長田区役所にて、創造科学科4期生(2年)5名が、1年生で取り組んだ「仕事着コンテスト」の結果を、審査委員として協力をしていただいた長田区長に報告した。コンテスト自体はInstagram上で実施できたものの、新型コロナウイルス感染拡大にともなう休校の影響で、その後の動きが滞っていた。今回、生徒が設定した部門ごとの受賞者の報告と、謝辞の手紙を長田区長に送った。
Instagram:@kote_0501
長田区役所にて、創造科学科4期生(2年)5名が、1年生で取り組んだ「仕事着コンテスト」の結果を、審査委員として協力をしていただいた長田区長に報告した。コンテスト自体はInstagram上で実施できたものの、新型コロナウイルス感染拡大にともなう休校の影響で、その後の動きが滞っていた。今回、生徒が設定した部門ごとの受賞者の報告と、謝辞の手紙を長田区長に送った。
Instagram:@kote_0501
長田区役所702会議室において、第10回高校生鉄人化まつりのふりかえりを行った。本校から創造科学科4期生5名、神戸野田高校生徒会3名が参加した(育英高校生徒会は欠席)。新型コロナウイルス感染拡大の影響で、本まつりは中止となった。また、緊急事態宣言にともなう休校措置によりふりかえりも延期となっていた。今回、まつりの準備を通して、どのような学びがあったのかや、これからにどう役立てたいかについて各自が話した。
〈生徒感想〉
去年の秋頃からずっと準備してきたことが新型コロナウイルスという不測の事態によって水の泡になってしまったことは非常に悔しいです。しかしその中で、人と人のつながりの大切さや、私たち人類がウイルスという見えない敵に対してどれほど無力であるかも学ぶことができました。もちろん、悔しかったが学ぶことがあったという結論だけで綺麗事にして終わらせるつもりは全くありません。私たち実行委員には鉄人化まつりがこのまま廃れてしまわないように次の世代にどうにかして引き継いでいく必要があります。感染防止対策をとることやソーシャルディスタンスを保つことなど様々な制約がありますがその中でできることを「新しい様式の新しいまつり」として開催したいと思います。10年前、鉄人化まつりが始まったのは本校の先輩の提案がきっかけだと聞きました。今回新型コロナウイルスの感染拡大の影響で鉄人化まつりが中止になったのは、10年という節目に与えられた試練なのではないかと思います。新しい形でまつりを発展することができるのかは私たちの手にかかっています。先輩方から引き継いだ伝統を来年以降に繋げられるように、そして私たちの活動が少しでも社会に良い影響与えられるように頑張りたいと思います。
一から祭りを自分たちの手で作るということがとても難しく感じました。自分自身で長田を盛り上げるという目的を持って取り組みましたが、やはり自分自身で考えて発言し、兵庫高校以外の人たちとコミュニケーションをとっていくということも、企画を考えていかことも初めての経験でいい経験になったのではないかと思います。ここまで考えたにもかかわらず、この鉄人化祭りを実行することができず本当に残念な思いを感じるとともにやりきれなさがあり悔しいです。しかし、自分たちが行動してきたことは経験として自分にしっかりと残っています。この経験を生かして次に次にとどんどん歩んでいけたらいいと思います。
今回鉄人化祭りの企画に携ったわけですが、とても楽しく活動することが出来ました。自分たちのふざけたアイデアを実現の可能性と擦り合わせて少しずつ形にしていく活動は特に面白かったですし、そういったふざけたものが思いの外良い形におさまるという経験は今後にも活きていきそうです。残念ながら今回の第10回鉄人化祭りは中止という形で幕を閉じました。企画の段階でものすごく楽しかっただけに、本番を経験できなかったことはすごく残念で、大きな心残りがありますが、それもまた貴重な体験として得るものは大きかったと思います。 そして、来る(?)第10.1回鉄人化祭りでは、鉄人スクエアのマス目を活かして、コロナ禍で制限されている中でギネスのようななにか大きな記録を打ち立てればと思います。総参加型で、世の中が暗い雰囲気な今、多くの人の手でひとつのものをつくりあげることで人間の文化的活動やその意欲がコロナなんぞに負けないということを示せれば、それは大きな意義になるのでは、と勝手ながらワクワクしています。
第10回高校生鉄人化祭りの振り返りを長田区役所で行った。蜜回避のために今までとは座席配置も変え、少し変な気分だった。会議では皆一人ずつ感想を言い合った。皆、祭りができなかったことは悲しく、今まで努力してきたにもかかわらずこんなにそっけなくなるのは悔しい気持ちもあるが、この委員会で様々なことを学べたと思う、という内容だった。その後に、窪田先生から、新たな提案をするという案をいただき、
鉄人化祭りがなくなったことはとても悲しいが、これから新しいことの企画ができると聞いてとてもワクワクしている。兵庫高校でその案を夏季休業中に考え、提出することにしたい。部活動に協力していただいて祭りらしいことをする案や、新しいギネス記録に挑戦する案など、とても面白そうな案がたくさん出た。これからさらに案を練っていく予定だ。第10回高校生鉄人化祭りにご協力いただいた、鉄人プロジェクトや長田区役所、育英高校、野田高校、兵庫高校の先生方、出演予定でした各部活動の方々、本の回収等に快く協力していただいた方々に本当に感謝申し上げます。ありがとうございました。
新型コロナウイルスにより中止になってしまった鉄人化祭り。本当に悲しいし、悔しいです。みんなで何時間もかけて話し合い、そして多くの人の協力の元で計画されていたお祭りがなくなるなんて思いもよりませんでした。しかし、育英や野田の生徒会との話し合いの中でたくさんの刺激を貰ったり、そして、イベントを作る難しさや裏側を知れて本当に良い機会になりました。この学びを今後の活動や生活にも活かしたいと心強く思います。しかし、まだチャンスは無いわけではないので、コロナウイルスで様々な制限がある新しい社会における新しい祭りを、みんなでこれから相談出来たらなと思います。
本校同窓会館ゆ~かり館において、創造科学科5期生(1年)が創造基礎B前期中間発表会「“次世代が選ぶまち”KOBEの実現に向けて、高校生の力を発揮しよう!」を行った。ゲストとして、長田区役所総務部まちづくり課から課長の平岩正行氏、まちづくり推進係長の杉山純一氏、上廻愛美氏、兵庫県企画県民部ビジョン局ビジョン課から岩切玄太郎氏をお招きし、講評を行っていただいた。また創造科学科4期生(2年)から2名も参加し、質疑応答や講評、アドバイスを行った。質疑応答や、ゲストからの講評を受け、それぞれの班の課題を発見することができた。さらに、発表会が終わった後も、この発表会を任意で聞きに来てくれていた4期生(2年)の先輩達から、各班にアドバイスをする時間が急遽設けられ、1年生は熱心に耳を傾けていた。
各班の発表の内容は以下の通りである。(発表順)
・2班 「デザイン都市神戸を若者に広めよう」
・3班 「空き家にアートを咲かせよう」
・4班 「『自然』×『インスタ映え』」
・5班 「Let’s 長田のものづくりexpand」
・1班 「ベトナム人の心の支えを作ろう!」
本校同窓会館ゆ~かり館において、創造科学科4期生(2年)が「ポストコロナ社会を創造しよう!」というテーマのもと取り組んだ課題研究について、スライドを使った発表(発表5分、質疑応答5分)を行った。ゲストとして、大阪大学大学院国際公共政策研究科教授の松繁寿和氏、同大学大学院理学研究科准教授の小田原厚子氏、同大学大学院理学研究科大学院生の木村祐太氏、神戸大学大学院理学研究科准教授の大堺利行氏、同大学大学院人間発達環境学研究科准教授の稲葉太一氏、同大学大学院理学研究科准教授の洲崎敏信氏にオンラインにて参加していただき、最後に講評をいただいた。
各班の発表の内容は以下の通りである。(発表順)
・5班「医療業界中心にポストコロナを乗り越える!!」
・8班「リモートオフィス活用で負担軽減!」
・2班「次世代ライブハウスから新たな雇用と日常を」
・6班「Work×Vacation ~New Community by Gathering Guys~」
・3班「新型コロナウイルス感染拡大から学ぶ 風評被害・誹謗中傷のない社会をつくろう」
・4班「インターネットを利用して医療のリスクヘッジを目指す」
・10班「SA・KO・KU of REIWA~国内で経済に光を!~」
・1班「飲食店と農家をつなげて今まで以上の『安全』を!」
・7班「非常時でも子供に平等な教育の機会を」
・9班「カラオケボックス×ライブ!?~新スタイルのイベントで経済発展~」
兵庫県企画県民部ビジョン局ビジョン課「ポストコロナ社会に向けて ~兵庫からの挑戦~」
神戸新聞NEXT「“コロナ後”の社会へ提案 兵庫高・創造科学科2年生40人」
デザイン・クリエイティブセンター神戸(KIITO)において、創造科学科5期生(1年)8名が、神戸市企画調整局つなぐラボ担当係長の吉田晴香氏から、神戸市のデザイン都市のあり方についてお話を伺った。また、KIITOの施設見学も行い、神戸市のデザインの拠点について理解を深めた。
その後、2名の生徒が残り、講演イベントの「キイトナイト」に参加した。講師はDESIGN MUSEUM LABの久慈達也氏で「デザインの現在地:デザイン史で読み解く『ニューノーマル』の実体」というタイトルで講演を行った。
〈生徒感想〉
KIITOに行き、神戸市企画調整局つなぐラボの吉田晴香さんに会いました。吉田さんから大まかにKIITOについて、デザイン都市とはなにか、普段どのような活動を行っているのかなどの話をききました。吉田さんが神戸の人口減少を抑えるために、まずは神戸の良さを知ってもらうことからはじめるだけでも十分だ、と言っていたことをふまえ神戸の魅力を若者に発信し、神戸に住みたいと思ってもらえるような活動をしていきたいです。
私たちは、デザイン・クリエイティブセンター神戸(KIITO)を訪問し、つなぐラボの係長である吉田さんにお話を伺った。「デザイン都市・神戸」の取り組みや、これからの神戸の理想像について教えていただき、「市民の主体的な地域参加」が、神戸からの転出抑制に大切だということをとても感じた。同時に、今回教えていただいた取り組みの多くが三宮付近で行われていることや、それを広報するホームページが、学生はもちろん、普段デザインに興味のない市民からすると少し分かりにくいところが課題だと感じた。今後は、「三宮の取り組みを主としながら他の区の取り組みまで、誰が見ても分かるようなマップ形式にして市民に知ってもらう」という目標のもと、より中身のあるフィールドワークを行えるよう準備していきたい。
本校PC教室において、創造科学科4期生(2年)が各班の発表場所の説明を受けた後、それぞれ会議室、視聴覚室、創造科学科室に分かれて、前回とは違う教員に向けて中間発表(2回目)を5限目に行った。今回は、アドバイスを受けるのみならず教員とのディスカッションも行い、教員と生徒との意見を交換し合った。6限目では5限目でのディスカッションやアドバイスをもとに、7月27日の本発表に向けてより良い資料・発表になるように修正や情報の収集などを行った。
創造科学科5期生(1年)を対象に、「資金調達を学ぶ金融教育」をテーマに、講義とワークショップを行った。直前の警報発令により、生徒は自宅でzoomを使ってオンラインで授業を受けた。この授業は神戸財務事務所の職員と本校教諭が共同で作成した企画で、当日は講師として理財課調査官の中野陽介氏をお招きした。中野氏から金融システムの機能と金融機関の種類について講義をしてもらい、その後「シェアキッチン事業」の資金調達先の選定理由について、架空の創業計画書をもとにワークショップを行った。公民科の新科目に「公共」が加わることとなり、「金融の働き」について金融は経済主体間の資金の融通であることの理解を基に、金融を通した経済活動の活性化について学習することとなっている。今回の授業は資金調達をシミュレーションする学習とした。
〈生徒感想〉
私は株式発行を資金調達の方法として考えていたのですが、その場合既に投資家が経営に参画しており新たに投資家に投資してもらう必要があることが分かりました。そのことで、第3者が存在するというメリットがあるものの、対立意見が出る可能性も増えるというデメリットも出てくると知りました。このことから株式発行を方法として使うには多方向から考える必要があると思いました。
借入が銀行に残っていてさらに借りた場合、月に返済するお金が多くなり黒字倒産してしまうことを知り、融資の時は過去の借り入れもきちんと考えなければならないとわかりました。クラウドファンディング一番手軽に資金を集められて、魅力を伝えたら信用も得られるので、少額の場合は、クラウドファンディングが一番いいのかなと思いました。
比較的短い時間で、まとまったお金を得られる銀行貸付も、厳しい審査があるので、どちらにせよ資金を調達するためには、「信用」を得る必要があるということがわかった。株式発行は、オーナーが増えると、たくさんの意見を受け入れなければならなくなって、なかなか自分の思うようにいかないということがわかった。だから、Aさんのように、何度か企業の経験があり、初めてでない場合は、ある程度自分のやり方が決まってくるだろうから、口出しをされるのを嫌って、株式発行は選ばない方がいいのかもしれないと思った。
今回の講義を受けて、今の時期、コロナの影響を受けた多くの企業がクラウドファンディングを利用している理由について、「今、世間全般で企業の経営難に関心を持つ人が増えていること」や「お取り寄せなどの、withコロナの生活に合った商品を宣伝できること」という出資で有利になる状況があるからではないかと考えることができた。
創業計画書には、自分では全く気づかなかった見るべきポイントが沢山あった。例えば前の事業は市の補助金と銀行に借りたお金でやっていたということから審査に通ったというのは分かったが、創業計画書にあった現在借金はないという所から完済しているというところまでは関連付けて考えることが出来なかった。
各HR教室において、普通科74回生(2年1~7組)が6月15日から7月13日までの月曜6限(計5日間)、各テーマに分かれて新聞ワークに取り組んだ。各日の取り組み内容は以下の通りである。
6/15 新聞ワークの取り組み方についての説明、新聞ワーク1回目(ワークシート①の記入)
6/22 班内での新聞ワーク用ワークシートの回し読みの仕方の説明、前回のワークシート①の回し読みをし、ふりかえりシート①に記入。
6/29 新聞ワーク2回目(ワークシート②の記入)
7/6 前回のワークシート②を回し読みし、ふりかえりシート②の記入。今回ワークシート作成者にふりかえりシートに書いた内容を伝えるべくコメントシートの記入も追加(ふりかえりシートの内容を転記)。さらに、班内で回し読みした記事の感想を1人1分程度で発表し、班ごとにベストレポートを選出。
7/13 新聞ワーク3回目(ワークシート③の記入)。その後作成したワークシート③を回し 読みし、ふりかえりシート③の記入。コメントシートの交換。
テーマ
A:貧困と飢餓 B:健康と福祉 C:教育とジェンダー平等 D:水 E:エネルギー F:持続可能な経済 G:まちづくり H:自然環境 I:平和 J:パートナーシップ
グループA、Bともに長田区在住のベトナム人の子供とその親との交流を図り、多文化共生社会を目指すきっかけとしたいと考え、長田区役所のまちづくり課を訪れいろいろとお話を伺った。長田区には約1,500人のベトナム人が居住しており、神戸市内9区の中では兵庫区に次いで第2位の多さである。特に長田区はファミリー世帯が多く、日本で子供が生まれ子育てに取り組んでいる家庭が他の区よりも多い傾向にある。このため親世代は日本語が苦手にしているのに対して、子供はベトナム語が得意でない場合が多く見られる。この状況と現在のコロナ感染予防対策を踏まえ、交流実現にむけての課題について教えていただいた。
<生徒感想>
今日は長田区役所を訪問し、長田区総務部まちづくり課の方と意見交換をさせていただきました。A班は、既存のイベントにベトナム人の方と一緒に参加するという案を、B班は、日本とベトナムの融合型夏祭りを自ら開催するという案を話させていただき、アドバイスを頂戴しました。両班とも、コロナ対策は十分に行った上での実行を考えていましたが、第二波への警戒感が強まっている今、私たちが考えている以上に実行は難しいとのことでした。そのため、人と人との接触を最低限にするという条件の下、改めて案を練り直すことになりました。今回のフィールドワークでは、コロナ禍において行動を起こすことの難しさを肌で感じ、自分たちにできることがどれだけ制限されているかを思い知らされました。しかし、人の直接的な接触を必要としない、インターネットやリモートの可能性をひきだす機会でもあるので、このような状況でも最善を尽くす工夫、努力を重ねていきたいです。今後は、間接的なベトナム人と日本人の交流を目的に、ベトナム人の方向けのポスターやロードマップを作ったり、ベトナム人の方が生活に困っていることなどを日本人の方に知ってもらったりする活動をして行こうと考えています。
今年度の創造基礎B FW第1号として、「空き家活用で芸術のまちへ」をテーマに研究をしている創造科学科5期生(1年)7名が、長田区役所にて長田区まちづくり課まちづくり推進係長の杉山純一氏からお話を伺った。当初は緊張の面持ちであったが、こちらの考えていることを聞きだしていただけたことで、話が展開するようになり、そこからは企画の方向性について双方からの提案が飛び交う、活発的で建設的な場となった。漠然とではなく、焦点を定めると企画を進めやすく、自分たちのしたいことも見えてくるのではないかとアドバイスをいただいた。企画をする上で重要な視点を知ることができ、先が見えてくるとともに今の自分たちの課題にも気づくことのできた、非常に有意義なヒアリングとなった。
〈生徒感想〉
私達3班は7月6日にフィールドワークで長田区役所を訪れ、まちづくり課まちづくり推進担当の杉山純一係長にお話を伺ってきました。 今回のフィールドワークの課題は事前準備が足りなかったことです。私達は研究のテーマとして「空き家活用で芸術のまち」を掲げていますが、現時点ではあまり考えがまとまっておらず計画が具体性に欠けることが指摘されました。杉山さんから頂いたアドバイスは活動を行う地区を絞ることでした。活動を行う場所について知ることができれば、より具体的な計画が立てられます。具体的な計画を立て、また杉山さんに話を伺いに行きたいと思います。