北高生活 089 R3修学旅行#3

修学旅行3日目　《R4年1月20日》

修学旅行3日目。昨日と同様に健康チェック表を提出してから朝食です。修学旅行前から毎日体温を計測してきました。大きな楽しみを得るために小さな面倒を惜しむわけにはいけません。朝食のあとはバスに乗り、常盤駐車場へ行きます。

常盤駐車場で下車したあとは長崎市内の班別研修になります。生徒がとても楽しみにしていたイベントですね。新地中華街で美味しい御飯を食べている班もあれば、眼鏡橋を見学している班もいます。新地中華街には神戸の南京町と同じように中華店がたくさん並んでいます。豚の角煮まんじゅうなどをテイクアウトできるお店もあり、立派な店内で昼食を食べる班もあれば、テイクアウトして食べ歩きを楽しむ班もありました。長崎の中華街に来たのであれば、やっぱりチャンポンがオススメですね。中華門前で記念撮影する班が多かったです。

眼鏡橋は見た目が眼鏡の形をしていることでこの名前になっているそうです。日本橋、錦帯橋と並んで日本三大名橋と呼ばれています。橋を見学したあとは周辺にあるアイス屋台に行ったのでしょうか？名物“ちりんちりんあいす”は見た目も可愛いアイスなのでこれも食べてみたい。おっと、つい食べ物ばかりの話をしてしまいましたが、グルメ旅行ではありません。生徒はきちんと研修もしています！グラバー園に向かった班もいました。グラバー園には世界文化遺産に登録されている洋館もあり、友達と楽しみながらもしっかりと長崎の文化を学んでいます。

お昼に班別研修を終え、大波止ターミナルに集合です。ここから船に乗り世界文化遺産である軍艦島へ行きます。今日は天候に恵まれ、予定どおり島に上陸することができました。上陸して見学できること自体、貴重な経験です。ガイドの方に案内してもらい、当時の説明を受けます。当時の様子を想像することも大切ですが、何故この島が世界文化遺産に認められたのか。何故世界遺産にしてもらうための活動があったのか。そんなことも気になってくれればと私は思います。そこには過去の時代に生きた人を敬う気持ちと、新しい世の中を生きていく上で、原点となる場所や思いに回帰することが大切である。という考えがあったのではないかと私は思います。