「自然科学部」カテゴリーアーカイブ

自然科学同好会 兵庫県高等学校総合文化祭 自然科学部門 出場

11月21日(土)、22日(日)の2日間にかけて行われた、兵庫県高等学校総合文化祭の自然科学部門に、自然科学同好会が出場しました。
1日目はステージ上での口頭発表、2日目はポスターセッションです。

特に、1日目のステージ上での口頭発表は東灘高校としてはおそらく初、また自然科学同好会としては、間違いなく初めての出場となりました。

県総文に向けて、8月と9月に化石調査を行い、10月の半ばには論文を作成しました。
この活動には、土地の管理者や化石に詳しい方、神戸大学の先生や明石高校の先生にも協力をしていただきました。

さらに、11月に入ってからは、部員たちが自主的に集まって大倉山の中央図書館で勉強会を開いたり、神戸大学の先生にプレゼン資料や読み原稿を見ていただいて何回も修正をし、自宅でも調べ学習をしました。

直前の部活動では、校内で本番さながらの雰囲気で、何度も口頭発表や質疑応答の練習を行いました。

そして、11月21日の口頭発表、一番最初の発表校ということもあり、とても緊張しましたが最後までやりきりました。

今回の口頭発表では、調査場所で協力をしていただいている施設の所長様にも聞いていただき、発表終了後、短時間でしたが部員たちと交流することもできました。

所長様からは、「これまで神戸層群を調査している方々が高齢化しつつあるので、こういった高校生が活動することは素晴らしいと思います。また、神戸層群が世界的にも貴重であることを改めて知ることが出来ました。」

と、うれしい言葉もいただきました。

(長くなりましたので、2日目のこと、生徒の感想等は次の記事に続きます)

自然科学同好会 分子生物学実験実習会へ参加

11月1日に行われた、公益財団法人中谷医工計測技術振興財団科学教育振興助成事業
「遺伝子を理解する分子生物学実験実習会」に参加しました。

内容は、大腸菌にGFPたんぱく質(紫外線で光るたんぱく質)の遺伝子を組み込む実験です。

初めて使うマイクロピペットやP1レベルの遺伝子改変実験にワクワクしつつ真剣に取り組みました。

実際に手を動かすことで、実験に必要な“段取り力”を鍛えることもできたと感じています。

同じ形のマイクロチューブを取り違えないように並べる工夫、対照実験を実施する意味の理解、など、短時間のうちに多くのことを学ぶことができました。

 

24時間以上の培養の後、実際に紫外線を通してみて、実験が成功していたことも確かめました。

 

 

◎生徒の感想

「右手にマイクロピペットを握りながら、左手でマイクロチューブのふたの開け閉めと大腸菌を注入するチューブの取り出し、、、と手が3本くらい必要と思いました。実際に体験して楽しく学ぶことができました。」

 

自然科学同好会 神戸層群の化石調査 第2弾

2015年9月13日(日)

神戸層群の化石調査 第2弾に行ってきました。

今回は、ベテランの専門家と共に、前回たくさん採取できた場所と、また別の新しく見つけていた場所へ。
人の手がほとんど入ってない自然に入るので、草木や動物に気を付けつつ、多くの化石を採取することができました。

専門の方に同行していただいたおかげで、地層によって化石の有無が短時間で分かったり、採取した化石をその場で同定していただいたりと、たくさんのことを学ぶことができました。

これからも自然科学同好会は、神戸層群の調査を進める予定です。

今はまだ活動報告のレベルにすぎませんが、本格的に研究発表できるくらいのレベルまで、また、神戸層群と言えば東灘高校の自然科学同好会、と言われるくらいまでになりたいと考えています。

 

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自然科学同好会 科学の祭典 9月5日、6日 

9月5日(土)、6日(日)の2日間、ポートアイランドのバンドー神戸青少年科学館で行われた「科学の祭典」に、化学分野で自然科学同好会が出展しました。

“サイエンスに興味を持ってもらうこと”を目的に、生徒主体の案内、解説、実演によって、「オリジナルキャンドル作成」を266名の方々に体験してもらいました。

体験者は主に小さなお子さんで、保護者も含めると400名を越える方々に、「物質の三態」や「炎色反応」を、解説や実演とともに、体験してもらいました。

開催時間中は常に人だかりができ、整理券を配り終わった後も、キャンセル待ちの行列ができるほどの人気となりました。

5日には読売新聞の取材を受け、6日の朝刊には本校の記事が掲載されました。

また、閉会式では本校も奨励賞を受賞しました。

 

<生徒の感想>

昨年とは内容を変えての出展だったので、心配なところもありましたが無事に終えることができました。

実演や解説に慣れていない点もあり大変でしたけれども、皆で協力してアイデアを出し合い、何回も打ち合わせを重ねた結果、成功できたと感じています。

体験をしている時や、実演を見ている時の子どもたち(体験者)のキラキラした瞳がうれしかったです。

青緑色の炎、神秘的な色に感心の声
青緑色の炎、不思議な色に感心の声
ブースは常に満員
ブースは常に満員
オリジナルキャンドル
オリジナルキャンドル
閉会式での受賞
閉会式での受賞
9月6日 読売新聞 朝刊
9月6日 読売新聞 朝刊