「自然科学部」カテゴリーアーカイブ

自然科学部 東灘小でのイベントに参加、サハラ砂漠の砂プレゼント、化石堀体験、他

2018年2月4日(日)自然科学部が、青少年育成協議会東灘支部の主催のイベントで「サハラ砂漠の砂TOUCH!」や「化石堀り体験」などを出展しました。

  

毎年、この時期に東灘小学校のグラウンドで行われている防災かまどでつくる「焼き芋会」に、今年は初めて自然科学部が出展しました。

くしくも東灘の校名が同じご縁と地域を同じくしながら、東灘小学校と東灘高校とは、なかなか共に活動することがありませんでした。
 
そこで、今回は絆を深めること、交流することを目的に実施しました。
 
初めてということもあり、事前に主催者と綿密に打ち合わせを行い、「小学生も高校生も保護者もPTAも、楽しもう!」をコンセプトに様々なことにチャレンジしました。
 
・サハラ砂漠の砂にTOUCH!
・サハラ砂漠の砂をプレゼント!
・化石ほり体験&化石のプレゼント
・化石展示
・紅葉するしおり作り&しおりのプレゼント
・葉拓つくり 
・シャボン玉連射機をつかったシャボン玉つくり
・恐竜の塗り絵
・お野菜&サイエンスの〇×クイズ
 
 
本物の、サハラ砂漠の砂に触ってもらいました!
 
 
内容が盛りだくさんでしたが、青少年育成協議会東灘支部の皆さま、本庄中学校の皆さま、東灘小学校の先生方、の協力のおかげで、みんなが楽しめるイベントになりました。本当にありがとうございました!

自然科学部 本山南中学校、明石高校顧問、専門家とのフィールドワーク

1月13日(土)自然科学部は、本山南中学校の理科部の顧問と中学生、明石高校の理科部の顧問、地域の専門家、総勢約20人でフィールドワークを行いました。

 

(1)ハゼノキの実から木蝋をとるワークショップ
(2)兵庫県高等学校総合文化祭自然科学部門の口頭発表の内容を中学生へ向けてプレゼン
(3)砂金掬い体験

稲荷神社の北の公園でハゼノキの実を山ほど拾い集め、水から煮だし、蝋を分離させるワークショップを行いました。

次に、県総文の内容を中学生へ向けてプレゼンしました。
2017年中に本山南中の理科部の生徒と2回ほど化石調査を行っており、その成果がどのように発表されているのかを実感してもらいました。
中学生は全員、熱心に耳を傾けていました。

昼食後、専門家の指導のもと、砂金掬い体験を行いました。
中学生は慎重にパンニングを行っていました。
小さな金の粒を1粒見つけた中学生が居ましたが、残念ながら、その後見失ってしまいました。

朝日新聞の記者が来られて、インタビューと写真撮影を行いました。
翌日には朝日新聞阪神版の朝刊に掲載されました。
本山南中の生徒と、本校の部員のコメントも掲載されました。

本山南中の理科部の生徒が縁あって本校に入学された際は、ぜひ、自然科学部に入部してくれれば、と感じています。

これからも本山南中学校の理科部をはじめ、近隣の学校とも連携して活動を行いたいと考えています。

 

自然科学部 砂金採取 in 加古川

11月25日(日)、自然科学部は、明石高校の理科部の先生や生徒、そして、専門家の方とともに、加古川のとある場所へ砂金採取に行きました。

専門家の方に金の特性や探し方のコツ、を教えていただきました。

バケツで山盛りいっぱいの砂を丁寧に丁寧に洗い流し、選別し、やっと目に見えるギリギリの大きさの砂金が1粒入っているか入っていないか、でした。

その砂金1粒にたどりつくまで、洗い流す水や砂の動きを観察し、どうすれば砂金だけがうまく残るか、試行錯誤し、部員それぞれが創意工夫をしました。

部員にとっては、人生で初めての砂金採取でしたが、なんとか採取することができました。
とてもよい体験をすることができました。

自然科学部 兵庫県高等学校総合文化祭 口頭発表・ポスター発表

11月11日、12日に行われた、兵庫県高等学校総合文化祭の口頭発表、及び、ポスター発表に出場しました。

自然科学部は今年で3回目の出場です。ただ、これまでは活動報告でしたが、今回は初めての研究発表です。事前の準備がこれまでとは段違いに大変でした。

これまでの活動を全て振り返り、どの部分が研究として適しているか?から探り始めました。
そして、仮説を立て、検証し、また仮説を立てなおして…を何か月も行いました。

9月には、化石調査に協力していただいている、学校外の方々約20名とともに現状の課題や今後の展望などを協議する場も設けました。

9月後半からさらに質もあげ、本気で向き合って来ました。

本番の前日の練習でも変更を繰り返し、最後まで良いものを求めました。

そして当日、部員たちは全力を尽くし、発表態度や内容ともに、過去3年間の中でも1番素晴らしい発表をすることができたと確信しています。

しかし、他の学校の発表はさらに素晴らしく、私たち東灘高校自然科学部は、残念ながら入賞を逃し、大変悔しい思いをしました。

ただ、この悔しい想いは、本気で向き合ってきたからこそ、感じる感情です。
13日の放課後、私たち自然科学部は、他の学校と比べて何が足りなかったのか、来年度に向けてどうすればいいのか、ブレインストーミングとKJ法で徹底的に議論しました。

そして、今は私たちにできることが一つ一つ見えてきました。

それは、「発表者本人の理解度」と「高校生らしい具体的な手段」です!

来年度は必ず、入賞する!
そんな気持ちで新たな一年をスタートさせています。

どうぞこれからも応援よろしくお願いします。

 

自然科学部 7月29日 本山南中学校との神戸層群の合同調査

2017年7月29日に本山南中学校の理科部の教員2名や生徒16名とともに、神戸層群の合同調査を行いました。

今回の調査の目的は、神戸層群の化石調査とともに、これまで発見した露頭の中から、最も化石広場に適する場所を選定し、その場所の広さの計測や周辺環境の記録です。

自然科学部の生徒は場所の計測やスケッチを行いました。
中学生は化石の発掘を行い、巨大な倒木の化石や新たに複数の化石を発見することもできました。

当日は、真夏の日差しでしたが、事前に熱中症の予防や対策をしっかり伝えていたこともあり、熱中症になる生徒はおらず安心しました。

今日の内容を報告書にまとめ、土地管理者に提出する予定です。

今後ともよろしくお願いします。