平成27年8月9日創造基礎B FW「アスタこども市場」

アスタくにづか3番館において、「少子化と子育て」というテーマで研究している4班が、アスタくにづか3番館地下テナント会主催「アスタこども市場」のボランティアスタッフとして参加しました。「こうこくだいりてん」と「おにくやさん」のブースの切り盛りを任され、子どもたちと一緒に展示物の作製や販売をしました。このイベントについて、主催者の西村川魚店代表取締役 西村大輔氏は「子どもと商店街が顔がわかる関係になって、子どもが気軽に商店街に立ち寄っておしゃべりしたり、買い物できるきっかけづくりをしている」とおっしゃっていました。以下は生徒の感想です。

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今日はアスタ夏のこども市場のボランティアに参加しました。午前中は会場の設営や準備の手伝いなどをしました。午後に入ってからは子供達の職業体験をサポートする役割をしました。僕たちの班は広告代理店の職業体験の係につきました。このコーナーでは子供達が、商業施設に飾るかざり付けをつくっていました。子供達の作業の手伝いや体験の受け付けなどをしたのですが予想以上に大変でした。今回のボランティアを通して思ったことがいくつかあります。一つめはこのイベントを通して子供達や親の交友関係が広がると言うことです。また地域のお店の人との関係も築くことができると思います。二つ目はこのようなイベントを行う大変さです。僕たちの班もいずれはイベントを行い育児の手助けをしたいと考えています。なので、今回のボランティアを通してイベントの準備のことなどを知ることができてよかったです。

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平成27年8月8日グローバルリサーチ FW「すべての子どもにやさしい世界を」

神戸市立海外移住と文化の交流センターにおいて、グローバルリサーチ受講生(1年生)5名が、ユニセフ国際セミナー「すべての子どもにやさしい世界を」に参加しました。はじめに日系ブラジル人3世で中学校教諭の伊木ロドリゴ先生の講演を聞きました。ロドリゴ先生は1996年に10才でブラジルから来日し、言葉の壁にずいぶん悩まれたそうです。そして、15才で白血病を患いながらも生きるために必死に治療にしている最中に、日本の自殺者3万人のニュースを見て、生きることや夢を語ることの大切さを伝えるために教師を目指されたそうです。会場にはたくさんの日系ブラジル人の子どもたちが参加しており、ロドリゴ先生は「Think,Try,My way,Dream big」と子どもたちに語りかけました。

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次に、松原ルマさんから日系ブラジル人としてのアイデンティティーの難しさについてお話がありました。ルマさんは9才のころに母(松原マリナさん:関西ブラジル人コミュニティーCBK理事長)に連れられて母語教室に来たが、ほとんど生まれも育ちも日本のルマさんはなじめず、中学入学と同時に母語教室をやめたことを告白されました。続いて、グループに分かれて議論しました。本校生徒は「在住ブラジル人として~大切にしてきたこと~」「聞いて聞いてロドリゴ先生~わたしたちの夢」「CBKが支えてくれたこと~将来に描いた希望の道~」のテーマに参加し、意見交換を行いました。

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以下は生徒の感想です。

今回は本当に参加してよかったと思いました。特にロドリゴさんのお話は心に強く残るものでした。10歳という歳で日本に来て、たくさんの苦労をされているなかで夢を叶えていて、私ももっと頑張ろうと思いました。またイギリスに留学するという新たな夢も叶えようとしていて本当にすごい人だと思いました。グループトークでは私と同じ歳でも全く異なる境遇である内山さんの話を聞くことができました。その話ではやはり信頼関係が大切だと言っていました。しかし島国である日本は他の国ほどハーフの人や日本に住む内山さんのような外国人の方を受け入れる制度がなく配慮がない。少しでも内山さんがされてきた苦労をする人が減るように日本はもっと考えていくべきだと思います。最後のロドリゴさんのお話では病気と死以外は努力で何とかできると言っていたのが印象です。しかし三万人の人が一年間に自殺しているという日本です。私も自分ができることをして、誰かの役に立ちたいと思いました。ロドリゴさんの話でまだまだ自分は頑張れると思えるようになりました。自殺したりする人が少しでもへって欲しいと私も思います。

伊木ロドソゴ先生の話で、病気になりながらも自分よりも他人のことを考えて行動し、自らの夢を変え実現させている姿に強く感銘を受けました。今自分が勉強しているのは、他でもなく自分のためなのだということを教えて頂きました。グループワークでは、内山ジュリアナさんを中心に、内山さんの将来や今までの事だけでなく、日本とブラジルの違いや日本の体制の話をしました。その中で、日本は受け入れると言いながら受入体制が全然整っていないという話題が挙げられました。また内山さんの人生の中で、日本人の血で、ブラジルで育ったがために、ブラジルでは「お前はブラジル人じゃない」日本では「あなたは日本人じゃない」と言われ、いじめられた経験があるらしく、それを聞いてそのような思考回路を中学でもする日本人の子どもはまだまだ幼稚なのだなと思うと嘆かわしくなりました。日本人だけでなく、もっと全国、世界中でいじめをなくすための対応等をすべきだと思います。いじめの概念は差別にも通じるものがあり、その境遇にある人々の心情を理解しなければ難民受け入れや、その対処もできないと思います。

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平成27年8月5日東京未来フロンティアツアー 2日目

事前に選択した6つのコースに分かれてツアーのメインになる2日目の研修を行いました。各コースとも研修先で非常に温かく迎えていただき、実りのある研修を行うことができました。

コースⅠ:アジア経済研究所・日本ASEANセンターへの訪問学習(11名)

1.アジア経済研究所

主任研究員・藤田麻衣氏による講義および付属図書館見学

2.日本ASEANセンター

広報担当官・貫山淳子氏による講義

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コースⅡ:㈱東芝・共同通信社への訪問学習(11名)

1.㈱東芝

営業担当部・西村和孝さんの講義および東芝未来科学館の見学

2.共同通信社

本校OBである社長室長・豊田正彦さんの案内で、海外特派員との対話および国際報 道についての講義

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コースⅢ:㈱東芝・国連UNHCR協会への訪問学習(10名)

1.㈱東芝

営業担当部・西村和孝さんの講義および東芝未来科学館の見学

2.国連UNHCR協会

代表者・中村恵さんとインターン研修中の大学生とのディスカッション

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コースⅣ:㈱東芝・日建建設総合研究所・アジア開発銀行への訪問学習(11名)

1.㈱東芝

営業担当部・西村和孝さんの講義および東芝未来科学館の見学

2.日建建設総合研究所

松村茂久主任研究員による講義

3.アジア開発銀行

玉置知己駐日事務所長による講義

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コースV:㈱東芝・東京大学医科学研究所への訪問学習(12名)

1.㈱花王

花王すみだ事業所を訪問し、化粧品工場、ヘアケア研究所を見学

2.東京大学医科学研究所

本校OB田原秀晃教授の講義および研究室見学

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コースⅥ:物質・材料研究機構への訪問学習(11名)

1.物質・材料研究機構

本校OB魚崎浩平ユニットリーダーの講義および実験実習

3日目はいくつかのグループに分かれて班別研修を実施し、新幹線で帰神しました。新神戸駅到着後解散式を行い、3日間の研修を終えました。

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平成27年8月4日東京みらいフロンティアツアー1日目

新神戸駅に集合し、新幹線で東京へ向かいました。東京駅到着後、コースA,Bの2つのコースに分かれ、1日目の研修を行いました。

コースA:統計数理研究所・極地研究所・国文学研究資料館・国語研究所への訪問学習(44名)

1.各研究所の講師からの講義

極地研 牛尾収輝准教授「極地から探る地球と宇宙の姿」

国文研 太田尚宏准教授「旧家に残る文書の整理と保存」

国語研 籠宮隆之特任助教「ことばの伝えるもの」

統数研 坂田綾香助教「スパース性に基づく情報処理の整理」

2.施設見学

極地研 → 国文研 → 国語研 → 統数研

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コースB:㈱味の素・㈱丸紅への訪問学習(22名)

1.㈱味の素

CSR部・栗脇啓専任部長による講義

2.㈱丸紅

中高生総合商社講座受講および本校OB崎島隆文顧問による講義

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平成27年8月3日創造基礎B FW「伍魚福」

長田区野田町にある伍魚福本社において、「長田の食材を使った非常食」をテーマに研究している7班が、株式会社伍魚福代表取締役社長 山中勧氏を訪問し、「ぼっかけ」を使った非常食の提案を行いました。山中社長からはマーケティングやコンセプト、販路など商品開発のイロハを丁寧に教えていただきました。また、「いかなごの釘煮」の歴史や自社商品に対する思いも教えていただきました。以下は生徒の感想です。

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今回のフィールドワークでは、非常食を作るにあたって必要なことを知るために、(株)伍魚福の代表取締役社長・山中勧さんを伺いました。私たちは前回のフィールドワークを終えた後、どんな非常食を作るか話し合い、手軽で日持ちもするフリカケを作ることに決め、今回に臨みました。しかし、実際に山中さんにお話を伺うと、現時点ではまだまだ話し合いや考え方が浅いという部分が浮き彫りになりました。「具体的にどのような味、食感のものがよいのか。保存の期間や方法はどうするのか。」などについて深く考えてくること。そして、災害の被害についてもっと多くの情報を知ること。このようなことが、今後の課題として挙げられます。山中さんは今後もお話や相談を受けてくださるそうなので、次回伺うときには、より深く、具体的な案と見通しを考えておきたいと思います。

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平成27年8月3日創造基礎B FW「甲南本通商店街」

甲南本通会館において、「シャッター街の再生」について研究している1班が、甲南本通商店街振興組合 理事長の西山輝之氏にお話しを伺いました。西山さんは、“活性化”とは各店舗が商品やサービスを顧客に対して自信を持って提供できるようになることと、人のつながりを大切にすることだと話しておられて、イベントをすることだけが活性化ではないとおっしゃっていました。以下は生徒の感想です。

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正直わたしは、同じ区内に住んでいるにも関わらず、甲南商店街に訪れたこともありませんでした。というより、前はよく通るのですが存在すら知りませんでした。西山さんに話を伺う際にまず、自分の意見や考えがまとまっておらず、無駄な時間が経ってしまったことが自分にとって一番の反省点です。同じ被災地であることや、震災後の神戸市の過剰な復興事業によって多面的に損害を被った商店街でも、現状はまったく異なり、東灘区では多くのスーパーの進出もあって、震災前より顧客が減っていることがよく分かりました。また、スーパーとは違い、安価ではない代わりに品質が保証されている専門店が集まっている商店街には若者が訪れにくく、利用客層が限られているので、その開拓に子どもたちを利用するなど西山さんの経験から得た技を知れたので充分に生かしていきたいです。

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平成27年8月1日創造基礎B FW「長田神社前商店街」

長田神社前商店街において、「長田神社前商店街の活性化」をテーマに研究している6班が、フィールドワークを行いました。長田萬福茶やで、以前お話を伺った長田神社前商店街振興組合理事長の五嶋氏に改めてお話を伺いました。その後、同組合地域活性化部長の村上季実子氏からもお話を伺うことができました。以下は生徒の感想です。

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今日は、長田商店街で毎月1日に行われている長田萬福茶屋で再び五嶋さんにお話を聞きに行くのと、商店街のお店に簡単なアンケートを取りに行きました。初めに五嶋さんにおかし作りをやめてパッケージ作りをしたいということを話すと、パッケージはそれぞれのお店で業者に頼んでいるからポスターを作って欲しいとお願いされました。そこで、お店をアピールできるようなポスターを作るためのアンケートに変更し、パッケージ作りに協力してもらえそうなお店を探した結果、数店舗で協力してもらえました。これからは、できるだけ多くの商店街のお店を紹介できるようなポスターを作れるように、さらにアンケートや調査を行いたいと思います。

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平成27年7月31日ベトナム研修旅行6日目

ベトナム研修旅行6日目は、ホンガイ高校生との交流です。今回は本校と教育連携協定締結の式典も兼ねての訪問でした。まず、ホンガイ高校生によるパフォーマンスが行われ、ダンス、琴と縦笛の演奏、マジックショーが披露されました。本校からはソーラン、ドラえもんの歌、「いざ立て戦人よ」の合唱を披露しました。次に、ヌエン・リン ホンガイ校長による挨拶と協定書の調印、おみやげ交換を行いました。そして、両校からそれぞれの地域や学校について紹介を行いました。さらに、ホンガイ高校生が用意した連想ゲームや早食い競争など交流ゲームを楽しみました。最後にグループに分かれ、それぞれの身近な文化や学校生活、課題研究のテーマなどについて話し合って交流を深めました。すべての行事を英語で会話し、ホンガイ高校生の英語能力の高さに驚きながらも、英語が使えればたくさんの人と交流できることを改めて知る機会になりました。

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ホンガイ高校をあとに、一路ハノイに戻りました。短時間ですが、ハノイ旧市街で自由行動し、夕食後、日本への帰路につきました。

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平成27年7月31日創造基礎B FW「子育て支援」

長田神社前商店街において、「少子化と子育て」をテーマに研究している4班が長田中央いちばで実施されたベビークッキングに参加しました。以下は生徒の感想です。

私たちの班は、今日2つのフィールドワークに行きました。一つ目は、長田中央いちばベビークッキングに参加しました。そこでは、まず夏の暑さの中でも摂りやすい食品や疲労回復のための食品の説明をしていただきました。食品の中に含まれている栄養素の話やその効果について教えていただきました。次に『新じゃがいもの甘酢あえ』、『カラフル冷奴』を作りました。その中では、赤ちゃんにも親にも食べられる工夫などを教えていただきました。ここでは、単にお料理教室のとしての役割だけではなく、小さな子供を持つ母親同士の交流の場となっており、子育てに関する様々な意見交換などをしていました。この企画をしている方のお話によると、ここでは地域、商店街との関わりを持つはじまりの場となることを目指しているとおっしゃっていました。実際に長田市場の方々や商店街の方々にはお孫さんや息子、娘さんがいる方が多く、アドバイスなどもしてくれることもあるそうです。また、ここでは母親のストレス解消のために子供さんを市場のあるスペースにあずけて、物作りの教室も行っているとのことでした。ちなみに預けられている子供さんは常磐大学の学生の方々にお世話してもらっているそうです。

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次に、長田神社前商店街振興組合の方にお話を伺いに行きました。そこでは、市場で聞いた話も含めてたくさんの話をしていただきました。この組合では、ダイエーの下にある空きスペースに休憩所のような座れる場所を作ったそうです。そして次には、他の空きスペースに子供達が遊べるプレイルームを作るという話も出てきているそうです。まだ考え中のこともあるらしいので、私たちも積極的に案を出していけたらなと考えています。また、近くの川で子供達に生き物について教えていけたらいいなというようなこともおっしゃっていました。始めのイベントの方々から、また別のイベントの紹介などもしていただいたりととても充実した1日になりました。

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平成27年7月30日ベトナム研修旅行5日目

ベトナム研修旅行5日目は、ベトナムで最も有名な観光地のハロン湾での活動です。大阪府立大学大学院教授 北宅善昭氏のご指導のもと、ハロン湾の無人島でのマングローブの植林活動を予定していました。しかし、運悪く「40年に1度の多雨」といわれるほどの雨で、洪水や土砂崩れが発生していたため、予定していた植林活動は地中止となりました。予定を変更して、ハロン湾のさらに入り江にあるトンキン湾の岸にあるマングローブ林の観察を行いました。北宅先生からマングローブの種類について解説をしていただいたあと、ハノイ国家大学教育院研究員 ドア・ヴァン・タン氏からマングローブが海水から塩分を放出する作戦などについて課題が与えられ、生徒はマングローブをじっくり観察しながら答えを探しました。

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夕食後、ホテルの近くのナイトマーケットに繰り出しました。現地のベトナム人が利用するマーケットで、値段交渉をしながら購入します。生徒は他の店と比較したり、値切り交渉をしたりしておみやげや小物、衣類を購入しました。

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