長田神社前商店街において、「少子化と子育て」をテーマに研究している4班が長田中央いちばで実施されたベビークッキングに参加しました。以下は生徒の感想です。
私たちの班は、今日2つのフィールドワークに行きました。一つ目は、長田中央いちばベビークッキングに参加しました。そこでは、まず夏の暑さの中でも摂りやすい食品や疲労回復のための食品の説明をしていただきました。食品の中に含まれている栄養素の話やその効果について教えていただきました。次に『新じゃがいもの甘酢あえ』、『カラフル冷奴』を作りました。その中では、赤ちゃんにも親にも食べられる工夫などを教えていただきました。ここでは、単にお料理教室のとしての役割だけではなく、小さな子供を持つ母親同士の交流の場となっており、子育てに関する様々な意見交換などをしていました。この企画をしている方のお話によると、ここでは地域、商店街との関わりを持つはじまりの場となることを目指しているとおっしゃっていました。実際に長田市場の方々や商店街の方々にはお孫さんや息子、娘さんがいる方が多く、アドバイスなどもしてくれることもあるそうです。また、ここでは母親のストレス解消のために子供さんを市場のあるスペースにあずけて、物作りの教室も行っているとのことでした。ちなみに預けられている子供さんは常磐大学の学生の方々にお世話してもらっているそうです。
次に、長田神社前商店街振興組合の方にお話を伺いに行きました。そこでは、市場で聞いた話も含めてたくさんの話をしていただきました。この組合では、ダイエーの下にある空きスペースに休憩所のような座れる場所を作ったそうです。そして次には、他の空きスペースに子供達が遊べるプレイルームを作るという話も出てきているそうです。まだ考え中のこともあるらしいので、私たちも積極的に案を出していけたらなと考えています。また、近くの川で子供達に生き物について教えていけたらいいなというようなこともおっしゃっていました。始めのイベントの方々から、また別のイベントの紹介などもしていただいたりととても充実した1日になりました。