生産ビジネス科1年生は、作物の栽培や動物の飼育など農業という産業の基本を学習しています。今回は、ヒヨコから育てたブロイラーを食肉として解体する学習でした。I君は、「初めての解体に包丁がおもうように入らなかった。」O君は、「スーパーに並ぶ鶏肉は、この学習のような工程があったことを知ることができてよかった。」と静かに語っていました。「命の尊さ」を肌で感じる貴重な時間となっていることを願います。









生産ビジネス科1年生は、作物の栽培や動物の飼育など農業という産業の基本を学習しています。今回は、ヒヨコから育てたブロイラーを食肉として解体する学習でした。I君は、「初めての解体に包丁がおもうように入らなかった。」O君は、「スーパーに並ぶ鶏肉は、この学習のような工程があったことを知ることができてよかった。」と静かに語っていました。「命の尊さ」を肌で感じる貴重な時間となっていることを願います。
いつもお世話になっている地域の方に、学校の活動を知っていただく機会として、丹波市役所春日支所にて緑化活動を行いました。今回は、お正月を意識した紅白のミニハボタン、黄色や紫色が艶やかなパンジーやシクラメンを配置したプランターを設置。春日支所を訪れる方に楽しんでもらおうと1年生が植え付けを行い、3年生が設置しました。設置後、春日支所の方々が水やり等をしてくださるおかげで、生き生きとしたプランターを保っています。ありがとうございます。
11月28日、課題研究草花班が「おばあちゃんの里 道の駅(春日町)」で緑化活動を行いました。これから、ますます下がる気温にも耐えうる『ミニハボタン』『パンジー』の寄せ植えを配置しました。お互いの引き立てあうように、魅力的に見せるように考えたデザインを是非、ご覧ください。
11月23日秋空のもと、丹波篠山市四季の森生涯学習センターにて行われた「たんばっ子!学びフェスタ]に、植物の発芽を楽しむ人形づくり教室を開きました。講師となった生徒は、農業クラブ役員15名。運営に協力する者、人形づくりを指導する者、教室へいざなう者と、各々の役割を担いました。この工作教室は以前に校内で開催した折に、ある生徒の「人形のボディーにお絵描きできるようにしたらおもしろいかも。」という発案から、改良を加えた内容でした。その効果もあって、夢中で色ペンを握る幼児たちの様子に嬉しくなりました。参加者いただいた皆様、この場を提供いただいた主催の皆様、ありがとうございました。
11月21日に食品ビジネス科1年生は、学習で育てたニワトリを解体し、28日に調理実習を行いました。その際には、大根や白菜や人参などの育てた野菜も併せて、「鶏肉のグリル」と「鶏だんごと野菜の汁」の2品を作りました。入雛から約3か月、大きくなるよう大切に育ててきたブロイラーを食することで、日頃、簡単に手に入る食材について一考する内容です。Y君は、「命の大切さをあらためて感じた学習だった。」とふりかえっていました。
生活ビジネス科「食と農業類型」の2年生と、氷上特別支援学校高等部 社会コースの2年生が交流を行いました。2回目となる今回は、本校で栽培をした、白菜や大根等の冬野菜を使ったメニューの調理実習でした。簡単で美味しくできる交流メニューをじっくり検討してきた生徒たち。「卵黄をスイートポテトに塗るから、卵白と卵黄を分けてくれる?」「うん、やってみる。」等と会話のキャッチボールを楽しみながら、3品を手際よく仕上げることができました。来校生徒のT君は、「3品の中では、白菜のドライカレーづくりが難しかったけれど、一番食べてみたい。」と、一緒に味わっていました。おもてなしの気持ちを込めてつくった飾りやレシピもご覧ください。
生産ビジネス科2年生の総合実習は、4部門に分かれて行います。技術部門のこの日は、農業生産には、かかせないトラクターの操作を学びました。安全に留意しながら、実際の操作を行いました。I君やK君は「初めて乗ったが、手順をわかりやすく学べたので、操作は簡単だと感じた。運転は楽しい!」と声がはずんでいました。
11月22日(水)の昼休み、県立丹波の森公苑にて丹波OB大学の受講生を前に、生徒が栽培したシクラメン、ガーベラを主とした鉢花の販売に行きました。その横では、女子バレー部の主将と副主将の2人が来年1月4日から始まる「春の高校バレー」出場に向けた応援をお願いしたところ、約1時間の間で、28,352円の応援募金をいただくことができました。丹波OB大学の受講生から「目標は?」と聞かれ、「全国優勝です!」と元気に答えていました。
丹波の皆様の声援、ご協力に感謝して全国大会頑張ってきます。
生産ビジネス科の2年生の総合実習は、4班に分かれて行います。果樹部門のこの日は、生徒たちにとって初めての剪定作業となりました。果樹の木は、風と光をとおすため、葉が落ちたころを見計らって行います。ひこばえ、胴吹枝、逆行枝、徒長枝だけを落としていきました。Z君は、「初めての剪定作業なので、どの枝を落とすのかは迷う。けれど、早く慣れていきたい。」と意気込みをみせました。
丹波市では、市の特産品に生産を広げようとしている「白雪大納言小豆」があります。これは、名のとおり、真っ白い肌の大きな小豆です。2~3年生の生徒が問題提議する「課題研究」において、この小豆の大きさが小さくならない栽培研究が行われています。今回は、「植え方」に注目し、1、2年生で学習した作物や野菜の植え方からヒントを得て、並列植え、千鳥植えの2つの方法を採用。この研究をしているグループのメンバーの一人、生産ビジネス科のS君は、「植え方や日々の管理がうまくいって、全長5.8ミリ以上の小豆ができた。」と喜んでいます。この日は、収穫後、乾燥させた鞘から小豆を外す工程でした。ひとつひとつ手作業で行い、規格外のものと選別しながら、研究内容の考察を行うために1つの鞘の中に入っている数や粒の大きさなどをさらに詳しく調査する予定です。