令和4年度4月22日(金)1年生の東校オリエンテーションの中で進路指導部として次のような話をしました。

1 高校卒業後の進路を考える
卒業後に自分がどういう生き方をしたいのかを考えなければなりません。そのためにはどんな職業に就くのがいいのか、さらにその職業に就くためには大学進学か、専門学校進学か、就職がいいのかとさかのぼって考える必要があります。それらを考えるのには時間がかかるので、授業での進路学習に取り組んでさえいればいいというわけにはいきません。しっかり時間をかけて自分で考えていく必要があります。進路学習授業や進路行事はあくまでもきっかけであり、個別に進路について考えなければならないのです。
2 進路決定に備える
進路決定のための試験を受けるときには、3年間の記録(調査書)を進路希望先に送ることになります。そこには評定平均値や欠席、部活動や委員会活動についても記載されます。1年生の今の取り組みからすべてが記載されるという意識を持って日々の学校生活に取り組んでください。
3 学校のサポート体制
様々な進路行事を用意しています。進路ガイダンスや卒業生講演会などの全員が参加する行事や、希望者だけが参加するふれあい看護体験などがあります。どんな行事でも受け身の姿勢では何も身に付かないまま終わってしまう可能性があります。自分の進路を叶えるために、積極的に動きましょう。その他にもサポート体制がいくつかある中には進路指導室が含まれています。すでに1年生が4人も来室し、自分の進路について調べています。皆さん自身の大切な進路です。どうぞ前向きに取り組んでください。
4 学校の推薦
就職試験はもちろんのこと、校長先生に推薦してもらう入試方式がありますが、高校3年間しっかりと取り組んでいる人でなければ推薦できませんので、入学直後の今から頑張っておきましょう。
入学した一年生には、ひょっとすると途方もなく聞こえたところもあるかもしれません。ですが、顔を上げてしっかり聞いているその様子に少し、頼もしさを感じました。49回生の高校生活は始まったばかり、これからどんなふうに成長していくのか、楽しみでなりません。
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