看護医療探究「癌患者のリハビリ治療におけるヨガの役割」

9月25日(金)、ヨガインストラクター 百瀬 悌子 さんにご来校いただき、特別授業「癌患者のリハビリ治療におけるヨガの役割」を講演していただきました。

「つなぐこと」を語源とする「ヨガ」によって心と身体を呼吸でつなぎ、身体機能の維持や癌患者さんのもつ再発への不安をケアする予防療法の必要性を伺ったあとに、生徒たちもヨガを体験しました。
最も重要なことは「呼吸」。常に大きくゆっくりとした腹式呼吸を行うことを心がけながら、さまざまなポーズをするなかで、じんわりと汗をかきながら心と身体が落ち着いていくことを実感しました。
「患者さんの中には年齢を重ねた方や、治療によって手を上げにくいような方もいて、その状態に合ったさまざまな動きのバリエーションがある」ことも教えていただきました。

「ケア」とはさまざまな場面・さまざまな方法で求められるものであること、そのための「チーム医療」であることを生徒は体感したのではないでしょうか。
終了後に、「あと1時間やりたかった。」「気持ちよかった。」という生徒たちの声がそこかしこから聞かれました。

お忙しいなか、お時間をつくって来校いただきました百瀬さん、ありがとうございました。