長田区野田町にある伍魚福本社において、「長田の食材を使った非常食」をテーマに研究している7班が、株式会社伍魚福代表取締役社長 山中勧氏を訪問し、「ぼっかけ」を使った非常食の提案を行いました。山中社長からはマーケティングやコンセプト、販路など商品開発のイロハを丁寧に教えていただきました。また、「いかなごの釘煮」の歴史や自社商品に対する思いも教えていただきました。以下は生徒の感想です。
今回のフィールドワークでは、非常食を作るにあたって必要なことを知るために、(株)伍魚福の代表取締役社長・山中勧さんを伺いました。私たちは前回のフィールドワークを終えた後、どんな非常食を作るか話し合い、手軽で日持ちもするフリカケを作ることに決め、今回に臨みました。しかし、実際に山中さんにお話を伺うと、現時点ではまだまだ話し合いや考え方が浅いという部分が浮き彫りになりました。「具体的にどのような味、食感のものがよいのか。保存の期間や方法はどうするのか。」などについて深く考えてくること。そして、災害の被害についてもっと多くの情報を知ること。このようなことが、今後の課題として挙げられます。山中さんは今後もお話や相談を受けてくださるそうなので、次回伺うときには、より深く、具体的な案と見通しを考えておきたいと思います。