甲南本通会館において、「シャッター街の再生」について研究している1班が、甲南本通商店街振興組合 理事長の西山輝之氏にお話しを伺いました。西山さんは、“活性化”とは各店舗が商品やサービスを顧客に対して自信を持って提供できるようになることと、人のつながりを大切にすることだと話しておられて、イベントをすることだけが活性化ではないとおっしゃっていました。以下は生徒の感想です。
正直わたしは、同じ区内に住んでいるにも関わらず、甲南商店街に訪れたこともありませんでした。というより、前はよく通るのですが存在すら知りませんでした。西山さんに話を伺う際にまず、自分の意見や考えがまとまっておらず、無駄な時間が経ってしまったことが自分にとって一番の反省点です。同じ被災地であることや、震災後の神戸市の過剰な復興事業によって多面的に損害を被った商店街でも、現状はまったく異なり、東灘区では多くのスーパーの進出もあって、震災前より顧客が減っていることがよく分かりました。また、スーパーとは違い、安価ではない代わりに品質が保証されている専門店が集まっている商店街には若者が訪れにくく、利用客層が限られているので、その開拓に子どもたちを利用するなど西山さんの経験から得た技を知れたので充分に生かしていきたいです。