平成29年8月22・23日 オープンハイスクール「創造科学科説明会」

本校講堂において、本校創造科学科1期生(2年)と創造科学科2期生(1年)の有志が、オープンハイスクールに参加した中学3年生や保護者を対象に、創造科学科の活動について紹介しました。紹介のための資料(スライド)を自分たちで作成し、クイズや在校生のアンケート結果も交えながら、生徒から見た創造科学科について丁寧に説明することができました。説明会の最後には、中学生や保護者からの質問に答える場面もありました。

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平成29年8月20日 創造基礎B FW「聞き取り調査」

たかとりコミュニティセンターにおいて、「heartful language in 長田」をテーマに研究をしている創造科学科2期生(1年)社会科学分野8班の生徒3名が、長田に住むベトナムの方への聞き取り調査を行いました。最初に、教会でのミサに参列して、参加されたベトナム人16名からいろいろなお話を伺いました。20代前半の学生や地域で仕事をされている方も来られ、実際に日本での生活で困っていること、ベトナムと日本との違いなど、生徒たちからの質問に、日本語で答えていただきました。今後、ベトナム人の目線でより住みやすい環境へ変化させていけるよう、研究していく予定です。

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〈生徒の感想〉

いままで私たちの活動は「長田区の外国人がより住みやすい環境を作る」ための活動でした。しかし日本で働くベトナム人は大して困ってはいないそうです。着いてから1~2週間の間は電車やバスに困ることはあっても、ベトナム人や日本人の友人や先輩と行動するうちに慣れたりするため日常生活で困る事はあまりなく、携帯の契約など複雑なものは彼らに着いてきてもらう事で解決することも多いとのことでした。しかし、銀行での送金や市役所での手続きは文書が長く読みづらいため改善してほしいという声がありました(セブン銀行は言語翻訳済み)。また日本語自体が分かりにくい事はよくあるそうです。漢字の読み方がわからないが字でニュアンスは分かる時があったりするため、ローマ字だとかえってわからないなどアジア圏だからこその意見もありました。仕事の上で分かりづらい日本語で説明されたのに「はい」と言ってしまったためにわからないままの時も多いと言います。私はここから
①表記は漢字+ひらがなに変える
②銀行、市役所への分かりやすい日本語での文書、システム作成への提言
が出来るのではないかと思いました。

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平成29年8月19日 「模擬国連会議灘高練習会」参加

灘高校視聴覚室において、創造科学科1期生(2年生)の生徒1名が、「模擬国連会議灘高練習会」に参加しました。詳細は以下の通りです。本校のほかに灘校、西大和高校、神大附属高校から19名が参加しました。

【議題】Gender Equality and Women’s Empowerment (ジェンダー平等と女性のエンパワーメント)

【議場設定】United Nations Commission on the Status of Women(国連女性の地位委員会)

【大使】シングルデリゲート

【使用言語】公式/非公式/決議:英/日/英

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〈生徒の感想〉

今回の練習会が初めての模擬国連の体験だったが、振り返って出来たことが1つだけある。各場面に自分がやるべきことを分析できたことだ。残り時間と今の議場の流れを把握し、自分は今一体何をすべきなのか、どのリーダーについて行くべきなのかを考えることができた。終了後には、全日本高校模擬国連大会で優勝しニューヨークに派遣された灘高校の先輩から詳しくレビューをして頂いた。その中で特に印象に残ったのが次のことだ。①自分の国について他の大使が何かアドバイスをくれることは絶対にないこと、②大使の集中力が切れたら担当国が議論を放棄したのと一緒だということ、③大切なのは他国や議場全体にどれだけの影響を与えられるかということだ。今回の練習会では、私は「米国の大使」として参加している自覚がなかったと思う。担当国だった米国は3億人以上の人口がいる。その人々の意思を背負って来ているということを把握できてなかったので、先述のレビューはとても衝撃を受けた。また私はかなり控えめに参加してしまい、正直いてもいなくても議論に大した変化は生まれなかっただろう。もっと自分が周りに影響を与えていくような意識を持って議論に加わりきたい。今回の練習会は会議自体も、その後のレビューも非常に役に立った。主催して頂いた灘高校の先生と生徒に感謝したい。

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平成29年8月8日~10日 大阪大学FGLC(フューチャー・グローバル・リーダーズ・キャンプ)

大阪大学において実施されたFGLC(Future Global Leaders Camp)にグローバルリサーチⅠ受講生(1年)1名が参加しました。2泊3日で大阪大学豊中キャンパスで行われ、グローバルな社会課題について全国から集まった高校生同士で探究活動を行いました。本校生が所属したグループは「核兵器の廃絶」をテーマにグループ研究を行い、最終日に成果を発表しました。8グループ中3位に入り表彰を受けました。

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<生徒の感想>

今回大阪大学のFGLCの活動に参加して特に良かったと思ったことが2つある。1つは、論文の正しい書き方について詳しくわかったことだ。ただ、自分の意見を述べていくのではなく、順を追って段々と自分の意見が正しいと言うことを証明しなければならないのだとわかった。そうして考えてみると、自分が事前課題として送った論文は論文と呼べるものではなかったと思う。今書けばより良いものができると思う反面、細かく詳しく絞ってしなければならないので、うまく書けないかもしれない。いずれにしても今回学んだことは、今後のグローバルリサーチの活動だけでなく、大学のプレゼンの発表や、社会に出た後の事に役立っていくだろう。自分が論文を書くときに、細かくテーマを絞りながら、主題、トピック、仮説を立てていきたい。2つ目に常識という言葉についてだ。私たちは、核兵器の廃絶というテーマでしていたのだが、そもそも核兵器を廃絶する必要性はあるのかと投げかけられた。他のグループでも今まで私が常識と思っていることを投げかけられていた。そのことについて、私は常識ということは、今現在の国際社会において、存在しないのかもしれないと思った。住むところも文化も違う人々の考えが完璧に一致している事例はあるのだろうか。よく考えてみれば、ないのかもしれないと思った。私たちが考えていることは、地球の反対側にいる人からしてみたら、非常識なのかもしれない。そうしてみると、論文を始めていく時に、「こういうことは常識ですよね、だからしなきゃならないんです。」という考えは間違っているのだろう。特に、国際社会という、正解がなく、不特定多数の人を対象にする論文についてはなおさらそうなのであろう。今回のFGLCの活動は、今後の活動だけではなく、生涯にわたって役に立つヒントが様々なところに散りばめられていた。これからますます発展していくであろう国際社会で生きていく上ではこの上なく重要であるだろう。それだけでなく、世界には解決していかなければならない問題が山積みになっていることがわかった。自分が少しでもその解決に関わればいいと思う。また、課題研究のテーマについて、大まかなところは決まってきたと思うので、細かく主題を絞っていきたい。

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平成29年8月8日 創造基礎B FW「長田神社前商店街PRプロジェクト」

本校学科準備室において、「観る・魅る・見つける!長田神社前商店街PRプロジェクト」をテーマに研究をしている創造科学科2期生(1年)社会科学分野2班の生徒3名が、長田区のまちづくりをサポートしているまちづくり株式会社コー・プランの吉川健一郎氏からお話を伺いました。

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〈生徒の感想〉

吉川さんから、気仙沼と長田を比較した時の長田の良さを話してもらうことで、長田神社前商店街の課題がより明確にわかったと思います。長田神社前商店街には、商店街にまだ足を運んでいない潜在的なお客さんがいるので、その方々にどうやって興味を持ってもらうか、買い物に来てもらうかが重要なのだとわかりました。そのためには、スーパーと商店街の違いなどについて、私たちの視点から商店街内のお店に対して意見を言うことで商店街の人にとって刺激となるのではないかと考えました。また、その調査を行うにはきちんとした評価基準を確定すべきだとも考えました。今後も商店街の方々とコミュニケーションをとっていき、長田神社前商店街をよりよくする活動を続けていきたいと思います。

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平成29年8月4~6日 創造基礎B FW「空き地(元駒ヶ林水族園)の除草作業」ボランティア

長田区駒ヶ林地区の角野邸において、「芸術と空き地でつながりを」をテーマに研究している創造科学科2期生(1年)社会科学分野1班の生徒5名が、空き地の除草作業を開始しました。炎天下の中でしたが、小國さんの呼びかけのもと地域の方々が多く手伝いに来て下さり、共同作業を通して生徒と地域の方々との交流もありとても有意義な時間となりました。

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〈生徒の感想〉

今日のフィールドワークでは、前回除草剤を撒いた駒ヶ林の空き地の草抜きをした。炎天下の中だったが、事前に小國さんがFacebookで呼びかけてくれていたおかげで多くの人が集まって下さった。苦労した点はやはり肉体労働には限界があるということだ。私自身もすぐバテてしまった。真っ昼間はやはりしんどさもあると思うのでこういう活動を行う際の時間帯をきちんと配慮して考えれば良かったのかもしれない。作業はスムーズに進み、ゴミ袋は40袋以上あったように思う。安全に配慮しながら協力して作業を進めることができた。(8月4日)

5日の時点で防草シートも半分以上しきおわっていたので、今日は残りの防草シートをひいて、仕上げにかかる活動となりました。昨日と同じようにまずシートをまっすぐしいて、重ねしろを針でとめていく作業がメインで、他には午前中に地域の方が集めてくださったトタンを預かってくださる方のトラックに積み上げる作業や40個近くあるゴミ袋を道路のゴミ置き場に運んだりしました。地面に岩があったりして、針が埋め込めない場所は岩や石で固定し、防草シートが浮かないようにしています。(8月6日)

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平成29年8月1日~8月3日 東京みらいフロンティアツアー(ブログ記事まとめ)

8月1日~8月3日に実施した平成29年度東京みらいフロンティアツアーのブログ記事をまとめました。

平成29年8月1日 東京みらいフロンティアツアー 1日目

平成29年8月2日 東京みらいフロンティアツアー 2日目

平成29年8月3日 東京みらいフロンティアツアー 3日目

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平成29年8月3日 東京みらいフロンティアツアー 3日目

ツアー最終日も全員元気で、ホテルのチェックアウトを済ませて、班別研修をスタートしました。今朝も昨日同様、非常に涼しい朝となり、今日も気持ちよく研修に出かけました。今年も、希望者を対象に東京大学キャンパスツアーを実施し、昨年の2倍以上の生徒が参加しています。大学院工学研究科1年の東坂先輩、法学部2回生の飯田先輩の2名の先輩が来てくれて、本郷キャンパスでいろいろな話を聞かせていただきました。今年は東大オープンキャンパスと重なったため、本郷キャンパスも全国から高校生が訪れかなり賑わっていますが、兵庫高校生しか味わえない先輩からのアドバイスをたくさんいただき、とても有意義な時間を過ごすことができました。

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東大ツアーに参加者していない生徒たちも、事前学習で計画したプランで班ごとに研修を実施しました。

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班別の研修を終え、15時に東京駅丸の内南口に集合し、15時30分発のぞみ45号に乗車しました。新神戸駅に到着後、18時30分に新神戸駅で解散しました。全ての研修を全員で順調に、そして主体的に実践し、大きな成果を得ることが出来ました。今後はこの研修の成果をレポートにまとめ、課題研究や進路選択に生かしていきます。

 

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平成29年8月1日 東京みらいフロンティアツアー 1日目

平成29年度東京みらいフロンティアツアーは、普通科グローバルリサーチⅠ受講生(1年)29名、創造科学科生2期生(1年)31名の60名が参加し、SGH事業の一環として、今日から2泊3日の日程で実施します。

今日は6時45分に新神戸駅に集合し、予定通りのぞみ108号に全員乗車しました。

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1日目の研修は、2つのコースに分かれます。

コースAは立川へ移動し、統計数理研究所、極地研究所、国文学研究所資料館、国語研究所の4研究機関を訪問しました。最初に本校OBでもある田村副所長より歓迎のご挨拶をいただいたあと、A班、B班に分かれての各研究所を見学しました。特に、統計数理研究所にあるスーパーコンピュータの大きさと迫力に圧倒され、国文学資料館においては本の格式を一目で見抜く方法を教えていただき、文理に関わらず複眼的な視点で考えることの面白さと重要性を学びました。後半は、各研究所の先生方から講義をいただき、極地研究所で行われている南極観測の最新事情や国語研究所のことばの変化と心理統計についてのお話に強い関心を抱きました。

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コースBは東京駅で下車し、歩いて味の素ファンデーションに向かいました。最初に味の素で行われている事業についてお話をいただいたあと、実際にベトナム味の素でグローバルリーダーとして活躍されていた本橋前社長より、現場の最前線でベトナムの栄養プロジェクトと給食プロジェクトを成功に導かれた話を聞かせていただきました。これらベトナムの国家プロジェクトにもっとも強く関わられた方の貴重な体験談を聞き、世界規模で活躍することの意義や喜び、そして海外で現地の方々とコミュニケーションをとって事業に携わる苦労ややりがいについて熱く語っていただき、生徒からもたくさんのするどい質問が飛び交いました。また、今年も海外で勤務された方々と一緒に食堂でランチをいただき、 美味しいご飯をいただきながらいろいろな会話をさせていただきました。その後、日本ASEANセンターへ地下鉄で移動し、アセアンに所属する国々の現状や日本との関係について学びました。その中で、カンボジア人スタッフから英語でカンボジアの紹介をしていただき、最近カンボジアに登場したイオンモールと日本のイオンモールの違いを見つけ、それぞれの国の事情がどのような形で現れているのかをみんなで議論しながら考え、話し合いの内容を各班でプレゼンテーションして、全員で共有しました。生徒たちは、アセアン諸国について詳しく学ぶことで非常に興味をいだきました。

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夜は、兵庫高校のOB会である東京武陽会の先輩方に招待していただき、夕食を兼ねて懇親会を開いていただきました。17名もの武陽会の先輩方にご参加いただき、一緒にご飯を食べながら、兵庫高校という共通の話で世代を越えた繋がりを感じつつ、改めて兵庫高校の人脈の広さと深さ、兵庫高校だからこそ得られる絆の強さを実感しました。生徒たちの主体的に先輩から学ぼうとする姿勢に先輩方もいろいろな形で応えていただき、とても有意義な時間を過ごすことができました。最後に、今日行われた全国高校総体の陸上男子800mで見事に優勝した高橋君の全国制覇を、全員でお祝いしてお開きとなりました。

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明日は、このツアーのハイライトである5つのコースに分かれての訪問学習を行います。

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平成29年7月31日 創造基礎B FW「空き地(元駒ヶ林水族園)の除草作業」ボランティア

長田区駒ヶ林地区の角野邸において、「芸術と空き地でつながりを」をテーマに研究している創造科学科2期生(1年)社会科学分野1班の生徒5名が、過去に先輩が同じく創造基礎Bの活動で空き地に芸術で作った水族館をリニューアルしようとの考えのもと、初めての実践活動に入りました。まずは雑草が生え、ゴミが捨てられて荒れ果てた空き地の清掃を行ったり除草剤を撒きました。今後は草抜き作業を進めていく予定です。

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