9月8日(木)、タイ王国より教育関係者交流事業の一環として、シーアユタヤ学校のポンタイ・キーリーウォングワッタナー先生が来校されました。
ボランティア同好会に出迎えられ、まずは茶道部のお点前を体験されました。
体育館に移動した後は、全校生徒へスピーチをされ、空手道部の演武をご覧になりました。
9月2日(金)5日(月)の2日間、オリエンテーションを行いました。
課題考査終了後、1年生は体育館に集合し、2学期に向けてのオリエンテーションが始まりました。
進路に関して考えなければならないこと、高校生活を安全に過ごすためにどうすればいいか、さらに学校行事のたびに成長する個人とクラスを作っていくことが必要だ、というという講話内容でした。
また、体育祭のプログラムにもある『クラス行進』の練習を行いました。完成度の高い仕上がりを目指し、クラスの団結はより強くなることでしょう。
このように全体で行うのは、集団の目標を上げていくことが狙いです。ただ漫然と過ごすのではなく、1日1日を大切にして、目標を見定めながら過ごしてくれることを願っています。
18日(木)19日(金)の2日間、本校でオープンハイスクールを実施しました。
神戸第1学区の中学3年生が約550名と、その保護者290名の方が参加していただきました。東灘生たちのプレゼン形式で、本校の学校生活(医療保育類型含む)を説明し、放送部作成の部活動紹介ムービーを見た後、体験授業と部活動見学ツアーに分かれました。
今回の運営は、資料作りをはじめ、プレゼン準備、部活見学説明、受付、誘導等、東灘生で準備しました。できるだけ【今の東灘高校】を知ってもらいたかったからです。体験授業では、医療看護・保育類型の授業で行っている【発達と保育】【看護医療探求】【ライフケア入門】【演奏法】の4講座を受講していただきました。
暑い日にもかかわらず、多くの中学生が東灘高校に関心を持ち、本校の魅力に触れる1日になったと思います。次は11月に実施しますので、ぜひご参加ください。
3日目は、熊本大学ボランティアチーム「熊助組」と一緒に、竹で水鉄砲を作り、被災地の子どもたちと過ごすAグループと、被災状況や生活情報を載せたフリーペーパーを、各家庭に配布するBグループの、2つに分かれて活動しました。昨日の力仕事とは違って、【癒し】を届けることがねらいでした。
Aグループは、「震災の時、神戸から私たちのために来てくれた。一緒に遊んでくれた。」と、子ども達の記憶に残るようなひと時にしようと、笑顔を絶やさず活動しました。
Bグループは、会話をすることで、被災地の方々の日ごろの悩みや将来への不安など、心の内を吐露してもらい、少しでも気が紛れ、わずかでも軽い気持ちになってもらう【心のサポート】を意識しながら、活動できたと思います。
どちらのグループも、子どもたちや高齢者の方から、「わざわざ遠くからありがとう」と労っていただき、微力ではあるが無力ではないと、感じたのではないでしょうか。
その日の夜、帰路のフェリー内で今回の活動を振り返り、各班ミーティングを行いました。その中でどの班も「今回の活動をこれからどうつないでいくか」というテーマを取り上げており、みんなの中にこの活動からスタートしようと、小さな火が灯されたと思います。