進路指導室だより7 令和5年7月13日(木)2年生進路ガイダンス

 7月13日(木)に2年生が「分野別進路ガイダンス」を実施しました。多くの外部講師をお招きし、上級学校・就職に関する知識について理解を深め、今後の進路選択の参考となるお話をいただきました。

 はじめに「進路・進学を考える」と題して全体講話を行いました。高校卒業後の進路は、大きく進学と就職に分かれます。複数の進路選択ができる中で、何を基準に進路決定をしていくのか。それは「自分がしたい仕事に就くために、就職したらいいのか、進学したほうがいいのか」ということです。社会には数多くの仕事があります。自分が就きたい仕事は高校卒業後すぐに就ける職なのか、それとも大学や専門学校などで専門的に学ぶ必要があるのか、そういったところの情報を適切に仕入れ、進路選択をしていくべきだということです。そのお話の中で、オープンキャンパスへの参加の重要性の話がありました。オープンキャンパスへ行くことで、ホームページや学校案内だけでは見えてこない、その学校の実情がわかります。施設の充実やキャリアセンターの存在など行って初めてわかることも多くあります。その学校に進学するとどのような学びがあるのかも大事ですが、その先の出口へのフォローがなされているのかも重要なポイントです。入学することがゴールではなく、夢見ていた将来を数年後実現することができるかどうかを見極めなければいけません。そういった情報を仕入れるためにも、とにかく行動することが求められています。

 その後は、「調理」「自動車」「経済」など、生徒が興味のある学問分野に分かれて分科会を行いました。それぞれの分野で大学や専門学校等から講師にお越しいただいているため、進学後どのような勉強をしていくのかというお話もありましたが、卒業後どういった仕事に就くことができるのか、といった先を見据えたお話も伺うことができました。

 あっという間にすぐ近くまで迫ってきている進路選択で、後悔しない選択をするための考え方を知ることができたガイダンスとなりました。まずはこの夏オープンキャンパスに参加し、具体的に進路を思い描けるようになることを期待しています。

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