進路指導室だより26  3月18日(金)卒業生講演会

 3月18日(金)卒業生講演会を行いました。 

 今年度3月卒業の10名が自身の経験や教訓を1、2年生に向けて話しました。大学・短大・専門学校・就職と様々な進路を実現していますが、個性的な受験・就職体験談の中に多くの共通点がありました。 

 それは、「出来るだけ早く勉強を始めること」「必要な時は教師や塾の先生など、大人を頼ること」「大学・専門学校・就職先について早めにしっかりと調べておくこと」「一緒に頑張る友達を大切にすること」「最後まであきらめずに勉強を続けること」というようなものでした。 

 卒業生が話す中で印象的だったのは、全員が最後の最後まで勉強に励んだことを誇っていたことです。受験勉強や就職試験の勉強を続けていると苦しい時も出てきますが、それを乗り越えて最後まで努力したという自信を持っているのでしょう。有名私立大学に合格した卒業生の話です。「もともと偏差値は高くなかった私が中堅私立大学に受かるまで、並の苦労ではありませんでした。自分が凡人だからここまでやる必要があったのだと思います。凡人であればあるほど勉強をするべきです。勉強は素晴らしいです。知っておいたほうがいいこと、将来役に立つことが世の中には無限にあります。それらを探して自分のものにしていく楽しみというのも、勉学をする者にしかわからないものがあるでしょう。これらかどんな困難があるか分かりませんが、自分の力で将来をつかみ取ってください。」

 卒業生の話を聞いた在校生は「最後まであきらめずに勉強を頑張ろうと思った。」「早めに準備を始めることが大切だと感じた。」と話しており、前向きな刺激を受けたようでした。

 堂々と話す3年生を頼もしく感じ、生徒の3年間の成長を感じると共に、1.2年生には、この話を参考にして進路実現を果たしてほしいと強く感じました。宝塚東高校の生徒の成長と進路実現をこれからも応援します! 

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