平成30年度SSH講演会「昆虫がひらく新しい科学と技術の未来」

加古川市民会館において、平成30年度SSH講演会が行われました。

今年度は、東京大学先端科学技術研究センター所長の神崎亮平教授に「昆虫がひらく新しい科学と技術の未来~未来をつくるみなさんへ~」と題して講演していただきました。

同じ環境にいても、動物によって感覚、時間、大きさの世界が異なり、環境世界が違うこと。また、昆虫の力を活かす技術として、カイコガのオスがメスのフェロモンのにおいに反応するメカニズムやそれを使ったロボットの開発等についてお話しいただきました。

最後に、これからの未来を生きる生徒たちに、「個性を伸ばしグローバルな人材になれ。今がんばるのは夢のための手段で、目的と手段を見誤るな。」と熱いメッセージをいただきました。

質疑応答では次々と手が上がり、ひとつひとつ丁寧に答えてくださいましたが、講演後、学校に戻ってからも質問会の時間を設けてくださり、たくさんの生徒が講義を聞きに来ました。

実際にカイコガも見せていただき、さらに詳しいお話を聞くことができ、大変貴重な時間となりました。

      

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