8月1日~8月3日に実施した平成29年度東京みらいフロンティアツアーのブログ記事をまとめました。
平成29年8月1日 東京みらいフロンティアツアー 1日目
平成29年8月2日 東京みらいフロンティアツアー 2日目
平成29年8月3日 東京みらいフロンティアツアー 3日目
8月1日~8月3日に実施した平成29年度東京みらいフロンティアツアーのブログ記事をまとめました。
平成29年8月1日 東京みらいフロンティアツアー 1日目
平成29年8月2日 東京みらいフロンティアツアー 2日目
平成29年8月3日 東京みらいフロンティアツアー 3日目
ツアー最終日も全員元気で、ホテルのチェックアウトを済ませて、班別研修をスタートしました。今朝も昨日同様、非常に涼しい朝となり、今日も気持ちよく研修に出かけました。今年も、希望者を対象に東京大学キャンパスツアーを実施し、昨年の2倍以上の生徒が参加しています。大学院工学研究科1年の東坂先輩、法学部2回生の飯田先輩の2名の先輩が来てくれて、本郷キャンパスでいろいろな話を聞かせていただきました。今年は東大オープンキャンパスと重なったため、本郷キャンパスも全国から高校生が訪れかなり賑わっていますが、兵庫高校生しか味わえない先輩からのアドバイスをたくさんいただき、とても有意義な時間を過ごすことができました。
東大ツアーに参加者していない生徒たちも、事前学習で計画したプランで班ごとに研修を実施しました。
班別の研修を終え、15時に東京駅丸の内南口に集合し、15時30分発のぞみ45号に乗車しました。新神戸駅に到着後、18時30分に新神戸駅で解散しました。全ての研修を全員で順調に、そして主体的に実践し、大きな成果を得ることが出来ました。今後はこの研修の成果をレポートにまとめ、課題研究や進路選択に生かしていきます。
平成29年度東京みらいフロンティアツアーは、普通科グローバルリサーチⅠ受講生(1年)29名、創造科学科生2期生(1年)31名の60名が参加し、SGH事業の一環として、今日から2泊3日の日程で実施します。
今日は6時45分に新神戸駅に集合し、予定通りのぞみ108号に全員乗車しました。
1日目の研修は、2つのコースに分かれます。
コースAは立川へ移動し、統計数理研究所、極地研究所、国文学研究所資料館、国語研究所の4研究機関を訪問しました。最初に本校OBでもある田村副所長より歓迎のご挨拶をいただいたあと、A班、B班に分かれての各研究所を見学しました。特に、統計数理研究所にあるスーパーコンピュータの大きさと迫力に圧倒され、国文学資料館においては本の格式を一目で見抜く方法を教えていただき、文理に関わらず複眼的な視点で考えることの面白さと重要性を学びました。後半は、各研究所の先生方から講義をいただき、極地研究所で行われている南極観測の最新事情や国語研究所のことばの変化と心理統計についてのお話に強い関心を抱きました。
コースBは東京駅で下車し、歩いて味の素ファンデーションに向かいました。最初に味の素で行われている事業についてお話をいただいたあと、実際にベトナム味の素でグローバルリーダーとして活躍されていた本橋前社長より、現場の最前線でベトナムの栄養プロジェクトと給食プロジェクトを成功に導かれた話を聞かせていただきました。これらベトナムの国家プロジェクトにもっとも強く関わられた方の貴重な体験談を聞き、世界規模で活躍することの意義や喜び、そして海外で現地の方々とコミュニケーションをとって事業に携わる苦労ややりがいについて熱く語っていただき、生徒からもたくさんのするどい質問が飛び交いました。また、今年も海外で勤務された方々と一緒に食堂でランチをいただき、 美味しいご飯をいただきながらいろいろな会話をさせていただきました。その後、日本ASEANセンターへ地下鉄で移動し、アセアンに所属する国々の現状や日本との関係について学びました。その中で、カンボジア人スタッフから英語でカンボジアの紹介をしていただき、最近カンボジアに登場したイオンモールと日本のイオンモールの違いを見つけ、それぞれの国の事情がどのような形で現れているのかをみんなで議論しながら考え、話し合いの内容を各班でプレゼンテーションして、全員で共有しました。生徒たちは、アセアン諸国について詳しく学ぶことで非常に興味をいだきました。
夜は、兵庫高校のOB会である東京武陽会の先輩方に招待していただき、夕食を兼ねて懇親会を開いていただきました。17名もの武陽会の先輩方にご参加いただき、一緒にご飯を食べながら、兵庫高校という共通の話で世代を越えた繋がりを感じつつ、改めて兵庫高校の人脈の広さと深さ、兵庫高校だからこそ得られる絆の強さを実感しました。生徒たちの主体的に先輩から学ぼうとする姿勢に先輩方もいろいろな形で応えていただき、とても有意義な時間を過ごすことができました。最後に、今日行われた全国高校総体の陸上男子800mで見事に優勝した高橋君の全国制覇を、全員でお祝いしてお開きとなりました。
明日は、このツアーのハイライトである5つのコースに分かれての訪問学習を行います。
長田区駒ヶ林地区の角野邸において、「芸術と空き地でつながりを」をテーマに研究している創造科学科2期生(1年)社会科学分野1班の生徒5名が、過去に先輩が同じく創造基礎Bの活動で空き地に芸術で作った水族館をリニューアルしようとの考えのもと、初めての実践活動に入りました。まずは雑草が生え、ゴミが捨てられて荒れ果てた空き地の清掃を行ったり除草剤を撒きました。今後は草抜き作業を進めていく予定です。
長田港において、「神戸おさかな天国プロジェクト!!」をテーマに研究している創造科学科2期生(1年生)3班の生徒5名が、駒ヶ林浦漁業会・長田区役所主催「親子で楽しめる!長田駒ヶ林漁業体験ツアー」にボランティアスタッフとして参加しました。駒ヶ林漁業会会長の前田勝彦氏による「長田の漁業のお話」のあと、防潮堤の開閉体験、漁船に乗って底曳き網漁の見学、いけす見学、競り体験を行いました。生徒は安全管理の補助や子どもが行う作業のサポートをしました。
〈生徒感想〉
今回、漁業体験ツアーに参加して、私はまず驚きました。正直、あんなにも漁業に興味のある子どもがいるとは思っていなかったからです。私は研究活動の一環として参加しましたが、子どもたちの体験する様子を見て楽しそうでした。高圧洗浄機で船底を洗うのも、安全対策などをして、子供が参加できればもっと楽しくなると思います。実際に船に乗って漁業体験をして、小さな子どもには漁がどんなものかを理解するのは難しいかもしれないけれど、船に乗ったこと自体はとても楽しそうでした。一番盛り上がったのはやはり競り体験だと思います。高校生の目から見ても楽しそうでした。競り体験をもう少しレベルアップしたら、中高生でも楽しめるようになるのではと思います。もっとたくさんの人に長田港の漁業を知ってもらえるように私たちが今回感じたことをうまく活用したいです。
関西学院大学において、創造科学科2期生(1年)5名、グローバルリサーチⅠ受講生(1年)4名、SGH対象以外の生徒(1年)2名の計11名が、1泊2日で開催された高校生国際交流の集いに参加しました。
内容は関西学院の大学生と日本の高校生と留学生と一緒にレクリエーションを楽しんだり、社会課題についてグループに分かれてディスカッションを行いました。最後には社会課題の解決策を英語で発表しました。
〈生徒の感想〉
今回の高校生国際交流は、「楽しかった」の一言に尽きます。最初はお互い人見知りしていた相手も最後にはハグで別れを惜しむような一泊二日でした。ディスカッションがメインの交流でしたが、それを通して学んだことは「発言しなければ意味がなくなる」ということでした。これはもちろん日本語でのディスカッションでも同じことですが、英語に自信がない私にとってその重みは段違いです。確かに拙い英語ではうまく伝わらず、もどかしい思いをすることもありました。しかし、それでも何か言えば相手もそれを理解しようとしてくれます。それはきっと言語に関わらずディスカッションの本質なのだと身をもって感じることが出来ました。また、私は留学生と仲良く出来るかなとドキドキしながら今回のキャンプに参加したのですが、それはすこし違うのだなとキャンプが終わった今では思います。なぜなら、自由時間に遊んで、くだらないことを話して笑って、挨拶をする中に「留学生」と「日本人」という区別は全くと言って良いほど無かったからです。外国人だと身構えることは(もちろん言語や文化の違いで意思疎通が難しくなる場合もあると思いますが)本当は必要ないのだと思うことが出来ました。私も「日本の高校生」としてではなく、ただの「私」として、楽しい友達ができたことがとても嬉しいです。今回のキャンプは本当に楽しくて、有意義な体験だったと思います。来年度も是非参加したいと思いました!ありがとうございました!
まず、とてもとても楽しかったです。そして、獲得できる賞を全てとることができて、とてもとても嬉しいです。昨日、初めて留学生の子やチームメイトと顔合わせしました。留学生の子が日本語を話してくれたとき、嬉しかったです。やっぱり、母国語を話してくれたら嬉しく思います。だから、次、私が外国人と話す機会があれば、日本語ではなく、できるだけ相手の言語で話せるよう頑張ります。1日目の夜、留学生に、私の将来の夢と、先日参加した看護師体験の話をしました。専門の語も多く、ちゃんとした文で話すことはできませんでした。でも、ジェスチャーや自分の知っている単語をつなげて、なんとか伝えることができました。しっかりとは話せなくても相手に伝えようという気があれば伝えることができると思いました。これからは、「伝わらないだろう」ではなく、「とりあえず伝えてみよう、わかってもらおう」に変えていきます。また、相手の話を聞く姿勢も大切だとわかりました。頷いてくれたり、「わかるわかる」と言ってもらえると、安心して話せたし、嬉しかったです。今回のプログラムでコミュニケーションについてたくさんのことを学びました。また他文化の人と話すのはとても楽しかったです。来年もぜひ参加したいです!
二日間というとても短い期間ではありましたが、自分の今の知識や能力といったものを再認識できたような気がしてとても良い経験になりました。自分自身、英語で会話等する機会がよくあったので、ディスカッションもまた同様にできるであろうと思っていましたが、現実はそこまで甘くなく、日常会話とはまた違った難しさあって、新たな課題だと思いました。ディスカッションの向上にはやはり何回も経験してそのつど新しい事を一つずつ学んでいくしかないと思ったので、今後またこのような機会があれば積極的に参加して自分の力を伸ばしていきたいです。
「高校生国際交流の集い」は、僕にとってとても充実した2日間でした。この2日間で、良かったところと課題があるところをふりかえろうと思います。まず、良かったところです。我々が普段、外国人と関わる時といえば、ALTの先生と話すときくらいです。僕はこれまで、同年代の他国の人とお喋りをする、ましてや国際問題について討論したことなど一度もありませんでした。つまり、何が言いたいかというと、たった500円で他国の同年代の人と話す機会をあたえてもらったということです。同じチームでプレゼンの準備をし、運動会をしたことで、短時間で仲良くなれました。プレゼンは惜しくも賞をとれませんでしたが、来年絶対リベンジしようと思っています。このような素晴らしい機会を与えてもらって感謝しています。以上が良かったところです。次に課題があるところですが、自分の課題と全体の課題について書きます。自分の課題は、英語が思うように話せなかったことです。プレゼンの準備の時でも、高3の人と留学生が中心となっていたので、自分は聞いてうなずくのが精一杯で、言葉を考えてそれを英語にして口に出すという一連の作業のスピードは英検2級をもってしてでもネイティブの人には敵わないということがわかりました。しかし、この経験が英検準1級をとるための第一歩だと思うので、ここから勉強を始めたいと思います。全体の課題は、一言でいうならば「消極性」です。それは夜のレクリエーションでのことでした。自由タイムみたいな感じでしたが、日本人は日本人で集まり、外国人は外国人で集まって会話していて、僕もその1人でした。あの時、勇気を出して話しかければよかったと少し後悔しています。来年は、これらの課題を解決できるように、ALTの先生との勉強を頑張っていこうと思います。
私にとってこの国際交流の集いは大きな未知の世界を冒険したようなものです。ディスカッションがすべて英語なだけではなく、朝から晩まで日常会話が英語なのは初めての経験でとても刺激を受けました。最初はとてもとまどい、自信があった積極性すら失いそうになってしまいましたが、時間が経てば、英語で会話することを楽しむことができるようになっていました。会話といっても、完璧な英語は喋れるわけではありません。そこで1番大事なのは積極性だと改めて学びました。相手に伝えようとしなければ相手も聞いてくれません。留学生と喋る時は特にそう感じました。2日間で数え切れないほどの事を吸収でき、本当に有意義な時間を過ごせました。これからグローバルな社会で生きていくにあたって、この国際交流に参加できたことは本当に意味のある、素晴らしい経験だったと思います。参加できたことがとても嬉しく、来年も参加したいなと思います。
今回高校生国際交流の集いに参加したことで、自分の英語を使ってコミュニケーションする力の低さを痛感しました。オールイングリッシュで行われたディスカッションではn留学生の意見を聞き取ることが難しく、理解できてもそれに対する自分の意見を伝えられませんでした。私と留学生や意見を話していた人の違いは、もちろん基本的な語彙力や知識はありますが、「ノリの良さ」だと思います。私は話す前に考え込んでしまいました。しかしそうではなく、思ったことを笑顔でまっすぐに言えば相手も理解してくれると感じました。実際に発表の練習中、不安なところを留学生に聞くとき、手を使ったり笑顔で話してみると伝わり、簡単な英語で説明してくれました。お互いの思いが通じたときはとても嬉しかったです。最終発表ではチームで劇をし、やり切りました。結果は残念だったけれど、私のチームは一番盛り上がっていたし、絆も深まったと思います。悔いは残ったけれど、この集いに参加したことでもっと英語を話せるようになりたいという思いが強くなり、とても貴重な経験をすることができました。来年もチャンスがあれば参加したいです。
私にとって、この国際交流は一生の思い出となったと思う。なぜならば、新たな発見や自分自身の成長、一生の宝となるような友人、そして何より楽しかったからだ。初めの方は、ディスカッションのことばかり考えていて、緊張していた。しかし、運動会によって思った以上にチームの仲が縮まり、全力で楽しんでいた。いよいよ始まったディスカッションでは事前に考えていた自分の意見ははっきりと伝えることができたが、その場で出された質問に対しては、英語で発言するのが合っているのか不安であまり積極的にできなかったことを今とても悔しく思っている。だから英語を上手く話せるようになりたいと強く思っている。そのために普段の授業は真剣に集中して細かい先生の発言も聞き逃さずメモをすることから始め、英会話を習いたいと思う。また最初は休みの時間でも英語に自信がないので、外国人と話したいという気持ちは山ほどあったけど積極的に話しかけられなかった。でも、時間が経つごとに日本語で良いから話しかけたいと思うようになり、たくさん話して仲良くなることができて嬉しかった!!このような経験から、私はもっと英語を学ぶべきということを知れたし、ディスカッションをスムーズに進めるためにも外国人と仲良くなるためにも積極性がとても大切だなと思った。また、たくさんの自分とは異なった考え方や自分の知らない知識を持っている人から様々なことを学ぶことができ、自分の視野もとても広がって良かった。たくさんの素敵なイベントの中で互いに刺激し合える大好きな友人と出会うことができ、仲を深められたのは本当に一生の宝である。来年はもっと英語力も積極性もレベルアップして、この企画にぜひ挑みたい!!!
たかとりコミュニティセンターにおいて、「heartful language in 長田」をテーマに研究をしている創造科学科2期生(1年)社会科学分野8班の生徒1名が、金千秋氏からお話を伺いました。長田に住む外国人が生活をするうえで、言語表記に困ることはないのか、あるとしたらどういう点なのかを詳しく説明していただきました。また、調査方法についての提案もしていただきました。
お話を聞いた後、センター内を案内していただきました。
〈生徒感想〉
今回のフィールドワークでは、今現在どのような所で多言語表記が求められているのか、在住している外国人の方々はどのような場面で困っているのか、私達に今できることは何なのかなど今後活動していく上での非常に役立つお話をしていただきました。今日本に住んでおられる外国人の方々は2世や3世の人が多く、大体の人は日本語を理解しておられるそうなので、そのような中で私達にはどのようなことができるのか実際に外国人の方々に直接聞くのが一番良い方法だとアドバイスをいただきました。たかとりコミュニティセンター内の教会で毎週日曜日ミサが行われているそうなので、教会に連絡をしてミサに来られている外国人の方にお時間を頂だき、直接どのような場面で困ったことがあるのかをやさしい日本語でインタビューさせていただくことが今後私達の活動においての第一歩だと思います。また、多言語表記のみにこだわるのではなくピクトグラムや記号などを使って表記をすることもすごく大切だと教えていただいたので、そのことも考えながらより外国人の方々が日本で居心地良く、不自由のない環境の中で暮らせるように私達8班で活動していこうと思います。
7月23日~7月28日に実施した平成29年度ベトナム研修旅行のブログ記事をまとめました。
平成29年7月23日 ベトナム研修旅行 1日目
平成29年7月24日 ベトナム研修旅行 2日目 part.1 part.2
平成29年7月25日 ベトナム研修旅行 3日目 part.1 part.2
平成29年7月26日 ベトナム研修旅行 4日目 フエ班 ハノイ班 part.1 part.2
平成29年7月27日 ベトナム研修旅行 5日目 フエ班 ハノイ班 part.1 part.2
平成29年7月28日 ベトナム研修旅行 6日目
昨夜遅くハノイ班とフエ班がハノイ・ノイバイ空港で合流し、予定通り現地時間0時15分(日本時間2時15分)にハノイを出発し、6時40分に無事関西国際空港に到着しました。到着後、空港内で解団式を行いました。機中泊で疲れた表情の生徒もいましたが、全員元気にすべての研修を終え、大きな充実感を味わいつつ、ベトナム研修に関わっていただいた日本、ベトナムの多くの方々に感謝し、すべての研修日程を終えることができました。今後は、事後学習として各自で研修レポートを作成し、研修内容をグループでポスターにまとめるとともに、この研修を課題研究に生かしていきます。
フエ班16名は、午前中フエ医科薬科大学の構内にある介護員養成施設を訪れ、将来介護士として日本での活躍を夢見るべトナムの学生と、交流を行いました。この施設では、フエ医科薬科大学と青森社会福祉振興団が締結して「介護人材育成コース」を開設し、ベトナムの看護師資格をもつ学生が、1年間で基礎的な介護技術と日本語能力を養成することを目的にしています。10名の学生とともに4つのグループに分かれ、それぞれのグループで日本とベトナムのいいところを日本語で話し合いました。生徒たちはできるだけわかりやすい日本語でベトナムの学生に話しかけ、互いにそれぞれの国の良いところをアピールしていました。最後にそれぞれのグループの代表が、グループで話し合ったことを日本語で発表し、みんなで日本とベトナムを共有しました。生徒たちは、1年間で学んだ日本語で一生懸命話をするベトナム学生の学ぶ姿勢から、大きな刺激を受けていました。
交流後、フエ市内の世界遺産を訪れ、ベトナム最後の王朝であるフエの歴史を学びながら、ベトナムの文化に直接触れました。まず最初に、フエ王朝最後の王様・カイディン帝が眠るカイディン帝陵を訪れ、中国文化と西洋文化の両方で造られている豪華な建物に圧倒されました。その後、王様が住んでいた都を訪れ、カイディン帝陵とはまた違うベトナムらしい建造物の美しさに、フエの魅力を感じ、ベトナムの文化について学びました。
ベトナム最後の夕食は、フエの王様が食されたといわれる宮廷料理をいただきました。レストラン内では、王様やお妃様が来ていた着物が用意されており、実際に着用させていただいてフエの王様になった気分も味わうことができました。最後までベトナムの素晴らしさを肌で感じ、ベトナムを最大限満喫できました。名残惜しさを残しつつ、予定通りの飛行機でフエを後にして、ハノイへ向かいました。