただきました。

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三つ目には、国立栄養院のマーケティング部門からチーさんにお越しいただき、国立栄養院が製品開発をしている食品の説明がありました。その中には、肥満の人に対するハーブティなど日本と共同開発した製品もあり、ここでも日本とベトナムのつながりを知ることができました。

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最後に、今日1日の振り返りを大阪大学住村先生にしていただき、今日の主なプログラムを終えました。

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