北高 校長室から 282 リユース(再使用)プロジェクト

昨日に引き続き(予告通り)今日も、北高での「SDGsに基づいた取組」のお話です。でも、今日の話題は、北高保護者の皆さま、生徒の皆さんへのお知らせとご協力のお願いであります。

再度、本校では今年度(令和2年度)より、「SDGsに基づいた教育活動」を目標の一つに掲げています。そこで、その12番目の「つくる責任 つかう責任」の目標達成に貢献するため、本校では以下の要領で、株式会社エコリングと協同して「えがおプロジェクト」を始めます。

ご家庭でご不用になった物品を本校に持ってきていただくことによって、アジア諸国で必要としている人々に届けられます。使わなくなった物を捨てないことによって廃棄物の削減となるだけでなく、アジアの国々で使い続けられ、「もったいない」を防げます。

今後当分の間継続しますので、いつでもご利用ください!

■寄付(回収)できるもの
衣料品(婦人用・紳士用・子供用・着物)、体操服・ジャージ等を含むスポーツ用品、スポーツシューズや通学用などのくつ、カバン、文房具、楽器、おもちゃ、小物・雑貨、時計
※3年生は、今週2月26日の卒業式の帰りに、体育館シューズ等を寄付していただくことが考えられます。

■寄付(回収)できないもの(=回収できるもの以外の全て)
使用済み肌着・下着、家電全般、大型の物品全般、食料品・飲料品、食器など

■寄付(回収)方法
職員室前廊下の玄関側に置いてある黄色い「寄付回収ボックス」(下の写真)の中に入れてください。生徒が持参するほか、保護者が直接持参していただくことも可能です。

■外国に送られる方法は、いただいた品物の種類と現地での需要によって、次の3つのうちのいずれかとなります。(単に廃棄されてしまうことはありません)
1 回収された現物をそのまま送って現地に寄付。
2 品物を換金し、それによって新品を購入して現地に寄付。
3 品物を換金した金額をそのまま現地に寄付。

なお、株式会社エコリングと本校の間には、一切の金品のやり取りは生じません。本校は、回収した物品を定期的に提供するのみであり、この活動によって、この企業の利潤の追求に直接貢献することもありません。

実は、以上の内容は、明日2月24日(水)に、3年生を含む全校生に紙の文書でご案内することにしています。従って、このブログでのお知らせは、1日 “フライング” したものとなります。が、校長の権限でいいことにします(笑)。

明日、全校生に手渡す保護者さま向けのご案内文書は、下からご覧になれます。

いずれにしましても、多数のご家庭がご利用くださることを願っています。

「誰にもマイナスにならない」「みんなが嬉しい」「資源の節約、『もったいない』を防げる」「SDGsの12番目の目標達成」など、いいことばかりだと確信しています。軌道に乗れば、近隣住民の皆さまにも利用していただくことを考えています。

兵庫県立神戸北高等学校
校長 長澤 和弥