進路指導室だより6 令和5年7月7日(金)ナースの訪問授業

7月7日、宝塚市立病院から畠中様にお越しいただき、「看護道」と題してナースの訪問授業をしていただきました。

剣道、柔道、茶道……。いろいろな「道」のつく言葉がありますが、「道」という言葉には極めるという意味があると考えており、看護を極めること、それが看護師として働くために必要な心構えだと思う、と話されていました。

看護の技術を身につければいろいろな道に進むことができます。看護というと病院が真っ先に思い浮かびますが、病院だけでなく、保健所や学校、企業の健康管理室など、活躍の場は数多くあります。どの道に進み活躍していくか、それは自分次第です。

「看護には限界はない」

科学技術が発展しどれだけ医療が進歩しても、医療には限界があり、手の施しようのない域はあります。そうなっても、その後も看護は続きます。患者さんが息を引き取るまで、治療はできなくても身体の不快を取り除いたり、家族の心のケアをしたりすることはできます。それらをいつ、どのように行っていくのか、そうやって患者さんと向き合っていくことが看護師にはできるのです。

今回この授業を受けた生徒は、受講後「必ず看護師になって活躍したい」という強い思いを抱いていました。医療の最前線で働く方の生の声を聞くことができた今回の訪問授業は、生徒にとって良い刺激となりました。看護の道を志す生徒の夢が実現することを応援しています。

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