令和7年度 教育実習

6月2日から20日までの3週間、3名の教育実習生が教壇に立ち、氷上高校の生徒たちと向き合いました。生徒たちの挨拶や笑顔が実習生たちをさらに奮い立たせた3週間。その最終日に、それぞれが思いを語ってくれました。

                                            

芦屋大学 青木 優

教育実習を終えて、改めて「教えること」の難しさとやりがいを実感しました。授業づくりや生徒との関りの中で戸惑うことも多くありましたが、生徒の反応や笑顔に支えられ、最後までやりきることができました。

特に研究授業では、伝えることの難しさを痛感する一方で、自分なりに工夫しながら授業を展開できたことに達成感もありました。短い期間でしたが、生徒や先生方との出逢いの中で、教師という職業の魅力を肌で感じることができました。今回の経験を今後の学びに活かし、努力していきたいです。

関西福祉大学 三宅 望天

私はまだ大学生ですが「生徒として学ぶ側」ではなく、「教員として学ぶ側」ということができた3週間だったと思います。この3週間で生徒の成長が見たい、もっとたくさんの授業がしたいと思うようになり、教員の道に進んでみたいと思いました。授業づくりも難しいことばかりで大変な部分もありましたが、その分やりがいを感じる職業だと思いました。今回の経験を今後の学びや進路にしっかりと活かしていきたいと思います。

最後になりましたが、このような貴重な機会を与えてくださった氷上高等学校の皆様に、心よりお礼申し上げます。

武庫川女子大学 宮崎 真菜

3週間ありがとうございました。初めて授業を行ったときは、名前もわからない状態でとても不安でしたが、生徒のみなさんの協力と先生方のご指導のおかげでとても成長できた3週間になりました。実習期間は決して楽ではなかったですが、生徒が元気で挨拶してくれたり、「宮崎先生」と呼んでくれたり、高校生のパワフルさに元気をもらっていました。

大変なこともありましたが、「先生の授業楽しかったよ」という言葉をかけてくれる生徒もいました。とても報われた気持ちになり、頑張ってよかったと思えた3週間でした。体育担当でたくさんの生徒と関わることができたのもすごく良い経験となりました。実習が終わった今は、まだ実感が湧きません。ですが、「明日は実習がないのか」と考えるとすごく寂しい気持ちでいっぱいです。とても貴重な経験をさせていただき感謝の気持ちでいっぱいです。今回の実習を踏まえてまた大学でも頑張っていきたいと思います。3週間、本当にありがとうございました。

                                            

実習生の3名が得た気づき、成長、教育のやりがい。それは私たち教師陣にとっても大きな励ましであり、生徒たちにとっては未来のロールモデルです。彼女らの実習期間は短いものでしたが、氷上高校で過ごした日々は、きっと彼女らの今後の学びや進路に大きな影響を与えるとともに氷上高校にも影響を与えることでしょう。 実習生のみなさん、3週間お疲れ様でした。新しいステップへ進むみなさんの未来を、応援しています。

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