進路指導室だより14 令和4年度 12月13日 1年生進路ガイダンス

 12月13日、1年生進路ガイダンスを行いました。今回は「学ぶ楽しさを知る」をテーマにしています。1年生のこの時期に学ぶ楽しさと目的を知ることで今後の学校での学習意欲を高めることをねらいとしています。

 1時間目に全体講義、2・3時間目に分野別に分かれた模擬授業を実施しました。

 まず1時間目は元河合塾チューターの的場なお様に「学ぶ楽しさを知る」をテーマに講義していただきました。話されていたのは現代社会で求められる能力が変化していること、その変化に伴って入試の形が変わってきていることです。さらに入試や学校の情報を主体的に集めることが大切だとおっしゃっていました。

 2・3時間目は分野別模擬授業です。実際に授業を受けてみることでわかることが多くあります。例えばゲームという分野ひとつとっても、さまざまな仕事がある。プランナー、グラフィッカー、3Dデザイナー、サウンドデザイナーなど。分業して仕事をしていることが知れました。その他にも様々な実習も行われていました。

テーピング実習
理学療法士実習
鍼灸実習

 大学の看護学ではなぜ熱中症になるのかのメカニズムから、体の知識まで幅広く講義されていました。さらに実際に脈拍の取り方、血圧のはかり方など実践していました。

 2回の模擬授業を受けた生徒は「進路の視野を広げるのに役立った」「将来のことについて考えるきっかけになった」「将来学びたい分野が2つあり迷っていたが、今日どちらの分野も聞くことができたので迷いが少しなくなって、どの道に進むべきか分かった気がする」など感想を口にしていました。

 日々の学びに目的は欠かせません。今日のガイダンスがその目的を見つけるきっかけになっていることを願います。

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