「自然科学部」カテゴリーアーカイブ

自然科学部 青少年のための科学の祭典 東はりま会場 「化石掘り体験~足下に眠る神戸の植物化石~」を出展

2018年8月5日、青少年のための科学の祭典 東はりま会場 へ、自然科学部が「化石掘り体験~足下に眠る神戸の植物化石~」を出展しました。

化石掘り体験、化石展示、金と黄鉄鉱の展示、などを行いました。

体験開始は10時からだったのですが、9:40にはすでに長い行列ができ、16時の体験終了まで列が途切れることはありませんでした。

来場者のほとんどがご家族連れで、小学生も親御様も勉強意欲が高く、化石や鉱物などの話に積極的に耳を傾けていただきました。
「福井県などへ化石堀りに行ったことがある」というご家族も2~3組おられ、化石に対する興味関心の高さを感じることができました。

私たちは昼休み以外ほとんど休みなく動いていたのでへとへとになりましたが、来場者から刺激をたくさんいただき、とても良い機会になりました。

(↑承諾を得て掲載しています)

 

☆自然科学部特集ページ☆

自然科学部 須磨離宮公園「第17回 植物化石展」への出展

8月1日から15日までの15日間、神戸市立須磨離宮公園での「第17回 須磨の植物化石展」にて、私たち自然科学部も出展させていただきました。

普段からお世話になっている神戸の植物化石を考える会の方々が、毎年、須磨離宮公園で開催している「植物化石展」に、今年も参加させていただきました。

今年で3回目の参加になります。

期間中、私たちもスタッフとして会場に行き、神戸層群の植物化石や普段の部活動について、進化クイズなどを紹介させていただきました。

~~~~~~~~~【クイズに挑戦!】~~~~~~~~~
以下は進化の順に並べたカードの写真です。
さて、これは正しいでしょうか?それとも間違っているでしょうか?
もし間違っているとしたら、どうしたら正解だと思いますか?
(ヒント:哺乳類の祖先は…)

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

大事なことは、「興味や疑問を持つ」こと
次に、「自分で調べる」こと
そして、「調べてわかったことから新たな興味と疑問をもつ」こと

私たち自然科学部は、小中学生の皆さんには興味関心の翼を自由に広げてほしい、と願っています。

自然科学部 人と自然の博物館 半田主任研究員による特別授業 

6月に兵庫県立人と自然の博物館にて、半田主任研究員による特別授業を行っていただきました。

まず、神戸層群でよく採取される珪化木の種類とその見分け方について詳しく教えていただきました。
そして、私たちが持ってきた珪化木について、生徒が初めて同定を行うことができました。

次に、花粉化石について教えていただきました。
まず、実際の花の花粉をいくつか観察し、次に博物館に保管してある花粉化石を見せていただきました。

今回の授業を通じて珪化木や花粉化石の見分け方や知識を得ることができました。
人と自然の博物館の半田先生には深く感謝しております。

 

自然科学部 平成30年度初の本山南中学校、他との合同化石調査 

今年度、自然科学部には9人の新入生を迎えることができました。
そして、ゴールデンウイーク中に、全員では初めてとなる野外活動を行いました。

5月5日には、本山南中学校の理科部の顧問と生徒、明石高校のサイエンス部の顧問の先生方、など、他校の生徒や先生方と、合同で化石調査を行いました。

今回の調査では、自然科学部として初めての発見となる種類の化石を得ることができました。さらに、放置されていた土砂から大量の珪化木(けいかぼく)を発見することができ、多くの収穫がありました。

また、露頭の層の走り方や角度を調べ、周辺の地形から、他の露頭同士の繋がりや地殻変動について調べました。

自然科学部の新入生や中学生の成長もまた、喜びと楽しみのひとつです。
今後も多くの方々の協力に感謝しつつ、活動を続けていきます。

※自然科学部では特別な許可を得て実施しています。

自然科学部 第10回サイエンスフェアin兵庫

2018年1月28日(日)兵庫県下で最大規模の発表&交流会「サイエンスフェアin兵庫」が行われ、自然科学部はポスター発表を出展しました。

   

 

サイエンスフェアの趣旨は、自主的で積極的な「交流」です。1200人の高校生と700人の大学生や一般の方々「産学官民」が、それぞれ自由に交流し、意見交換をしました。

自然科学部の1年生、2年生ともに落ち着いて堂々と発表&交流していました。

部員はこれまで何度も人前で発表し、時に厳しい評価をいただくこともありました。そんな経験が一回りも二回りも成長させた、ということを改めて実感しました。

サイエンスフェアで、今年度の主な対外的な発表イベントは終了です。

<<<<<<<<<<<<<自然科学部が目指す部員像>>>>>>>>>>>>>
創部した2015年から以下の力をつけることを掲げてきました。

軸となる力
・疑問に思う力(気づく力)
・本質をつかむ力
・創造する力
・知識を統合し活用する力

周辺領域の力=「手段」
「発表する」コミュニケーション力
「質問する」コミュニケーション力
「議論する」コミュニケーション力
「交流する」コミュニケーション力

卒業までにこれら8つの力のうち1つ以上を身に着けることを目標としています。
つまり、これらの力を身に着けることで、「社会に必要とされる人財になること」を目指しています。

自然科学部はこれからも生徒の成長の場であるとともに、自然科学部の活動が本校や兵庫県の科学教育の一助になることを心より願っています。