12月15日、2年生進路ガイダンスを行いました。今回のテーマは、「校種による学び方の違いを知る」というものです。例えば外国語を学ぶと一口に言っても、大学と専門学校では学び方が異なります。校種による学び方の違いを知り、進路希望を定めるというのが今回のガイダンスの目的です。もちろん就職と決めている生徒には現役職業人や、ハローワークの方から話していただく等、多様な進路希望に応じて講座を設定しました。
1時間目に全体講義、2,3時間目に分野別に分かれたガイダンスを実施しました。
1時間目にはキャリアコンサルタントの中根彰宏様に「今から自分の将来のために知っておくこと」をテーマに講演いただきました。大きく分けて3つ、社会人基礎力にはどのようなものがあるのか、今押さえておきたい進学情報、勉強の仕方のコツの3つです。そして2,3時間目のガイダンスを、何を学びたいのかを考えるきっかけにしようと話されていました。

2,3時間目のガイダンスは各大学、専門学校でどのような学びがあるのかを知る機会となりました。実際にその学校に入学した場合どのようなカリキュラムが組まれているのか、どのようなことができるようになるのか、卒業後の将来はどのようなものになるのかなどです。


「美術・デザイン・イラスト」分野の京都芸術大学の先生は、伊右衛門やポケモンなど高校生に身近なものを使いながら、この商品やキャラクターにはターゲットがしっかりと設定されている、そのターゲットを定めるためには社会の背景をキャッチしなければならないが、そういったことを学ぶのがこの分野の学問だと話されていました。
生徒の感想として「学問分野の基本的な部分を教えてもらって全体の雰囲気を感じられた。」「大学を考えていたが、専門学校の印象が変わった。専門学校は忙しいというイメージだったが、専門学校でも4年制があったり、手厚い就職支援があることがわった。」などがありました。
2年生はもうすでに進路希望決定の時期に来ています。今回のガイダンスでしっかりと学問分野、就職についての理解を深め、自ら進路実現へと動き出していきましょう!
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