11月30日(日)、JVA第78回全日本バレーボール高等学校選手権大会の組み合わせ抽選会が行われ、全国52校の戦いがいよいよ始まります。氷上高校の初戦の相手は神奈川県第1代表・横浜隼人高校。一昨年、春高バレーの2回戦で対戦し、悔し涙を流した因縁の相手です。
今年のチームは、全国に届かなかった昨年度の悔しさを胸に、苦しい練習を積み重ねてきました。東京体育館のオレンジコートに立つことができなかった先輩たちの涙。その想いを受け継ぎ、再び挑戦する一年。伝統校としての誇りとプレッシャーを背負いながら、「一つでも勝ち上がりたい」という強い気持ちでここまで来ました。
県大会決勝では、日ノ本学園に2セットを先制されながらも諦めず、逆転勝利を掴み取りました。あの瞬間、選手たちの目に光ったのは悔し涙ではなく、嬉し涙――その涙が、全国の舞台への切符となりました。
県大会決勝での逆転劇に続き、全国の舞台で、あの悔しさを晴らす戦いがここから始まります。この挑戦は、選手だけのものではありません。応援してくださる保護者、在校生、卒業生、教職員、地域の皆さまの想いを背負って戦います。氷上高校女子バレー部は、皆さんの声援を力に変えて、全国の舞台で全力を尽くします。
12月14日(日)には、ゆめタウン丹波で派遣費用寄付のお願いを行います。この挑戦を支えてくださる皆さまの温かいご協力を心よりお願い申し上げます。皆さんの力が、選手たちの背中を押し、夢の舞台での一歩につながります。
「悔し涙より、嬉し涙で終わりたい」――その願いを胸に、氷上高校は春高バレーに挑みます。応援よろしくお願いします!