令和2年8月30日灘高模擬国連練習会

オンラインにて、創造科学科4期生(2年)1名と5期生(1年)1名が 灘高等学校ディベート部主催の模擬国連練習会に参加した。議場は国連総会第四委員会、議題は宇宙利用(Uses of outer space)で、言語は英(日)/日/英  (公式/非公式/決議)(全日本大会と同じ、ただし公式発言で日本語の使用も認める場合がある)である。国割りはシングルデリゲート、会議形式は全日本高校模擬国連大会の議事進行に則ることとした。

〈生徒感想〉

今日は灘高校での練習会議に参加した。今回はコロナ禍の影響で、オンラインでの参加となった。経験値の差もあったとは思うが、周りの人の英語力や発言力に圧倒されっぱなしであったというのが正直な感想だ。アンモデで3回以上発言するのを目標としていたのだが、初めの方に怖気づいて静観していると、段々発言する人としない人とで分かれていき、自分は発言しない方に入ってしまったので、最終的には1,2回しか発言できなかった。原因は担当国のリサーチ不足や会議の流れを完全に把握していなかったことにあったと感じた。今回の会議の司会や監督をして下さった先輩からは、会議を広い視野で見て今後の展開を予想し、それに沿うように動くことを意識すること、グループ内での話し合いだけでなくグループ間での情報共有、つまり外交の役割を受け持つこと、分からないことがあれば分からないなりに、話し合いに有益な質問を考えることも大切だというアドバイスを頂いた。全日の模擬国では予想と反することが度々起こると言われていたので、もし出場することができれば、まずは基礎基本である事前準備や会議の流れ、DR作成時の注意点の把握といったことを抜かりなく行い、自信を持って臨めるようにしたい。また、次の練習会議に参加する機会があれば、formal speechやmoderated caucusでも積極的に発表したい。

私は灘の模擬国連練習会に参加するにあたって、2つ目標を立てていた。1つ目はルールを覚え流れを理解すること。2つ目はモデ(moderated caucus)・アンモデ(unmoderated caucus)合わせて3回発言することだ。1つ目の目標は達成できた。大体の流れ、話し合いの進み方、時間配分などが分かった。これは実際に参加することでしか知れなかったことだと思う。しかし、モーションを提案する時の正式な言葉や、DRの書き方など細かいことまで考えが及んでいなかった。今後、話し合いの中心となれるようにそれらを完璧に覚えたい。2つ目の目標は達成できなかった。話し合いの展開が早すぎて発言のタイミングがわからなかったからである。しかし、オフィシャルスピーチで手を挙げ担当国であるナイジェリアの状況を説明することができた。たった一度だけだが、模擬国連で発言できたのはとてもうれしい。練習会の最後、模擬国連を楽しめたか聞かれた時意外にも心から「楽しかった」と思っている自分がいた。発言もできず、話し合いの内容が理解できない場面もあったがもう一回参加してみたいと思えた。そのためには、一次選考を通ることを目標として1週間頑張りたい。

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