理数科 / SSH

1年生理数科特別講義

1年生理数科の「課題研究基礎」の授業で、京都教育大学の村上教授による特別講義が行われました。

「紙コップの不思議」という授業で、湯を入れた紙コップの底の湯気について、グループで仮説検証を行いました。

    

理数科交流会

理数科の学年を超えた縦のつながりをつくる、理数科交流会が行われました。

2年生が中心となり、まずは理数科クイズで和んだ後、理数科のカリキュラムや授業について、経験してきた先輩ならではの目線で説明してくれました。

その後は出身中学ごとに分かれて座談会が行われ、自己紹介からはじめ、先輩方とざっくばらんな質問会となりました。

放課後は3年生の有志の先輩が合流し、科学オリンピックやグローバルサイエンスキャンパスなどの説明をしてくれました。

  

理数科合同授業「激戦・加古川東選挙区」

主権者教育の一環で、理数科1年生、2年生合同で「激戦・加古川東選挙区」として模擬演説と模擬投票を行いました。神戸大学人間発達環境学研究科と合同で開発した授業です。

衆議院比例代表選出議員選挙を仮定し、理数科2年生は与党2党と野党3党の計5党に分かれ、各党代表が政策について模擬演説を行いました。有権者は理数科1年生40名で、3分の演説と3分の質疑応答で各党の主張を評価し、スマートフォンによる電子投票を行いました。すぐに開票され、上位3党が決定しました。

それぞれの主張を聞き投票し、結果をみることで、投票する際には多様な観点で選ばなければいけないことを実感しました。

     

平成30年度 SSH研究発表会

平成30年度SSH研究発表会が市民会館で行われました。

小ホールでは2年生理数科の課題研究8班と自然科学部9班が、大ホールホワイエでは2年生普通科探求Ⅱの18班がポスター発表を行い、参加者の方々に研究の内容を詳しく説明しました。

    

  

ポスター発表の後、大ホールにて口頭発表が行われ、探求Ⅱの1班、自然科学部の2班、課題研究の3班、計6班がパワーポイントを使ってプレゼンテーションを行いました。

 

口頭発表を行った班のテーマは次の通りです。

  • 探求Ⅱ4J2班:「ウソの見抜き方」
  • 自然科学部地学班:「ため池における管理負担を低減した低水位管理方法の提案」
  • 自然科学部物理B班:「『宇宙ピペット』実用化に向けた有用性検証」
  • 課題研究7班:「河道掘削断面の多角的評価」
  • 課題研究1班:「ミュージカルソウにおける刃の曲げ方と音の振動数の関係」
  • 課題研究6班:「エダアシクラゲの再生誘導実験」

 

 

2年生理数科 課題研究クラス内発表

2年生理数科の課題研究クラス内発表会が行われました。

8つの班がパワーポイントを使って10分間のプレゼンテーションを行い、これまでの研究の成果を発表しました。質疑応答では、次々と手が上がり、見学の1年生理数科の生徒も積極的に質問しました。

今回のクラス内発表で3つの班が選考され、1/29のSSH研究発表会で口頭発表を行います。

各班の研究テーマは以下の通りです。

  • 1班:「ミュージカルソウにおける刃の曲げ方と音の振動数の関係」
  • 2班:「曲面振動板による聞こえやすさ向上のメカニズム解明」
  • 3班:「寒天を用いた新しい素材の開発」
  • 4班:「災害時をみすえた単糖類電池の開発」
  • 5班:「海への溶存鉄供給に貢献するシアノバクテリア」
  • 6班:「エダアシクラゲの再生誘導実験」
  • 7班:「河道掘削断面の多角的評価」
  • 8班:「海水の栄養分に着目したグリーンタイドの原因の解明」

    

1年生理数科 ロウソクの科学

1年生理数科の授業で、「ロウソクの科学」の再演が行われました。

かがく教育研究所(ファラデーラボ)から講師の先生が来てくださり、150年前のファラデーのクリスマスレクチャーの再現が行われました。ファラデー役のイブ先生がすべて英語で当時を再現、生徒たちはロウソクの幻想的な灯りの中で、150年前に思いをはせながら熱心に聞き入っていました。

   

1年生理数科 人と自然の博物館研修

1年生理数科が、兵庫県立人と自然の博物館へ研修に行きました。

自然や環境を対象にした研究の進め方やテーマの決め方、まとめ方等について講義を受けたり、普段は見ることのできない収蔵庫を見学し、収集保存についての解説を聞かせていただきました。

  

1年生理数科 ミニ課題研究発表会

1年生理数科の課題研究基礎「ミニ課題研究」のポスター発表会が行われました。

2年生からの本格的な課題研究の実施に向けて、1年生ではミニ課題研究に取り組みました。問いを見つけ、仮説をたてて実験で検証し考察した結果をポスターにまとめて発表しました。

発表5分、質疑応答3分で各班の4名がそれぞれ順番に一人ずつ発表しました。緊張しながらも精一杯発表し、活発な質疑応答が行われました。

各班の研究テーマは以下の通りです。

  • 1班:水と中性洗剤の割合の変化によるシャボン玉の大きさ
  • 2班:紙の形状による一点にかかる力への耐久性の違い
  • 3班:食塩投入による氷の温度変化
  • 4班:様々な溶液に対する非水溶性のティッシュペーパーの溶解結果の検証
  • 5班:色と光の混合
  • 6班:日用品の油汚れに対する化学的反応
  • 7班:土汚れの落ちやすさと洗剤
  • 8班:水中シャボン玉における耐久性の向上
  • 9班:状態変化における電解質の温度変化~より良い水分補給を求めて~
  • 10班:紙飛行機の折り方が与える影響と飛距離の関係

課題研究河川研究班 テクノ愛2018奨励賞受賞

11/23(金)に京都大学で実施された「テクノ愛2018アイデアコンテスト」において、本校2年理数科の河川環境班(課題研究)が奨励賞を受賞しました。

テクノ愛アイデアコンテストとは、高校や大学の研究内容を「独創性・成熟度・実用性・アピール力」の観点から審査される22年も続く大会です。高校生部門応募数144件の中から2回にわたる書類審査選考により採択され、コンテストに出場しました。

発表テーマ:「河道掘削の生態系に与える影響を考慮した、新しい掘削法の提案」(河道掘削計画を、工事前に評価できるシステムの考案)

2年生理数科 窪田航介 幸野七海 福嶋陸斗 分玉康太

また、河川環境班は、洪水対策としての河道掘削工事の重要性と、加古川に生息する生物の生態系を守る大切さを伝えるために、11/14(水)に加古川市立若宮小学校3年生と交流授業を実施しました。

小学校の多目的室で、事前学習プリントで予習してきてもらった事柄を確認しながらクイズを交えた授業を行い、国土交通省近畿整備局姫路河川事務所の方々と共同で河口左岸にてクリーンキャンペーンをおこないました。

平成30年度SSH講演会「昆虫がひらく新しい科学と技術の未来」

加古川市民会館において、平成30年度SSH講演会が行われました。

今年度は、東京大学先端科学技術研究センター所長の神崎亮平教授に「昆虫がひらく新しい科学と技術の未来~未来をつくるみなさんへ~」と題して講演していただきました。

同じ環境にいても、動物によって感覚、時間、大きさの世界が異なり、環境世界が違うこと。また、昆虫の力を活かす技術として、カイコガのオスがメスのフェロモンのにおいに反応するメカニズムやそれを使ったロボットの開発等についてお話しいただきました。

最後に、これからの未来を生きる生徒たちに、「個性を伸ばしグローバルな人材になれ。今がんばるのは夢のための手段で、目的と手段を見誤るな。」と熱いメッセージをいただきました。

質疑応答では次々と手が上がり、ひとつひとつ丁寧に答えてくださいましたが、講演後、学校に戻ってからも質問会の時間を設けてくださり、たくさんの生徒が講義を聞きに来ました。

実際にカイコガも見せていただき、さらに詳しいお話を聞くことができ、大変貴重な時間となりました。