生活ビジネス科福祉類型の生徒は「介護職員初任者研修」を受講中です。本日は「食事介助実習」を行いました。トロミ材を入れたお茶ゼリーや噛む力・飲み込む力が低下している人たちを想定して舌で楽につぶせるやわらかさに仕上げたムース食を試食し、どのように利用者の方に食べていただくか、どのような声かけを行うかをペアごとに考えました。また、見た目や触感など普段意識していないことも食事には重要であることに気づけたようです。
後半はベッド上で利用者役として、お弁当の介助を受けました。一食すべて「食べさせられる」体験は自分のペースや分量で食べれないもどかしさを感じることができたようです。
研修の一環として、夏季休業中に丹波市内の高齢者施設での実習を控えています。今回感じたことを活かして、施設実習では利用者の方の立場に立った支援を行ってもらいたいと思います。
本日の食事介助実習は福祉学習助成事業の助成金を利用し、実施しました。


