令和5年3月20日(月)に1年生進路ガイダンスを開きました。今回の目玉企画は大学生とのグループディスカッションです。年齢の近い大学生と進路について話すことでより自分事として進路を考えてほしいという狙いがあります。
まず1限目は高田宜孝様から「将来の夢・希望の実現に向かってこれからやるべきこと」としてお話いただきました。

初めに言われていたことは、今の勉強をしっかりとやっておくことが大切だということです。「この仕事にこんな科目が役立つのか、という意外な組み合わせがある。例えばアパレル関係で化学の知識。化学をしっかり学んでおけば化学繊維への理解が深まり、ファッションに関わるあらゆる仕事で役立つ。」とおっしゃっていました。次に「入学するまでに志望理由を固めておくことが大切だ。そうすると入学後の勉強に覚悟を持って真剣に取り組める。入学後に自分が想像していたキャンパス生活とギャップがあり退学してしまったり、勉強に前向きに取り組めなかったりする学生がいる。」とお話しいただきました。最後に入試に向けた取り組みについて「日々の学習の延長線上に入試がある。これまで、自学自習の習慣があまり身についていない人の場合、毎日決まった時間に机に向かうという習慣を身につける必要がある。」と話されていました。受講した生徒は「一番印象に残った言葉は高1・高2の勉強をしっかりとしておくということ。高校受験の時に中学1年・2年の問題がわからない時があったのでその重要性がよくわかる」と話していました。
2.3限目に目玉企画である大学生とのグループディスカッションです。大学での学習・生活、高校生活で悩んでいたこと、なぜ今の進学先を選択したか、進路決定に向けての心がまえや行ってきた学習方法、大学卒業後の展望、現役の高校生に伝えておきたいことなどを大学生は話していました。中には「まずは今自分のできることをやってほしい、自分がしていることで人に喜んでもらい、嬉しくてやりたいことが出てくる。仕事っていうのは誰かの役に立つということなので、今自分ができることで人の役に立てることを考えてみるといいと思う」などのアドバイスもありました。

大学生とのグループディスカッションの裏では大学・短大・専門学校系統別進学説明会が行われていました。ここでは具体的に進路先について知ることができます。例えば建築系の専門学校のブースでは実際に卒業生が作った設計図や建築CGシュミレーターなどが紹介されていました。



1限目の高田様もおっしゃっていましたが、1年生はまだ進路選択に実感がわかず後回しになってしまいがちですが、今から進路先について考えることはとても大切です。今回の進路ガイダンスで刺激を受け、自分の将来についてよく考えてください。応援しています!
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