SaitoToru のすべての投稿

「VOYAGER69」第5号

いよいよあと2週間というところまで迫ってきました。

美味しい果物も沢山待っています。

ドリアン(王様)、マンゴスチン(女王)から始まり、ランブータン、スターフルーツ、ロンガン(龍眼)、ジャックフルーツと日本ではお目にかかれないものもたくさんあります。

見た目で避けると美味しさは味わえませんよ。チャレンジしましょう!

修学旅行通信5

ロンガン

<ロンガン>

マナー講習会を開催

10月29日、神戸YMCA学院専門学校ホテル学科の濵瀬真知子先生を講師にお迎えし、海外へ旅する際の注意点や楽しみ方など様々な角度から講演して頂きました。
以下に要点をまとめてみました。

旅の注意点は3T 
Time(時間を守る)
Toilet(体調管理)
Trouble(トラブルを避ける)*トラブルが起こるのは最初と最後に多い

空港での注意点
空港に着いたときから外国を意識すること。(空港には世界のいろんな人が集まっている)⇒ベラベラ、ダラダラは、周りに迷惑をかけることになります。
みなさんは、マレーシアの人達には「日本人」の代表として映ります。

機内での注意点 
7割位は外国人キャビンアテンダントです。⇒飲み物、機内食の選択には英語で答えましょう。
トイレは「occupied」(使用中)と「vacant」(空いてます)のサインを見て。
借りたブランケットはたたみましょう。
帰りの飛行機はナイトフライト。「手元の電気」と「CA呼出」のボタンを間違えないこと。
降機の時はCAさんにお礼の気持ちを示しましょう。

ホテルでの注意点
部屋を一歩出たらそこは公共スペース。(部屋着、パジャマで出てはいけません)
朝食のバイキングでは、食べられるだけの分を取りましょう。服装にも注意。
使用したバスタオルなどはバスタブにまとめて交換してもらいましょう。
深夜のシャワー、入浴は上下の階の部屋に音が響くのでNG。

現地での注意点
現地の人達の姿などを見て、変わっているなと感じた時、日本語が通じないだろうからと日本語で嘲笑したり、けなしたり、指さしたりしないこと。自分が逆の立場だったら言葉がわからなくても雰囲気でわかるはずです。
あいさつは先手必勝!おはよう「スラマパギ」、ありがとう「テリマカセ」などこちらから先に挨拶することで旅の楽しさは倍増します。

IMG_1642IMG_1643

いよいよ出発まで1カ月を切りました。しおりを見ながら準備をし始めている人が少しずつ増えてきているようです。

「VOYAGER69」第4号

修学旅行通信4(PDF版)

通信の中では、断食月(今年は6月18日から7月17日)・ラマダンのことが書かれています。
また、「先週木曜からHariRayaHaji(ハリラヤハジ)で学校がお休みでした。私自身、友達の家にお邪魔させていただき、犠牲祭を体験しました。目の前でヤギと牛が殺されるのを見て、改めて食べるということはこういう犠牲の上で成り立つものなのだと理解させられました」と9月の末にも便りが届きました。

「ハリラヤハジ」とはイスラム教の祝日で「聖地巡礼祭」または「犠牲祭」と言われています。イスラム暦に基づき、世界中の信者が聖地・メッカに巡礼をする月が定められていて、その最終日をお祝いするのが「ハリラヤ・ハジ」といわれています。この日は、ヤギや羊などの家畜を神に捧げるとともに、たくさんの人が集い、みんなでわかちあって食事をする習慣があります。
イスラム教には様々な祭事がありますね。

さて、出発まで2カ月を切りました。いよいよ中間考査後の学年集会では「しおり」を使った説明が待っています。お楽しみに。

文化祭2015「Wonderful MALAYSIA ! 」

今年度の文化祭に「Wonderful MALAYSIA !」と銘打って旅行委員会がマレーシア展示コーナーを開きました。
マレーシア政府観光局やJICA関西にも依頼したところ、リーフレットやポスターなどたくさんの協力をして頂きました。
当日は、民族衣装や民芸品などをたくさんの方々に見ていただくことができました。
マレーシアのゲーム「チョンカー」はホームステイやホームビジットで訪問した家の人達と遊ぶ人が出てくるかもしれませんね。
IMG_1484IMG_1475

IMG_7771 IMG_1476

IMG_1485IMG_7768

IMG_7766IMG_7765

IMG_7763IMG_1478

「VOYAGER 69」第3号

文化祭を週末に控えた6月9日、「VOYAGER 69」第3号が発行されました。
体感マレーシアの3回目は「マレー料理」です。
年をとると食べたことのない料理にはなかなか手が出にくいものですが、若者は好奇心旺盛にしてチャレンジすべきです!
「あ~あ、食べておけばよかった・・」となってもあとの祭りですからね。
文化祭でのマレーシアブース「Wonderful MALAYSIA!」もお楽しみに!
旅行委員ががんばって運営しています。
修学旅行通信3

第3回マレーシア講演会   「マレーシアから教えてもらったこと・・アパ アパ ボレ!!」

5月7日、元青年海外協力隊員の小林美晴さんを講師に迎え、第3回マレーシア講演会をおこないました。
小林さんは平成22年から2年間、マレーシアのジョホール州で「体育」の指導をしていました。特別支援教育課の配属となり、現地特別学級の子どもたちが「体育」の楽しさを感じられるよう、学校の先生たちへ体育の指導方法を教えていたということでした。

IMG_7645

マレーシア女性の伝統的衣装・バジュクーロンを着た小林さんは協力隊に参加した理由として、どうしても海外に行きたかった、海外の写真に写っている人の目の輝きを自分の目で見てみたかった、たくさんの考え方や文化に触れたかった、と語ってくれました。
IMG_7653

そして、マレーシアで生活した2年の間で、相手を尊重し受け入れること、コミュニケーションを大切にして話を聞くこと、思い通りにならないときには臨機応変さが大切なことをマレーシアの人たちから学んだ、とも伝えて下さいました。
マレーシアに行ったばかりの頃に感じた異文化への戸惑いや驚きなども、自分自身の目と心の目でしっかり見ることで理解することはできるんだ、と実感した経験から、講演会のタイトル「アパ アパ ボレ!!」は「何でもできるんだよ」という69回生へのメッセージだと受け止めることができました。
手をとった後に自分の胸元に手をあてるマレーシア流のあいさつをする日まであと6カ月です。
IMG_7650

青年海外協力隊では現在、世界71カ国で約2000人の若者が協力活動をしています。活動内容も、農林水産分野から保健医療分野、また小林さんのような教育・スポーツなどの人的支援まで多岐にわたる分野に渡っています。
修学旅行通信にKL便りを投稿して下さっている吉田真裕美隊員は「日本語教育」の支援協力です。
訪問する11月は、吉田さんにとってマレーシアでの生活もようやく1年を迎えようかという頃です。吉田さんの姿は皆さんにはどのように映ることでしょう。
IMG_7659

講演会終了後も小林さんに様々な質問が寄せられていました。

以下、旅行委員の感想文より。

・小林さんから学んだことの話は、20分にも及ばないほどの短さでしたが、現地の方との関わり方や、青年海外協力隊の素晴らしさが伝わってきました。正直もっと小林さんの話を聞きたいと思いました。青年海外協力隊はアフリカに行って井戸を作ったり医療を手伝ったりというイメージがありましたが、小林さんのような体育教師の他に、芸術教師や現地でお金になることを考えていく、という約200の職種があるときいてビックリしました。自分に関係ないと思っていた協力隊が近くにあったことに対する「ビックリ」です。自分が行くことはないと思っていた協力隊ですが、自分に適したものを200職種のなかから探し、大学を卒業してから協力隊に参加したいです。(男子)

・とても興味深く話を聞けました。体育を楽しんでするのが当たり前と思っていたので、マレーシアではそうでないと聞いて驚きました。修学旅行ではいろいろな文化を感じながら楽しみたいです。(男子)

・自分も将来青年海外協力隊に入ってみたいなあと思っています。青年海外協力隊の方からお話を聞くことはあまりないので、とても貴重な体験をさせて頂きました。今回の話を自分の力にかえて実現できるように頑張りたいと思います。「アパ アパ ボレ」の心を忘れず生きていきます。(男子)

・年齢や家賃など日本人があまり聞かないような質問を普通にするということにはビックリしました。文化や自然環境だけでなく、人柄にもこれほど違いがあるということがわかりました。マレーシアに行く時にも覚えておきたいと思います。(男子)

KL(ケーエル)便り NO.1

青年海外協力隊員として、今年2月からマレーシアのクアラルンプールに派遣されている吉田真裕美さんから夢野台高校69回生に便りが届きました。
吉田さんは、大学を卒業後、青年海外協力隊の試験を受け見事合格。クアラルンプールにあるマレーシア日本国際工科院で大学生や大学院生に日本語教育を指導する為に派遣されています。
下見報告会では、国際協力コースの紹介で、障害者の支援活動をしている隊員の訪問報告を行いましたが、私たちが訪問する時には吉田さんの活動するマレーシア日本国際工科院とマラ工科大学を訪問する予定です。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
みなさん、初めまして。今年初めから青年海外協力隊としてマレーシアに派遣されている吉田真裕美です。
私の配属先は首都クアラルンプールにあるマレーシア日本国際工科院という大学です。現在、私はそこで日本語を教えています。
マレーシアに住み始めてから2か月が過ぎ、やっと生活にも慣れてきたかなと感じています。
最初のころは屋台での注文の仕方も分からず、(食べたいなぁ)という気持ちはありながらも、店の前を通り過ぎるという毎日でした。今月からこの通信を通してマレーシアの魅力等をお伝えしていきますのでよろしくお願いします。

さて、みなさんマレーシアってどんな食べ物があるかご存じですか。
韓国ならビビンパ、タイならトムヤムクン、ベトナムならフォーといったように簡単にその国を代表する食べ物が答えられる国もあるのではないかと思います。でも、「マレーシアの食べ物って??」、すぐに思い浮かべられる人は少ないのではないでしょうか。それはマレーシアがマレー系、インド系、中華系、そして先住民族がいる多民族国家だからです。つまり、人々もさまざまだと、食べ物もさまざまなのです。
12
この2枚の写真は私が2週間ホームスティをしたマレー系の家庭の食事です。
写真を見て、「何??この辛そうなもの??」と思った方。そうです。これは辛い食べ物です(笑)。
マレー人は辛い物が大好きです。暑いのにさらに辛いもの、みんな額に汗をかきながら食べています。毎回、おかずが何種類かあり、それを自分のご飯の上によそいます。そして、右手でおかずとご飯を混ぜながら口に運びます。
マレー系の人はみんなムスリムです。イスラムの教えでは左手は不浄のものとされているため、右手のみを使い食事をします。わたしも何回か試しましたが手からぼろぼろとご飯がこぼれてしまい、途中からスプーンとフォークをもらいました。(苦笑)

お次もマレー料理。
34
この2枚の写真、どう見ても違いますよね。でも、両方ともラクサという料理です。
ラクサは各地域によって見た目も味も異なる麺料理です。左のラクサはさかなの身が細かく入っている魚介スープのラクサ、アッサムラクサです。右のラクサはスープが少なくひき肉が入っていて、スパゲッティの麺を使用しているジョホールラクサです。
今回マレーシアの食事について紹介しましたが、ここに紹介できないほどまだまだいろいろな食べ物があります。そして、どれもおいしいです。ぜひ機会がありましたら、マレーシア料理を食べてみて下さい。

パスポートについて

passport

春季休業中にパスポートを取得しましょう。
説明会で話があった通り、パスポートは国際移動する場合に必要なものです。
査証(ビザ)が渡航先の国による出入国管理であるのに対して、旅券(パスポート)は渡航元の国による出入国管理の役割を果たしています。
国が発行する公的な書類として自らの国籍、国外においては身分を証明するため、最も公的で通用度の高い身分証明書とされています。
一方で、日本のパスポートは外国において盗難の被害に遭うことが多いです。この理由として、日本が多くの国と友好な外交関係を結んでいて、ビザなしで入国できる国が多いことが考えられます。日本国パスポートは「日本国民」であるということを証明し、国外滞在中に紛失や盗難にあうとパスポートを再発行または帰国のための渡航書が発給されるまでは逆に帰国することができなくなります。そのため、団体の引率者・添乗員等がまとめて保管すると格好の盗難の的となり、国は旅行代理店に対し添乗員等がパスポートを不用意に預からないように指導しています。つまり「自己責任」で保管するということです。
取得してから実際に使用するまで8ヶ月くらいありますので、くれぐれも保管には気をつけましょう。
申請、取得に関する詳しいことは、兵庫県旅券事務所まで