令和6年度 SSH講演会

7月12日(金)に今年度のSSH講演会として、千葉工業大学 未来ロボット技術研究センター所長の古田貴之先生に講演いただきました。

日本を代表するロボット研究者で、すごいカリスマ性を持った先生のお話を、生徒たちは夢中になって聞いていました。最先端のAIを組み込んだ移動用ロボットは機能だけでなくデザインも優れており、ロボット工学が複合的な学問であることもよく分かりました。

質疑応答の時間には会場中から手が挙がり、生徒は次々と質問をしていました。講演終了後に、さらに古田先生に質問をしたい生徒は残ってくださいとアナウンスをすると、約300人の生徒が残って熱いディスカッションを続けました。

古田先生が本校のSSH講演会に来ていただくのは2度目になります。「加古川東高校ほど積極的で面白い生徒は他にいないので、どの予定よりも優先しています。」と古田先生には言っていただきました。

令和6年度STEAM特講の開始

令和6年度の加古川東高校のSTEAM特講が6月28日の「金融教育-投資を通じて社会を理解しよう-」から始まりました。今年度は夏休み期間中に22講座を実施し、1,2年生の283名が一つ以上の講座に申し込んでいます。STEAM特講を始めて5年目ですが、過去最大の参加人数になりました。

今年度から新たに作った「金融教育-投資を通じて社会を理解しよう-」には67名が申込み、金融への興味関心が高まっていることが分かります。本講座は東京証券取引所の協力を得ながら実施します。東京証券取引所の開発している株式学習ゲームという実際に株価と連動して仮想で株式の売買ができるプログラムを使って、実際に投資を体験します。しかし、本講座の目的はそこではなく、投資をするために企業のことを調べることで、知名度は低いが優良な企業などを見つけ、社会を多角的に見る目を養うことにあります。株価の変動には時間がかかることから、他講座より早くに第1回(オリエンテーションと株式学習ゲームの登録説明)を実施しました。

今年度実施予定STEAM特別講座

今年度、実施予定のSTEAM特別講座の一覧です。

「ワクワクする好奇心から新しい知を創造する」

というSTEAM教育の定義を基に26講座を用意しました。
ぜひとも自分の興味が湧いた講座に参加し、以下の3つの力を伸ばしていって欲しいです。

①新しいことにワクワクし、新たな変化を創出する深い探究心

②社会の一員として実現したい理想を、他者と協働して提案する関与力

③教科横断的な知識を利用して、根拠を持って課題解決する計画立案力

STEAM特講特別篇「播州を盛り上げる会」

STEAM特講「加古川市とともに、政策アイデアを実現しよう」で加古川靴下の普及を目指す加古川靴下班が、6月21日にmocco加古川で行われた「播州を盛り上げる会」に招待されました。見学も可能だったので、1・3年生の生徒も2名同行しました。

 播州を盛り上げる会は、播州を盛り上げたいという思いをもった経営者の方々が異業種交流を行う会です。本校卒業生の方々が多数在籍している縁もあり、昨年のスタートアップチャレンジ甲子園の最優秀賞の結果を受けて今回招待されました。

 まずは加古川靴下班が8分間のプレゼンを行い、質疑応答を行いました。その後、瀬戸内サニー大崎社長によるプレゼン、OffBeat井出社長によるプレゼンを拝見しました。本校卒業生のキング醸造大西社長やFamily Office Japan大石社長からもたくさんのアドバイスを受けることができました。

STEAM特講特別篇「神戸大学起業部見学ツアー」

6月20日に本校の1年~3年の希望者14名と雲雀丘学園高校の3名が神戸大学起業部を訪問しました。神戸大学起業部は「サッカー部がサッカーをするように起業部は起業をする」を合言葉に在学中の起業を目指す大学公式の部活です。全国の主な起業系コンテストを制覇するほど優秀な成果をあげています。本校卒業生が在籍している縁もあり、今回訪問させてもらえることになりました。

 まずは部員のピッチ(3分間スピーチ)と専門家と質疑応答している様子を見学してから、卒業生による起業部の紹介と交流会になりました。交流会では、本校生徒が次々と手を挙げて、大学生へ向けて起業プランのアイデア詳細に関する鋭い質問が相次ぎました。起業部顧問の先生も「大学生よりも鋭いんじゃないか」と驚かれていました。

 交流会終了後も生徒たちが大学生の元に行って質問や会話を続けていました。将来の進路選択にとっても非常に大きな刺激となりました。

令和6年度 体育祭

6/19(水)、令和6年度体育祭が行われました。本来予定していた18日は雨天のため19日に延期となり、当日の朝早くから準備、合わせてJRの遅延により開始を40分遅らせるなど、心配なことが続きましたが、生徒会のスムーズな進行と生徒たちの協力により、すべてのプログラムを無事に終えることができました。

短い準備期間で各団の団長と団幹部を中心に練習を重ねてきた応援合戦も大盛り上がり。新型コロナの影響でしばらくお休みしていた東高伝統競技「ヘビの皮むき」も本格的に復活しました。

晴れ渡った青空の下、生徒たちの笑顔がまぶしく、まさに青春の体育祭でした。

今年度の応援合戦の優勝は黄団、体育祭総合優勝は緑団でした。

暑い中お越しくださり、生徒に歓声を送ってくださった保護者の皆様、ありがとうございました。

STEAM特別講座説明会

6/3(月)の昼休みに、夏のSTEAM特別講座の説明会が行われました。主に夏休みにSTEAM特別講座が開かれます。「画像処理認識の研究プログラムを考えよう」「日本語学校で海外留学生と交流しよう」「Premiere Proで動画編集」「起業家セミナー」など、今年度もワクワクする内容で22の講座が開講されます。

教育実習生紹介・体育祭団別集会

5/23(木)、本校で教育実習を行う実習生の紹介がありました。今年度は4名の先輩方が実習に来られました。

その後、体育祭の応援団4団に分かれて団別集会が行われ、団長、応援団幹部の承認、団練習の注意事項などの説明があり、6/18の体育祭に向けていよいよ活動開始です。