平成29年7月28日・29日 関西学院大学「高校生国際交流の集い2017」

関西学院大学において、創造科学科2期生(1年)5名、グローバルリサーチⅠ受講生(1年)4名、SGH対象以外の生徒(1年)2名の計11名が、1泊2日で開催された高校生国際交流の集いに参加しました。

内容は関西学院の大学生と日本の高校生と留学生と一緒にレクリエーションを楽しんだり、社会課題についてグループに分かれてディスカッションを行いました。最後には社会課題の解決策を英語で発表しました。

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〈生徒の感想〉

今回の高校生国際交流は、「楽しかった」の一言に尽きます。最初はお互い人見知りしていた相手も最後にはハグで別れを惜しむような一泊二日でした。ディスカッションがメインの交流でしたが、それを通して学んだことは「発言しなければ意味がなくなる」ということでした。これはもちろん日本語でのディスカッションでも同じことですが、英語に自信がない私にとってその重みは段違いです。確かに拙い英語ではうまく伝わらず、もどかしい思いをすることもありました。しかし、それでも何か言えば相手もそれを理解しようとしてくれます。それはきっと言語に関わらずディスカッションの本質なのだと身をもって感じることが出来ました。また、私は留学生と仲良く出来るかなとドキドキしながら今回のキャンプに参加したのですが、それはすこし違うのだなとキャンプが終わった今では思います。なぜなら、自由時間に遊んで、くだらないことを話して笑って、挨拶をする中に「留学生」と「日本人」という区別は全くと言って良いほど無かったからです。外国人だと身構えることは(もちろん言語や文化の違いで意思疎通が難しくなる場合もあると思いますが)本当は必要ないのだと思うことが出来ました。私も「日本の高校生」としてではなく、ただの「私」として、楽しい友達ができたことがとても嬉しいです。今回のキャンプは本当に楽しくて、有意義な体験だったと思います。来年度も是非参加したいと思いました!ありがとうございました!

まず、とてもとても楽しかったです。そして、獲得できる賞を全てとることができて、とてもとても嬉しいです。昨日、初めて留学生の子やチームメイトと顔合わせしました。留学生の子が日本語を話してくれたとき、嬉しかったです。やっぱり、母国語を話してくれたら嬉しく思います。だから、次、私が外国人と話す機会があれば、日本語ではなく、できるだけ相手の言語で話せるよう頑張ります。1日目の夜、留学生に、私の将来の夢と、先日参加した看護師体験の話をしました。専門の語も多く、ちゃんとした文で話すことはできませんでした。でも、ジェスチャーや自分の知っている単語をつなげて、なんとか伝えることができました。しっかりとは話せなくても相手に伝えようという気があれば伝えることができると思いました。これからは、「伝わらないだろう」ではなく、「とりあえず伝えてみよう、わかってもらおう」に変えていきます。また、相手の話を聞く姿勢も大切だとわかりました。頷いてくれたり、「わかるわかる」と言ってもらえると、安心して話せたし、嬉しかったです。今回のプログラムでコミュニケーションについてたくさんのことを学びました。また他文化の人と話すのはとても楽しかったです。来年もぜひ参加したいです!

二日間というとても短い期間ではありましたが、自分の今の知識や能力といったものを再認識できたような気がしてとても良い経験になりました。自分自身、英語で会話等する機会がよくあったので、ディスカッションもまた同様にできるであろうと思っていましたが、現実はそこまで甘くなく、日常会話とはまた違った難しさあって、新たな課題だと思いました。ディスカッションの向上にはやはり何回も経験してそのつど新しい事を一つずつ学んでいくしかないと思ったので、今後またこのような機会があれば積極的に参加して自分の力を伸ばしていきたいです。

「高校生国際交流の集い」は、僕にとってとても充実した2日間でした。この2日間で、良かったところと課題があるところをふりかえろうと思います。まず、良かったところです。我々が普段、外国人と関わる時といえば、ALTの先生と話すときくらいです。僕はこれまで、同年代の他国の人とお喋りをする、ましてや国際問題について討論したことなど一度もありませんでした。つまり、何が言いたいかというと、たった500円で他国の同年代の人と話す機会をあたえてもらったということです。同じチームでプレゼンの準備をし、運動会をしたことで、短時間で仲良くなれました。プレゼンは惜しくも賞をとれませんでしたが、来年絶対リベンジしようと思っています。このような素晴らしい機会を与えてもらって感謝しています。以上が良かったところです。次に課題があるところですが、自分の課題と全体の課題について書きます。自分の課題は、英語が思うように話せなかったことです。プレゼンの準備の時でも、高3の人と留学生が中心となっていたので、自分は聞いてうなずくのが精一杯で、言葉を考えてそれを英語にして口に出すという一連の作業のスピードは英検2級をもってしてでもネイティブの人には敵わないということがわかりました。しかし、この経験が英検準1級をとるための第一歩だと思うので、ここから勉強を始めたいと思います。全体の課題は、一言でいうならば「消極性」です。それは夜のレクリエーションでのことでした。自由タイムみたいな感じでしたが、日本人は日本人で集まり、外国人は外国人で集まって会話していて、僕もその1人でした。あの時、勇気を出して話しかければよかったと少し後悔しています。来年は、これらの課題を解決できるように、ALTの先生との勉強を頑張っていこうと思います。

私にとってこの国際交流の集いは大きな未知の世界を冒険したようなものです。ディスカッションがすべて英語なだけではなく、朝から晩まで日常会話が英語なのは初めての経験でとても刺激を受けました。最初はとてもとまどい、自信があった積極性すら失いそうになってしまいましたが、時間が経てば、英語で会話することを楽しむことができるようになっていました。会話といっても、完璧な英語は喋れるわけではありません。そこで1番大事なのは積極性だと改めて学びました。相手に伝えようとしなければ相手も聞いてくれません。留学生と喋る時は特にそう感じました。2日間で数え切れないほどの事を吸収でき、本当に有意義な時間を過ごせました。これからグローバルな社会で生きていくにあたって、この国際交流に参加できたことは本当に意味のある、素晴らしい経験だったと思います。参加できたことがとても嬉しく、来年も参加したいなと思います。

今回高校生国際交流の集いに参加したことで、自分の英語を使ってコミュニケーションする力の低さを痛感しました。オールイングリッシュで行われたディスカッションではn留学生の意見を聞き取ることが難しく、理解できてもそれに対する自分の意見を伝えられませんでした。私と留学生や意見を話していた人の違いは、もちろん基本的な語彙力や知識はありますが、「ノリの良さ」だと思います。私は話す前に考え込んでしまいました。しかしそうではなく、思ったことを笑顔でまっすぐに言えば相手も理解してくれると感じました。実際に発表の練習中、不安なところを留学生に聞くとき、手を使ったり笑顔で話してみると伝わり、簡単な英語で説明してくれました。お互いの思いが通じたときはとても嬉しかったです。最終発表ではチームで劇をし、やり切りました。結果は残念だったけれど、私のチームは一番盛り上がっていたし、絆も深まったと思います。悔いは残ったけれど、この集いに参加したことでもっと英語を話せるようになりたいという思いが強くなり、とても貴重な経験をすることができました。来年もチャンスがあれば参加したいです。

私にとって、この国際交流は一生の思い出となったと思う。なぜならば、新たな発見や自分自身の成長、一生の宝となるような友人、そして何より楽しかったからだ。初めの方は、ディスカッションのことばかり考えていて、緊張していた。しかし、運動会によって思った以上にチームの仲が縮まり、全力で楽しんでいた。いよいよ始まったディスカッションでは事前に考えていた自分の意見ははっきりと伝えることができたが、その場で出された質問に対しては、英語で発言するのが合っているのか不安であまり積極的にできなかったことを今とても悔しく思っている。だから英語を上手く話せるようになりたいと強く思っている。そのために普段の授業は真剣に集中して細かい先生の発言も聞き逃さずメモをすることから始め、英会話を習いたいと思う。また最初は休みの時間でも英語に自信がないので、外国人と話したいという気持ちは山ほどあったけど積極的に話しかけられなかった。でも、時間が経つごとに日本語で良いから話しかけたいと思うようになり、たくさん話して仲良くなることができて嬉しかった!!このような経験から、私はもっと英語を学ぶべきということを知れたし、ディスカッションをスムーズに進めるためにも外国人と仲良くなるためにも積極性がとても大切だなと思った。また、たくさんの自分とは異なった考え方や自分の知らない知識を持っている人から様々なことを学ぶことができ、自分の視野もとても広がって良かった。たくさんの素敵なイベントの中で互いに刺激し合える大好きな友人と出会うことができ、仲を深められたのは本当に一生の宝である。来年はもっと英語力も積極性もレベルアップして、この企画にぜひ挑みたい!!!

カテゴリー: グローバルリサーチ, 創造科学科2期生   パーマリンク

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