平成29年9月29日、体育祭が行われました。
前日の雨から一転、透き通るような青空と、爽やかな風に恵まれ、
これ以上ないくらいの体育祭日和となりました。
学年別ではなく、クラスごとに点数を競い、全23クラスが総合優勝を目指します。
3年生にとっては最後の体育祭であり、最後の学校行事。
自然と気持ちも高まります。
まずは、入場行進です。入場行進も採点の対象です。
3年生はどのクラスも一糸乱れぬ素晴らしい行進を行い、後輩たちに素晴らしい背中を見せてくれました。
様々な競技の中で、“最もがんばった競技は?”と聞かれたら、
多くの生徒が答えるのが「長縄跳び」でしょう。
体育の時間だけでなく、朝早く登校したり、昼休みにグラウンドに集まったりして、熱心に練習しているクラスも多かったです。
ルールは1回20人で90秒ずつ2回跳び、連続して最も多く跳んだ数の合計です。
過去の記録を見ても、合計100回以上が優勝ライン。
ということは“ノーミスで跳び続けること”が、優勝条件、ということとほぼ同じなんです。
決勝に進んだ全9クラスは、どのクラスも本気と熱意にあふれていました。
今年の菜が縄跳びの第1位は、143回という東灘高校の新記録を創った、3年5組でした。
体育祭に向けて、クラスが1つになっていく雰囲気を、様々な日常生活や授業でも感じることができました。
男子の見せ場は、武道です。
全員が気持ちを一つに、見た目だけではなく、心身の奥底から表現していました。見る側も緊張と力強さが伝わり、つらさを乗り越えたものだけが味わう表情でした。
そして、女子の見せ場は、ダンスです。
伝統のハッピに身を包み、華麗に力強く舞い踊りました。
今年は、野球の応援をモチーフにした新しいダンスも取り入れました。
以下は結果です。
長縄で、新記録である「143回」を飛び、クラス旗も見事1位をとった3-5が、総合優勝も果たしました。
総合順位 1位 3-5 2位 3-7 3位 2-5
学年順位
3年 1位 3-5 2位 3-7 3位 3-5
2年 1位 2-5 2位 2-4 3位 2-6
1年 1位 1-2,1-5同点数タイ 3位 1-3