看護医療探究「癌患者のリハビリ治療におけるヨガの役割」

9月25日(金)、ヨガインストラクター 百瀬 悌子 さんにご来校いただき、特別授業「癌患者のリハビリ治療におけるヨガの役割」を講演していただきました。

「つなぐこと」を語源とする「ヨガ」によって心と身体を呼吸でつなぎ、身体機能の維持や癌患者さんのもつ再発への不安をケアする予防療法の必要性を伺ったあとに、生徒たちもヨガを体験しました。
最も重要なことは「呼吸」。常に大きくゆっくりとした腹式呼吸を行うことを心がけながら、さまざまなポーズをするなかで、じんわりと汗をかきながら心と身体が落ち着いていくことを実感しました。
「患者さんの中には年齢を重ねた方や、治療によって手を上げにくいような方もいて、その状態に合ったさまざまな動きのバリエーションがある」ことも教えていただきました。

「ケア」とはさまざまな場面・さまざまな方法で求められるものであること、そのための「チーム医療」であることを生徒は体感したのではないでしょうか。
終了後に、「あと1時間やりたかった。」「気持ちよかった。」という生徒たちの声がそこかしこから聞かれました。

お忙しいなか、お時間をつくって来校いただきました百瀬さん、ありがとうございました。

ボランティア同好会「マスク寄贈式」

 9月4日(金)17:00、神戸市東灘区社会福祉協議会の善意銀行にマスクを寄贈しました。寄贈したのは7月上旬に校内で募集した「有効利用してほしい」マスク280枚です。また「善意銀行」というのは、寄付などの善意を預かって区内の社会福祉施設などに払い出すことで世の中に善意をひろげていこうという慈善事業のことで、今回の280枚は善意銀行を通じてマスクを必要としている区内の児童福祉施設などに贈られるとのことです。詳しくはこちらをごらんください。

 善意銀行を運営する東灘区社会福祉協議会と本校との関係は長く、そのご縁は本校ボランティア同好会の創設時にまでさかのぼります。以来、同協議会に東灘区のボランティア団体として登録を継続しており、様々なボランティア活動を斡旋していただいております。

 今回の寄贈に際しては、わざわざ別室で贈呈式を催していただき、立派な感謝状まで授与され、恐縮の至りでした。式典は歓談や写真撮影を交えながら和やかなムードでとりおこなわれました。

 この日の様子は、翌日の神戸新聞や東灘区社会福祉協議会のHPで紹介されました。

 関係したすべての皆様に、心より感謝申し上げます。ありがとうございました。

ボート部「第61回兵庫県高等学校新人ボート競技大会」

 令和2年9月26日(土)・27日(日)に豊岡市の円山川城崎漕艇場にて、ボートの県新人戦が行われました。天候に恵まれず、一部の日程が中止になるなど、厳しい環境でのレースでしたが、それぞれの力を発揮し、頑張ってくれました。また、創部以来初、県大会で本校ボート部から優勝選手を出すことができました。
 以下に、結果を報告します。

男子シングルスカル  優勝  2年 張元 泰雅
 → 全国高等学校選抜ボート大会近畿地区予選会 出場決定!!

女子シングルスカル  5位  2年 金山 琴音
女子ダブルスカル   5位  2年 中村  凜・2年 井口  杏
女子ダブルスカル   6位  1年 德田 美結・1年 森上 陽咲