「ボランティア同好会」カテゴリーアーカイブ

ボランティア同好会「東部中央市場 横丁イベント ボランティア」

9月26日(土)の8:30~12:30、神戸市東部中央卸売市場にて部員7名が催し物のお手伝いを行いました。東部市場は、奇数月の第4土曜日に“お買物デー”や“横丁まつり”といったイベントを開催しています。本校では横丁まつりの方で毎回お手伝いをさせてもらっており、この日は中央受付と物販コーナーで、北海道フェスの野菜や果物の販売や横丁でのクイズラリーの手伝いに就きました。このご時世ですので全員マスク着用の上、こまめに手指消毒を行いながら、飛沫感染防止シート越しの接客となりました。

販売開始早々から大勢の来客があり、ソーシャルディスタンスをとりながら並ぶので、行列はアーケードからはみ出て屋外の駐車場にまで伸びました。いきなりの大盛況に、てんやわんやしながらも息のあったチームワークと笑顔で何とか乗り切りました。すっかり板についてきたころにはお客様もまばらになり、店番を交代しながら、買い物やクイズラリーに参加する余裕もでてきました。

市場関係者の皆様からは、色々と温かいお言葉とともに、様々な差し入れをいただきました。中には深江名物“アーモンドコロッケ”の差し入れもあり、隣の休憩場所で舌鼓をうちました。アーモンドの粉が入ったサクサクのころもに包まれたほくほくのポテトにはとろとろの牛筋がゴロゴロと入っており、焼きリンゴのような玉ねぎも相まって、味も食感も絶品でした。このコロッケはアーモンドフェスティバルの期間中に振る舞われる特別なコロッケです。

クイズラリーの方では、お店ごとにクイズが用意されていて、全てのクイズに正解するとアイスがもらえるということで、子どもも大人も楽しそうに買い物していました。
生徒にどんなクイズか尋ねると、
「三振ばかりしてしまう日のお天気は?」
「三振ばっかりで打てへん日やん?打てん日…、天気といえば晴天とか雨天とかやん…?」
「先生、答え言ってますけど!?」
「え~???全然わからんねんけど…。」
ということもありながら、この日のボランティア活動も無事終了しました。

関係したすべての皆様に、心より感謝申し上げます。ありがとうございました。

ボランティア同好会「マスク寄贈式」

 9月4日(金)17:00、神戸市東灘区社会福祉協議会の善意銀行にマスクを寄贈しました。寄贈したのは7月上旬に校内で募集した「有効利用してほしい」マスク280枚です。また「善意銀行」というのは、寄付などの善意を預かって区内の社会福祉施設などに払い出すことで世の中に善意をひろげていこうという慈善事業のことで、今回の280枚は善意銀行を通じてマスクを必要としている区内の児童福祉施設などに贈られるとのことです。詳しくはこちらをごらんください。

 善意銀行を運営する東灘区社会福祉協議会と本校との関係は長く、そのご縁は本校ボランティア同好会の創設時にまでさかのぼります。以来、同協議会に東灘区のボランティア団体として登録を継続しており、様々なボランティア活動を斡旋していただいております。

 今回の寄贈に際しては、わざわざ別室で贈呈式を催していただき、立派な感謝状まで授与され、恐縮の至りでした。式典は歓談や写真撮影を交えながら和やかなムードでとりおこなわれました。

 この日の様子は、翌日の神戸新聞や東灘区社会福祉協議会のHPで紹介されました。

 関係したすべての皆様に、心より感謝申し上げます。ありがとうございました。

本校の取組が新聞記事になりました

ボランティア同好会が6月から7月にかけて全校に呼び掛けて回収した、有効利用して欲しいマスク(未開封の280枚)の寄贈式が、9月4日(金)16時30分より東灘区役所3階の東灘ボランティアセンターにて行われました。
その様子が、神戸新聞 9月5日(土)朝刊 25面に掲載されています。

是非ご覧ください。

ボランティア同好会・生徒会執行部「駅前募金活動」

8月17日(月)17:00~18:00、阪神深江駅周辺にて募金活動を行いました。今年の7月に甚大な被害に見舞われた熊本県被災地への義援金を募集する募金活動です。ボランティア同好会4名、生徒会執行部4名の計8名の生徒で行いました。

当初、募金活動は7月30日(木)に予定しておりましたが、大雨により中止を余儀なくされた経緯があります。その大雨たるや、道路より一段高い通学路を足首以上の水位で冠水させ、通過する車はスピードを落としてはいるもののイルカショーさながらに水を跳ね上げて行くので、生徒達は全身ずぶぬれになりました。しかも現地に集合したとたん、大雨警報が発表され、中止せざるをえなくなりました。この日の活動にかける皆の思いは強く、口々に無念さをもらしていましたが、解散する頃には次回こそはと奮い立っていました。

その日の悔しさを乗り越えて8・17の活動は実現しました。前回とは打って変わって良い天気でした。天気が良すぎて夕刻でも熱中症への警戒が必要なほどでした。感染症対策としてマスク着用で臨んでいたので、水分補給を頻繁に行いながらの活動になりました。

駅前の深江交番の警察官の方が駆け寄ってきて募金してくださったのを皮切りに、1時間で多くの方々が募金してくださいました。生徒達の労をねぎらう温かい言葉をかけてくださる方も多くいらっしゃいました。生徒達は「募金してくださるだけでもすごいのに、はげましていただいて嬉しかった。」などと感激していました。ずいぶん手前から財布を取り出し流れるような動作でさりげなく募金して立ち去る方や、両耳イヤホン姿で10mぐらい通り過ぎてからUターンして募金してくださる方、ユニバーサルタクシーから降車して駅に向かう車いすを自力で方向転換してわざわざ立ち寄ってくださる方、杖をつきながら片手でカバンをまさぐり募金される方など、実にたくさんの方が募金してくださいました。また、深江駅を利用する本校の先生方も足をとめてにこやかに募金してくださいました。生徒達の「ありがとうございます。」にも最後まで気持ちが入っていたように感じました。

金額の確認作業は駅前の大日霊女(おおひるめ)神社の社務所の一室をお借りして行いました。皆で募金の総額を集計したところ、17,061円でした。翌日、この日募金できなかった校長先生と教頭先生からそれぞれ1,000円の募金があり、最終的に19,061円になりました。手数料を差し引いた額18,841円を日本赤十字社熊本県支部に送金いたしました。全額が熊本県で被災された方々へ「令和2年7月豪雨災害義援金」として届けられます。

このたびお世話になりましたすべての皆様のあたたかいご支援とご協力に、心より感謝申し上げます。ありがとうございました。

ボランティア同好会「芝張り・清掃活動」

 7月4日(土)9:00~11:00、部室棟前の芝張りと、校内と学校周辺道路の清掃活動を行いました。
 この日の作業は中止の可能性がとても高い状況でした。今回の芝張り区画は元々来客者用の駐車スペースで、表面には砂利が敷き詰められていました。それらをきれいに除去して、その下に現れた固い土の層も15センチ程掘り下げてから土を入れ直すという手の込んだ整地が施されていましたが、前日からの大雨で幾筋もの“川”が形成され、水の浸食作用が観察できる状況になり果てていました。しかし、当日の朝6時半頃から造園業者様の重機が入り、あっという間に元の平坦さが復元されました。バウムクーヘンのような芝生ロールもスタンバイされ、あとは生徒の到着を待つだけになりました。その動きと平行して、早朝から来られていた教頭先生お二人も、芝張区画と掃除区域の状況を確認しつつ、関係各方面とも調整しながら気象概況と最新の予報を勘案して総合的に判断した結果、ゴーサイン発出の運びとなりました。午前7時、部長を通じて参加予定のメンバーに「決行」が伝えられました。遠方の人や諸事情で来られなくなった人が17名いましたが、ボランティア同好会の生徒42名に、当日志願の生徒1名を加えた総勢43名の生徒が駆けつけてくれました。
 再び雨がぱらつきはじめたので、昇降口前に集合しました。冷たい雨粒が横風とともに天蓋の下の生徒の隊列に吹きつける中、開会式の定刻を迎えました。校長先生から激励の言葉、造園業者様とPTA代表者様からご挨拶をいただきました。PTAの方からは、軍手や水分(ペットボトル)、換えマスクといった差し入れがあり、生徒達の励みになりました。生徒らのこの日にかける思いは強く、小1時間程度でこの日の目標を達成できました。芝張り班は、芝生のロールを横一列でコロコロと展開し、いろいろな意味でローラー作戦でした。予定より早く張れたので清掃班に合流し、校内や学校周辺の清掃作業にあたりました。途中で雨がひどくなったら作業は打ち切るという条件付きの決行でしたが、なんとか天候も持ちこたえてくれて、予定通りの作業を無事にやり切ることができました。
 本校では現在、県民まちなみ緑化事業の一環として、芝張りや植樹といった植栽を5か年計画で継続中であり、去年の中庭(弓道場)の芝生や、一昨年の正面階段中段のトキワヤマボウシ(本校のシンボルツリー)の植樹が記憶に新しいところではないでしょうか。これからも校内のあちこちで緑が増えていくとのことです。楽しみですね。
 この日は多くの先生方にも大変お世話になりました。関係した全ての皆様に心より感謝申し上げます。ありがとうございました。