「地域貢献事業」カテゴリーアーカイブ

H28 12月20日 防災避難訓練・地域合同防災協力会議

1時間目は、地震を想定した避難訓練を行い、全校生徒は体育館に避難しました。
教頭先生から講評があり、良かった点と改善点について指摘がありました。

良かった点としては、全てのクラスに急きょ決めた数人の行方不明者を、きちんと把握できていたことでした。
改善点としては、訓練とはいえ緊張感のレベルを上げよう、という点でした。

s-dsc04142

2時間目は、自衛隊兵庫地方本部長 六車昌晃 一等陸佐にお越しいただき、防災講演会を行いました。

テーマ「体験的防災論」

s-dsc04175 s-dsc04161 s-dsc04176

六車様がこれまで体験した、阪神大震災や東日本大震災での救援活動を元に、お話していただきました。

その中で「自助~公助~共助」が防災や避難生活にとって重要である、とのお話がありました。

また、「ここにいる高校生の皆様は保護者の方にとって“子宝”で地域や社会とっても“宝”です。まずは、自助の精神で自分の身を守るすべを知って、防災に役立ててほしい。」と、強調されました。

この講演会で、避難訓練は「自助」の経験であることを知りました。

3時間目は、体験型防災訓練です。

各学年やクラスごとに、様々な体験を通して、防災の大切さを知り、「公助」につながる人命救助の体験をすることができました。

s-dscf3618 s-img_0278 s-img_2894 s-img_2987 s-img_2962 s-img_2944 s-img_2840 s-img_3005 s-2016-12-20-14-40-13-683 s-img_2924 s-img_2999

 

4時間目は、各ホームルーム教室で、誘導避難シミュレーションを行いました。

テーマ「もし、学校が避難所になった時(避難所の部屋割り)」

性別、年齢、家族構成にばらつきがある家族(14家族)を、どのように配置するかについて、個人ワークとグループワークを行い、最後に各班ごとに発表を行いました。

s-img_3044 s-img_3027 s-dsc04263

それぞれの教室で、様々な意見が活発に飛び交い有意義な時間となりました。
例えば、以下のような意見が出ていました。
「高齢者を若い人と一緒にしてけば、助けあって生活できるのではないか」
「指令本部には電源が必要なので、1Fにすべき。しかし、そうなると物資の部屋から遠くなってしまう。では、物資の部屋の管理はどうすればよいか。」
「生後10か月の赤ちゃんがいる家族は、他の部屋から離れたところに配置する必要があるのではないか」

と、自分が避難所を運営する側に立ったときのシミュレーションを行いました。このようなグループワークを通じて「共助」の精神に触れることが出来たと感じています。

また、避難訓練と並行して、11:30から「地域合同防災協力会議」を開催しました。

深江地域の企業や自治体の方々にお越しいただき、地域の防災について話し合いました。
各企業の取り組みや、今後の防災対策について共有することができました。

s-1 s-img_0302

熊本ボランティア3日目(微力ではあるが無力ではない)

3日目は、熊本大学ボランティアチーム「熊助組」と一緒に、竹で水鉄砲を作り、被災地の子どもたちと過ごすAグループと、被災状況や生活情報を載せたフリーペーパーを、各家庭に配布するBグループの、2つに分かれて活動しました。昨日の力仕事とは違って、【癒し】を届けることがねらいでした。

Aグループは、「震災の時、神戸から私たちのために来てくれた。一緒に遊んでくれた。」と、子ども達の記憶に残るようなひと時にしようと、笑顔を絶やさず活動しました。

Bグループは、会話をすることで、被災地の方々の日ごろの悩みや将来への不安など、心の内を吐露してもらい、少しでも気が紛れ、わずかでも軽い気持ちになってもらう【心のサポート】を意識しながら、活動できたと思います。

どちらのグループも、子どもたちや高齢者の方から、「わざわざ遠くからありがとう」と労っていただき、微力ではあるが無力ではないと、感じたのではないでしょうか。

その日の夜、帰路のフェリー内で今回の活動を振り返り、各班ミーティングを行いました。その中でどの班も「今回の活動をこれからどうつないでいくか」というテーマを取り上げており、みんなの中にこの活動からスタートしようと、小さな火が灯されたと思います。

s-DSCN7901 s-DSC_0175 s-DSC_0156 s-IMG_0508 s-DSCN7906

 

熊本ボランティア 1日目

8月5日(木)、熊本ボランティア 1日目
生徒20名と職員6名が熊本地震の被災者支援ボランティアに出発しました。

夕方7時にさんふらわあで神戸を出港、翌朝6時過ぎに大分到着の予定です。
船内では、明日以降の活動についての諸注意や、班ごとに分かれて各自の目標を話し合ったりしました。

明日は阿蘇郡西原村での片付け作業ボランティアを実施する予定です。

 

 

熊本ボランティア初日 熊本ボランティア初日

神戸四校合同 東北ボランティア 4日目


7月28日(木) 神戸四校合同東北ボランティア活動 4日目

朝8時に宿舎を出ました。
神戸まで約1100㎞、再び12~13時間の長旅です。

この四日間はいろいろなものを見て、感じて、体験しました。
この体験が参加した生徒の一人一人にとって、大切な何かを見つける機会になればと思います。
今年度の東北ボランティアを支えてくださった全ての皆様に感謝しています。

 

image

ボランティア同好会 東部市場まつり 7月23日

ボランティア同好会 東部市場まつり 7月23日

毎月1回の東部市場まつりに、今回もお手伝いに行ってきました。

これまで何回かこのイベントについて書いていますので、今回は、この東部市場まつりの由縁について書いてみます。

10年前に東部市場郵便局に赴任してきた局長が、東部市場のシャッターが増えていくことに危機感を覚え、東部市場の活性化を目指して、9年前からコツコツと声をかけ始めました。
局長の熱意が実を結び、継続してきたことが地域に広まり、今では月1の市場祭りを楽しみにしている人が押し寄せるように朝早くから並んでいます。

そして、声をかけ始めて3年、いまから6年前に初めての東部市場まつりが始まったのです。

いまでは「毎月第4土曜は東部市場まつり」と定着しており、東灘高校も3年前からお手伝いをさせてもらっています。

東部市場まつり 東部市場まつり 東部市場まつり

この日は、年に一度の冷凍庫体験です。
生徒は、参加者の誘導をした後、一緒に―20℃~-25℃の世界を体験してきました。

水でぬらしたタオルを振りまわすと数秒ほどでパリパリに凍りついてしまいました。

東部市場まつり東部市場まつり