東風吹けば… 13 twelve days to go

1学期もあと12日のところまでやって来ました。期末考査が終わり、午前授業になったところで、気象警報が出てしまい、今日は休校でした。授業が突然なくなり、生徒たちはゆっくり、先生たちは採点に忙しく、そんな一日でした。芸術鑑賞会が行われる明日は、どうか警報が出ませんように。本校卒業生の落語家さんも出演ですから!

制服のミニチュアを発見!校長室のよく見えるところに置いて眺めています。ピシッと着るとカッコ良いですね。「正しい服装」は、社会の様々な場面で求められます。式典などの時だけでなく、例えば銀行員や警察官が、だらしなく制服を着ているのを見れば、仕事に対する信頼感もなくなります。その場に求められる服装というのが、ありますよね。特に「制服・ユニフォーム」というものはどれも、正しく着ることが実社会では求められています。

高校の制服やユニフォームも同じで、正しく着るものです。でも実際、そうでない人たちが、本校にも見られるのは、とても残念なことです。そのままでは、面接には行けないだけでなく、もっと大きな問題もあるのにね。

規範意識の問題です。ルールを守る意識が、そのために低くなっていれば、大問題です。規範意識のような社会で必要な基本的な力は、高校生時代には身に着けておくべきです。そういえば、来年の4月から18歳になれば、法的にも成人扱いですから、社会に出る前の高校生のうちから大人としての扱いを受ける準備を、急いでしなければなりません!

外から求められるだけでなく、着ている人たちが、一体感を感じられるのも、制服やユニフォームの良いところですね。同じ服を着ることで、力を合わせる意識が強まり、成果が上がり試合に勝つ。それが重なり、組織やチームがますます好きになり、制服やユニフォームを着ていることに誇りを感じる。宝塚東高校生も、こうであってほしい。一学期が終わりに近づいてきた今、この思いはますます強くなってきています。 ( 校長 )

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