<物理> 物理を選択した8名を対象に、本校教員がテーマ決定に向けた話し合いを実施した。まずは、夏季休業中に課題として考えてきたテーマ案に関する共有をした後、メンバー間で話し合い、追加のテーマ案を思いつく限り挙げていった。ここまでに出てきた多くのテーマについて、課題研究としての妥当性や実現可能性に関して議論し、生徒自身が興味をもって取り組めるもの、限られた環境の中で実現できると考えられるものを選別していった。
<化学> 化学の探究活動1回目は、今年化学分野を探究する4名(1名公欠)でテーマ設定について議論した。班員の意見から、昨年度研究していた“泥電池”、昨年の研究室訪問で興味を抱いた“蛍光物質”のどちらかに関する探究活動を行う方向性となり、それぞれについて探究を進めるメリット、デメリットを全員で考えた。次回までに具体的なテーマについて考えてきて、テーマ設定に生かすことになった。
<生物> 生物の探究活動1回目は研究テーマの設定を行った。1学期末に各自で設定したテーマの掘り下げを行った。主に植物,菌類や原生生物について,種類・生態などの詳細を知るためにインターネットを使い情報を収集した。次回は,それぞれで掘り下げた内容について班内で共有し,グループ研究のテーマ設定を行う。
<数学>今後、探求的な活動を行うにあたり、データを採集することについて、テーマの決め方についての講義を受けた。 データ採集に適したテーマは何か、また、結論が科学的・数学的であるためにはどうするべきかといった内容をお話ししていただいた後、生徒たちが現時点で考えている調べたいことを発表し、どうすれば適した題材になるのかのアドバイスを受けた。
<観光データ>1回目は、テーマ設定のための調べ学習を行った。はじめに、観光を使った研究について説明を行った。観光予報DSというプラットフォームが使用できること、それらを活用することで、観光に関するデータが簡単に入手できることを説明した。その後、生徒があらかじめ考えていたテーマをもとに、具体的な対象、内容について3人で議論した。過去の研究例がないため、途中RESASを活用した研究発表を提示し、参考にするよう伝えた。 今後は、テーマ設定について具体的に検討し、調べ学習をする際の注意点等について説明する。
<都市工学> 都市工学の探究活動1回目は、大阪大学の澤木昌典教授に探究活動のアドバイスをいただきながら、設定するテーマを考えた。「都市工学」をキーワードに、興味ある事柄や物について話をし、少しずつテーマを絞っていった。班員らで意見を出し合う中で、音と人について調べたいという話になり、サウンドスケープやスマートシティに関する探究活動を行う方向で進みそうだ。キーワードが決まっただけであるので、具体的に何について調べていくかは次回の課題となったが、漠然とした状況からのスタートであったので大きな一歩になった。
以下写真。左上から順に、物理①、物理②、化学、生物、数学①、数学②、観光、都市工学①、都市工学②