北高 校長室から 231 2年生の総合的な探究の時間

8月末に導入されたタブレット+Wi-Fi を駆使した学習活動でした。「総合的な探究の時間」というのは、以前で言う「総合的な学習の時間」の発展版と考えていただくと良いと思います。

本日のテーマは、修学旅行を踏まえ、沖縄の SDGs 調べ。班別になり、班ごとにタブレットを使います。今回主に使う機能は、ウエブ閲覧ですね。

タブレットを起動して Wi-Fi に接続して使い始めることには、何の問題もなさそうです。今日のこの時間の「課題」は、下の通りです。


課題1: 「沖縄21世紀ビジョン」というページを見つけ、その中の「初級編」クイズ10問に答える。

課題2: 沖縄について、以下のキーワードの中からペアになる語を見つけ、そのうちの一つのペアについて調べ、発表する。

118番、コレステロール値は4分の1、珊瑚、やっぱりステーキ、ブルーシール、約200種、hug3do、やんばる、雌雄の違い、沖縄本島北部、シーサー、ソーキ、アグー、パイナップルハウス、シュノーケリング、パイナップルパーク、スプーン1杯程度、サトウキビ、骨付きあばら肉(スペアリブ)、A1ソース


各班では、タブレット操作係や発表係という役割を決めます。発表では、「SDGs の17の目標のうちのどれに該当するのか」のほか、プロジェクタを使って映像を見せながら、調べた内容や感想について述べます。

授業中の動画も掲載します。これを見ていただくと、授業中の雰囲気が伝わるのではないでしょうか。うまく役割分担し、発表できたと思います。全体として、調べたことをすぐさま発表するという有意義な活動になりました。

SDGs は、今年度北高の学校経営の重点に挙げていることでもあります。本校の全ての教育活動を SDGs のいずれかの目標と関連付け、その目標の達成に貢献している意識を持つことを目指しています。

今日の総合的な探究の時間、なぜ「沖縄」なのか?
来年1月に、2年生は沖縄に修学旅行に行くからです。

もちろん、予断は許しません。しかし、紆余曲折はありましたが、現在のところは、昨年行き始めた沖縄を今年も訪問することにしています。ただし、「民泊」は取り止めになるなど、現地での行動予定は、かなり変更になっています。

決して無理をする気はありませんが、できれば最初からの予定通りに、2年生を沖縄に連れて行ってあげたいと思っています。

兵庫県立神戸北高等学校
校長 長澤 和弥