北高 校長室から 281 再び北高生の善行

本日2回目の投稿となりますが、本日北高に届いたこのお話は、広く皆さまに知っていただきたいです。

私は、これまでに何度も、北高生の学校外での「善行」についてここに書いてきましたが、本日のお話は、昨年6月の唐櫃台駅での高齢者救助に次ぐような、北高生の善行です。

写真などはありませんが、以下にご紹介します。先週の出来事です。

2月16日(火) 18:15唐櫃台駅発 新開地行きの電車が谷上駅に着く直前、車内で高齢の男性が転んで頭部に外傷を負った。頭から血を流した状態のこの男性を、乗り合わせた2年3組の女生徒2名、YさんとYさんは、近寄っていって声をかけ、谷上駅でいっしょに下車した。
二人は、駅員さんを呼んで対応をお願いしただけでなく、その前には、構内のコンビニで自分たちでティッシュペーパーを買い、高齢男性に渡すまでの対応もしたとのこと。

概要は以上の通りですが、これらの細かい状況は、YさんとYさんの二人が直接全てを述べたわけではありません。神戸電鉄さんや直後に対応をした警察署に今日問い合わせた結果、全ての状況が分かった次第でした。谷上駅の方のお話では、彼女たちがいなければ、救急車を呼んでいたかも知れない状況だったらしいです。

その後、先週2月19日(金)朝には、二人は唐櫃台駅で神戸電鉄さんから感謝の意を伝えられたとのことです。

高齢の方が電車内で倒れられたとしたら、すぐにこんな対応のできる「大人」、私自身、自分のことを考えてみますが、どれだけいるでしょうか…。「高校生」である彼女たちの行動は、本当に立派です。

本日関係各所に問い合わせた結果、昨年のように「のじぎく賞」にはならないかも知れませんが、私は必ず、私の名前で彼女たちを表彰します。

彼女たちも、神戸北高の誇りです!

兵庫県立神戸北高等学校
校長 長澤 和弥