平成29年7月27日 ベトナム研修5日目 フエ班

フエ班16名は、午前中フエ医科薬科大学の構内にある介護員養成施設を訪れ、将来介護士として日本での活躍を夢見るべトナムの学生と、交流を行いました。この施設では、フエ医科薬科大学と青森社会福祉振興団が締結して「介護人材育成コース」を開設し、ベトナムの看護師資格をもつ学生が、1年間で基礎的な介護技術と日本語能力を養成することを目的にしています。10名の学生とともに4つのグループに分かれ、それぞれのグループで日本とベトナムのいいところを日本語で話し合いました。生徒たちはできるだけわかりやすい日本語でベトナムの学生に話しかけ、互いにそれぞれの国の良いところをアピールしていました。最後にそれぞれのグループの代表が、グループで話し合ったことを日本語で発表し、みんなで日本とベトナムを共有しました。生徒たちは、1年間で学んだ日本語で一生懸命話をするベトナム学生の学ぶ姿勢から、大きな刺激を受けていました。

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交流後、フエ市内の世界遺産を訪れ、ベトナム最後の王朝であるフエの歴史を学びながら、ベトナムの文化に直接触れました。まず最初に、フエ王朝最後の王様・カイディン帝が眠るカイディン帝陵を訪れ、中国文化と西洋文化の両方で造られている豪華な建物に圧倒されました。その後、王様が住んでいた都を訪れ、カイディン帝陵とはまた違うベトナムらしい建造物の美しさに、フエの魅力を感じ、ベトナムの文化について学びました。

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ベトナム最後の夕食は、フエの王様が食されたといわれる宮廷料理をいただきました。レストラン内では、王様やお妃様が来ていた着物が用意されており、実際に着用させていただいてフエの王様になった気分も味わうことができました。最後までベトナムの素晴らしさを肌で感じ、ベトナムを最大限満喫できました。名残惜しさを残しつつ、予定通りの飛行機でフエを後にして、ハノイへ向かいました。

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