平成27年7月30日創造基礎B FW「銭湯と外国人」

長田東尻池にある戎湯において、「銭湯で外国人と交流しよう」というテーマで研究している2班が、店主の小原さんからお話を伺いました。お話の後、銭湯にも入りました。以下は生徒の感想です。

今回のフィールドワークでは戎湯さんを訪ねました。これまでの三軒とは少し違い、1日に約50人しか客が入らないので経営には相当困っているようでした。この問題の原因としては設備などにあまりお金をかけていないが、県で入浴料金を定められているため安く入らせてあげられないということでした。また、高齢者の常連客が多く、こどもが来ても嫌そうにされるのであまり若い人が来てくれないのだそうです。店主の小原さんには僕たちでもできそうな活動を提案していただいたのでやっていきたいです。

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平成27年7月30日創造基礎B FW「空き地活用」

新長田駒ヶ林において、「空き地を活用したまちづくり」をテーマに研究している8班が、前回お世話になったスタヂオカタリスト 角野史和氏を訪問しました。これまで、空家と空き地の区別なく活用方法を考えていましたが、今回は空き地に絞り込んで班で話し合い、角野さんが活用を計画していた空き地を自分たちに任せてもらえないか提案を行いました。その後、駒ヶ林地区で空き家を利用して芸術活動を展開しているNPO法人芸法代表の小國陽佑氏にお話しを伺いにいきました。さらに、「空き縁ネット」という空き家・空き地活用を考える会合に参加し、空家をレストランに改装したり、子育てスペースにしたりと実際に空き家を活用している例について学びました。以下は生徒の感想です。

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今日のフィールドワークは、最初に1回目でも伺ったスタヂオカタリストの角野さんでした。班員で話し合った案を相談しました。また、角野さんが今考えていることも教えていただきました。教えていただいた中でこれからメインで活動していこうと考えている案を報告します。それは、空き地に被せてあるブルーシートを使ったアートです。出来る限りお金がかからず今あるもので、作れるとなお良いそうです。ブルーシートを押さえている石や木のペインティングをしようと思いますが、ノラ猫対策でCDなどキラキラしたものを使っても良いと教えていただきました。10/31~11/13までの下町芸術祭に展示できるかもしれません。次にNPO芸法の方に挨拶に行きました。そして、空き縁ネット交流会に参加しました。そこでは空き地ではなく空き家の活用について具体的に教えていただきました。商店街のシャッター街とか子育てママの仕事とか、他の班にも繋がることを教えていただきました。今回のフィールドワークで、これからの方針が決まってきました。これからも話合いを重ね、みんなが楽しめる空き地活用を目指します。

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平成27年7月29日ベトナム研修旅行4日目(A・B班合流)

未来創造コース1期生の生徒19名(B班)はベトナム研修旅行4日目、ハイフォン市内にあるガ市場でフィールドワークを行いました。昨日のソンアン村と比べ物にならないほど人で溢れ、非常に活気ある市場でした。売られているものはソンアン村のものに加え、鳥やアヒルを生きたまま販売していたり、花卉や生活雑貨も売られていました。水は水道水を使っているそうですが、バイクが行き交う道の両側でお店が並び、ゴミも目立ちました。ガ市場を抜けてヅーハン寺で一休みしました。

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移動中、兵庫県政府香港経済交流事務所 副所長の明田直也氏から兵庫県にある中小企業の海外進出の動向や支援体制について説明をいただきました。

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午後からグローバルリサーチ受講生7名(A班)と合流し、住ラバー・ベトナムを訪問しました。この会社は、住友ゴム工業株式会社の海外拠点のひとつで、ハイフォン校外の野村工業団地につくられた工場です。現地のベトナム人をおよそ1000人雇用し、3交代制で操業しているそうです。会議室で社長の山本正文氏から、住ラバー・ベトナムの説明と住友ゴムの海外戦略におけるベトナムの位置づけについて講義を受けました。次に、社員食堂で現地ワーカーと同じ食事をいただきました。その後、プリンターに使われるファイラバー(OA用ゴム製品)の生産現場と見学をし、非常に高度な生産管理と厳格な品質管理体制を学びました。最後に会議室に戻り、ふりかえりを行い、山本社長や工場長の羽生篤史氏、現地リーダーの方々へ疑問や質問をぶつけました。住ラバーの日本人スタッフと現地スタッフが深くコミュニケーションをとって、住ラバーの文化を共有しながら協働しながら体制を整えていったことを強調されていました。

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平成27年7月28日ベトナム研修旅行3日目(A班)

グローバルリサーチ受講生7名は少し雨が降る中、フエ市内にある2つの世界遺産の見学へ出かけました。フエはベトナム最後の王朝である阮朝の都が置かれた都市で、市内にはその当時の王宮跡が点在しています。

1つ目の世界遺産はトゥドゥック帝陵です。1864年から1867年の約3年をかけて造られた帝陵で、阮朝の4代目皇帝トゥドック帝の別荘兼墓地として建造されたとのことです。池を見渡すことの出来る建物の中ではベトナムの宮廷音楽の演奏を楽しむことが出来ました。陵内は修復中で、各所で修復作業が行われていました。

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2つ目は阮朝王宮です。1803年に建設された後、1833年に今の場所に移された王宮跡です。戦争の影響で残っている建物は少なくなっていますが、未だに当時の風格が色濃く残っていました。王宮跡全体は堀と塀に囲まれた非常に広大な敷地で、内部には当時の大砲や王宮門(午門)、太和殿、フラッグタワー等様々な建物が並び、じっくり見れば丸1日かかりそうな規模でした。

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平成27年7月28日ベトナム研修旅行3日目(B班)

未来創造コース1期生の生徒19名(B班)はベトナム研修旅行3日目、タイビン校外にあるソンアン村を訪れ、市場をフィールドワークしました。昨年、屋根付きの市場に改修されたそうで、きれいな外観でした。中では、鶏肉、豚肉、魚、えび、野菜などを持ち寄って売られていました。市場では女性が主役で、値段交渉しながら売り買いしていました。台や包丁などは水道水を使って洗っているそうですが、以前は川の水を使っていたそうです。

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その後、グエンサー村に移動し、保健センターを訪れました。副センター長のトゥワン氏からグエンサー村の乳幼児の予防接種や衛生環境の整備などについて講義を受けました。次にグエンサー村の民家を2件訪問しました。2件とも農地・菜園と池と家畜場をもった立派なお宅で、いわゆるVAC農法を実践している様子を学ぶことができました。最後に保健センターに戻り、昨日訪問したタイビン医科薬科大学副学長のファンムー・ゴッ・カイ教授と今回のフィールドワークのふりかえりと質疑を行いました。「なぜ~なのか」という問いを生徒に立てさせると、特に水について疑問が多くあり、農薬や浄水技術などさまざまな課題がベトナムにあることがわかりました。

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午後はグエンサー村を出て、港町ハイフォンへ移動しました。ハイフォン到着後、ホテルの近くを散策し、スーパーマーケットで買い物をしました。

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平成27年7月28日創造基礎B FW「水難救助訓練」

神戸市立真陽小学校において、「地震に強いまちづくり」をテーマに研究をしている3班が、真陽防災コミュニティー・長田消防団第七分団が主催する水難救助訓練にボランティアとして参加しました。以下は生徒の感想です。

僕たちは真陽小学校にて水難救助について学んできました。実際の防災訓練に参加して感じたことは、防災をしていく上でも人とのつながりは、大切だということがわかりました。今回の防災訓練はたくさんの子供たち、大人の方々が参加されており、地域のひとのつながりがこのようにたくさんのひとを呼んできているのだとおもいますし、実際に体験したことを子供は親に伝え、大人は同僚などに伝えることでさらに防災意識が広がっていくということを実感しました。参加した側としては、自分の身を自分で守ることは難しく、周りの手助けがあることで初めて生存できるのでは?となりました。今後の活動方針としては防災教育にいきたいと思っています。地震に強い町というテーマとは少し違うかもしれませんが、班員との話し合いで防災教育をしていくときめました。

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平成27年7月27日ベトナム研修旅行2日目(A班)

グローバルリサーチ受講生7名は、兵庫県立大学村上教授、フエ医科薬科大学の先生、現地ガイドと共にフエ市内の市場へ、午後からフエ医科薬科大学で行う実験用食品サンプルの購入に出かけました。市場では日本ではあまり見かけることのない、野菜や果物を中心に約30種類を購入しました。現地の市場での買い物は最初は戸惑いながらでしたが、徐々に慣れていき、英語やガイドから教えてもらったベトナム語を使って積極的に話しかけている生徒も増えていきました。

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市場でのサンプル購入後、フエ医科薬科大学の研究室へ移動し、種類ごとに分別した後、データ抽出をするための工程に移りました。

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野菜や果物の種や皮を取り除いた部分を細かく切って、アルコールの中に浸していきます。結果が出るのは数週間かかるということなので、ベトナムでの作業はここまでです。後は日本で結果を待つだけです。

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作業終了後、フエ医科薬科大学の先生から学校の紹介と施設案内をしていただきました。

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平成27年7月27日ベトナム研修旅行2日目(B班)

未来創造コース1期生の生徒19名(B班)はベトナム研修旅行2日目、ハノイにある国立栄養院を訪れ、講義と施設見学を行いました。まず、国立栄養院について研究員のグエン・コック・アイン氏から説明を受け、栄養学の観点から経済発展がベトナムの子どもの低身長や痩せ型の体型にどのような影響があるのかについて講義をしてもらいました。次に、大阪大学グローバルコラボセンター准教授 住村欣範氏から新興国の健康環境について講義を受けました。その後、国立栄養院の研究室を見学し、日本のODAによってさまざまな機器が導入されている様子を見てきました。最後に、研究員の上田京平氏から薬剤耐性大腸菌の研究を中心にSATREPSのプログラムについて講義を受けました。上田さんは若い研究員ということもあって、生徒からは進路や課題設定についても質問しました。

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昼からハノイを出発し、南東に位置するタイビンに向かいました。タイビンではタイビン医科薬科大学を訪問し、研究室や大学併設の診療所、学生寮などを見学しました。国立栄養院と同じように機器が整えられていましたが、故障しても修理する人材が不足したり、治療の現場における衛生環境がまだ不十分であったり、途上国の医療の現状を垣間見ました。

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平成27年7月26日ベトナム研修旅行1日目

未来創造コース1期生19名とグローバルリサーチ受講生7名が平成27年度ベトナム研修旅行に参加しました。関西国際空港を出発し、およそ4時間かけてノンバイ空港へ向かいました。ハノイ到着後に旧市街へ移動し、“バイクの洪水”の中、道を横切ることに奮闘しながら、活気ある商店街を散策しました。グローバルリサーチ受講生(A班)は再びノンバイ空港へ移動し、フエへ向かいました。未来創造コース1期生(B班)は、先日日本を訪れたハノイ国家大学附属科学技術高校の生徒と再会し、水上人形劇の観賞と旧市街の散策を行いました。

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平成27年7月25日グローバルリサーチ FW「フェアトレードショップ」

神戸学生青年センターにおいて、グローバルリサーチ受講生が、AWEP(アジア女性自立プロジェクト)「フェアトレードショップ」を見学しました。AWSPとは、アジアの女性をフェアトレードを通じて女性の自立を促進する活動です。以下は生徒の感想です。

このフェアトレードショップはAWEPというアジア女性自立プロジェクトの活動です。ここでの商品はフィリピン、インドネシア、タイ、ネパールの女性が作ったものだそうです。AWEPでは、相談活動や日本に住む女性への情報発信などを行っています。フェアトレードに参加するためには、物を買ったり売ったりすることが必要です。神戸学生青年センターでは店舗委託の場となっているそうです。また、外国人の方を支援するために日本語教室をしたり外国から日本に移住、留学中の人たちに講座などを行ってもらったりしています。神戸学生青年センターはフェアトレードの情報発信場所となっているそうです。三ノ宮と岡本にはAWEPで活動している人もいるのでアポをとって行ってみたいなと思いました。フェアトレードの詳しい事は今回あまり分からなかったので、仕組みやその活動がどのようにして他国に影響をあたえているのかについて知りたいなと思いました。また、他の組織の女性中心の社会貢献について調べてみたいです。

今回話を伺った方は神戸学生青年センターの職員の方だったのでフェアトレードのお話というよりかはフェアトレードを行っている団体を紹介していただいたという感じでした。まず、私の「フェアトレード」に対するイメージは農業系生産者の支援だったのですが、会場にはかばんやアクセサリー、毛染め用せっけんみたいなものなど様々な雑貨が売られていて驚きました。所得が低くならざるをえない民族や、元ハンセン病患者の方などいろんな立場の人が製作したものが置いてあり「フェアトレード」は大きな意味で使われているのだと感心しました。都築先生から教えていただいた「AWEP」という団体はアジア女性自立プロジェクトとしてフェアトレードの商品の生産、販売、活動を行っていました。そのように、人権問題などにもフェアトレードは活用できるのでとても便利かつ良いシステムだと改めて感じました。今回はフェアトレードのことを考える中継地点だったと思います。都築先生に教えていただいた所にも行ってお話を聞き、フェアトレードについての理解をさらに深めたいと思いました。いい情報収集ができてよかったです。

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