平成28年5月30日 GRⅡ 「中間報告」

本校社会科教室において、グローバルリサーチ選択者40名(2年)を対象に、大阪大学大学院経済学研究科教授 佐々木勝氏をお招きし、研究の進め方やレポート・ポスターの作り方についてお話して頂きました。その後、生徒たちは研究の中間発表(発表5分、質疑応答2分)を行い、佐々木氏にも質疑応答に加わっていただきました。

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〈生徒の感想〉

5分間という決まった時間の中でどのようなことを言うのかをまとめるのが難しかったです。今回発表をしてみて、時間の使い方や、言葉の使い方を見直す必要があるなと思いました。お客として他の班を見ていると、写真を使っている班が多くて見やすかったです。問題と原因、答えを分かりやすく発表している班があり、見習いたいと思いました。

理由や書いている内容に不足があり、十分に伝えきれていなかったような気がしました。自分自身が気付かなかった課題や改善案がたくさん出たので今回の発表はとてもいいものになったと思います。

質問タイムでは今後どうしていくべきか考えられるような質問をたくさんしてくれたのですごく参考になりました。阪大の佐々木先生には全体的にぼやっとしていると言われてしまったのでどこの国について調べるかをグループで話し合いたいです。

内容がまだまだ薄かったり、疑問に思うところが多々あった。佐々木先生の発表のポイントを聞いて、文よりもキーワードでポスターを作成することが大切だと思ったが、グラフなどが小さい班が多いなと思った。

今日学んだことは「目的」と「動機」をしっかり区分すること。お話を聞いた時間は短かったですが、いかに自分がまだまだなのかを思い知らされました。質問されて、はっきりしなくて相手に説明できなかった時は本当に悔しかったです。

 

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平成28年5月27日 創造応用 「ひょうご・こうべ健康・医療ハイスクールサミット」第2回実行委員会

WHO神戸センターにおいて、未来創造コース2期生(2年)2名がひょうご・こうべ健康・医療ハイスクールサミットの第2回実行委員会に参加しました。宣言文作成チームとして、今後のスケジュールや各学校へ宣言文作成のための依頼を行いました。帰りにはWHO神戸センターのすぐ西にあるJICA関西に立ち寄り、館内を見学しました。

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〈生徒の感想〉

今日の会議では、第一回会議からの進行状況をそれぞれのグループから発表しました。総務広報Gからは当日の流れについての提案、宣言書Gからはこれからの流れについて、ポスターセッションGからは、セッションの回し方についてなどを発表し、それらについて質問、意見交換などをしました。そのあと各グループに分かれて今後の課題について話し合いました。私たち宣言書Gは、資料がある程度集まらない限り活動を開始できないので、できるだけ早く資料集めをしたいと思っています。会議の後、JICA関西に行きました。librarycaféや資料などを見て、最後にトルコ料理をいただきました。とても美味しかったです。そこのレストランには、海外からJICAに来ている人も利用するところだったので、外国人の方が多く、中でもアフリカ系の方々が多く見られました。これからは、積極的に話しかけに行けるように、コミュニケーション力を身に付けたいと思いました。

第2回目の会議に行きました。今回までの進捗を互いに報告するとのことだったので、会議に行く前に学校で準備を急いでしていきました。次回からは場を借りられるそうなので計画的に進めていきたいと思いました。互いに報告された案について意見を出しあって、次の会議でまた報告という形になりました。また、先日の伊勢志摩サミットで話し合われた保健関係の情報も得ました。最後に各グループに別れて少し話し合いをしたのですが、まだ草稿文の元となる情報が無いので集まる日など計画をたてました。六月の創造の授業で英語に関する講義があるそうなのでいかしていきたいと思っています。

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平成28年5月26日 創造基礎B FW 「新湊川と地域のつながり」

新湊川において、「新湊川と地域の交流」をテーマに研究をしている創造科学科1期生(1年)の7班が、長田区まちづくり課協働推進係長 山本茂樹氏、新湊川を愛する会 岸本圭吉氏、井上清志氏からお話を伺いました。新湊川の歴史について写真などを用いながら説明して頂き、これまでの新湊川の歩みについて理解を深めることができました。また、清掃活動や七夕灯ろう流しなど、これまでに行われてきた地域交流イベントについても知ることができました。

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今回のFWで学んだ内容を踏まえ、今後の活動の方向性を定めていく予定です。

〈生徒の感想〉

新湊川はコンクリートで囲まれた人工河川で、緑が無く生物もほとんどいないさびしい川でした。しかし今では新湊川を愛する会のみなさんのご活躍により、緑がふえ、色とりどりの花が咲く美しい川へ姿を変えようとしています。それでもまだ課題は残っており、それらを解決するためには僕たち高校生の自由な発想と新湊川への意識が必要だと思います。これから新湊川がさらに良くなっていくように努力し、もっと兵庫高校生の意識が向けられるようにしたいです。

 

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平成28年5月20日 創造基礎B FW「空き家活用」

レンタルスペース 「r3」において、「空き家活用」をテーマに研究している本校創造科学科1期生(1年)の5班が六間道r3を訪問し、合田昌宏氏からお話を伺いました。「r」は六間道の場所を表す意味と再生や再利用・再使用などを意味しているそうです。r3は空き店舗を活用したレンタルスペースで、カフェや体操教室などが日替わりで展開されています。また、路地裏の空き地を活用した「路地裏菜園」も見せていただきました。

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〈生徒の感想〉

私たちの班は、六間道3丁目の「r3」というレンタルスペースへ行って来ました。管理人の合田昌宏さんにお話を伺いました。 お店を開いたきっかけは、思いがつまった空間をつくりたかったということでした。宣伝をしていないのにもかかわらず、人がたくさん集まるなんて、人と人との繋がりは大きな力だと改めて分かりました。 新しいものではなく、古いものを利用し、ものを創る。「人を思い、ものを創る」ことを大切にして活動していきたいです。

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平成28年5月18日 創造応用ⅠS 物理・生物

本校物理教室および生物教室において、未来創造コース2期生(2年)理系選択者対象に、物理と生物の実験をそれぞれ行いました。この内容は生徒が履修している物理生物選択とは関係なく、未来創造コース2期生(2年)理系選択者を二つのグループに分けて行いました。

生物では、「目の構造とものが見える仕組み」をテーマに、講義と実験観察を行いました。まず、ヒトの目の構造について簡単な講義を受けた後、実際にその構造を確かめるために、ヒトの眼球とほぼ同じ構造である豚の眼球の解剖を行いました。豚の眼球をハサミで半分に切り分け、眼球の内部に充満しているガラス体(硝子体)の状態や視神経の位置を観察しました。また、水晶体を新聞紙の文字上に置くと、文字が拡大されて見えることから、水晶体がレンズの役割を果たしていることも確認することができました。
次に、ものが見える仕組みについての講義と簡単な実験を行いました。実際に色を認識している範囲は見えている範囲のごく一部であり、残りの範囲の色は脳が補完して見せていることや、盲点があるために、実際には見えていない部分も、まわりの環境に合わせて脳が補完していることに気付くことができ、目と脳のはたらきについての理解を深めました。

   

 

物理では、「乾電池の起電力と内部抵抗を測定せよ!」という課題を与えられ、乾電池を用いて回路を組み、電流計、電圧計、スライド抵抗器を用い、抵抗値を変化させながら回路に流れる電流値と測定し、グラフを描くことで電池の起電力を推定しました。今回の探究活動もグループでの活動で、各グループ仮説を立てて実験を行い、得られたデータから分析を行うという研究のサイクルを学びながら、乾電池の起電力について考えました。最終的には個人でレポートを作成し、レポートの中で考察を行いました。

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6月22日の創造応用ISの時間で、今回受けなかった科目(物理もしくは生物)の実験を行う予定です。

〈生徒の感想〉
1.今回の学習で興味関心を持った点
2.今回の学習で為になった点
3.今回の学習から見つかった課題

【物理】

1. オームの法則が成り立たなかったこと。教科書に書いてあることなので、成り立つだろうと思っていたけれど、成り立たなかった。誤差があるかもしれないが興味深かった。
2. 実験道具は大切にしなければならないこと。道具が壊れていて実験できなかったので大切に使ってほしいなと思いました。他の班とは値が違うので、読み間違いしないか怖かったです。
3. 実験で出た結果に疑問点を抱くこと。全てが正しいわけではないので、疑いの目で物事を見なければいけないと思った。

1. 少しの抵抗の大きさのちがいで、大きく電圧、電流が変わるということ。今回使った抵抗の端から逆側の端では、電流は0.25A、電圧は0.25Vの差があった。想像していたよりも変化が大きかったので驚いた。抵抗の大きさ、形、素材をかえたら数値に違いがあるのか、調べてみたいと思った。また、抵抗の大きさを変えられる器具は、初めて使えたので面白かった。
2. グラフの取り方と公式の立て方。V=RI、E=(R+r)Iなどの式からグラフに表せる式に変形することができたのがなるほどなと思った。また、グラフの点を自分で決めてとるのも、きれいな見やすいグラフにするために必要なことだなと感じた。
3. 自分で出した実験結果に疑問をもつこと。今回はとてもきれいな結果になって、まっすぐなグラフが書けたけれど、もう一度同じ実験をした時に同じ結果が出るかどうかはわからないし、今回の結果が正しいのかどうかもわからない。時間があったら、例えば抵抗の大きさを変化させる向きや、回路のつなぎ方を変えても同じ数値になるかを確かめたい。

【生物】

1. 人間の脳の情報量がすごいと感じた点です。人間の視野のほとんどが白黒で見えているのにそこにある色を自らの脳が判断してほとんど狂いがないということには驚きました。僕たちが今まで見てきた色の情報を記憶し、その記憶の情報から一番あてはまる色を瞬時に選択していると考えると脳はコンピューターに勝らずとも劣らないなと思いました。逆に僕たちは見えていないものを勝手に見たと判別していしまっているかもしれないとわかり、僕たちが見ている世界は、狭く非常に曖昧だと感じました。
2. 他人の意見をもっと尊重するべきだと感じた点です。授業でもありましたが、自分の見ている世界と他の人が見ている世界は違うわけであり、もしかすると自分には見えていないものが、相手は見えていたりするので、当然その事に関する意見がかわってきます。従って、自分の考え方だけでなくもっと他人の意見や考え方を自分のうちにとり込むのもおもしろいなと思いました。
3. どうしても解剖に初めは抵抗があり、なかなか実験を開始できなかったところ。やる前から決めつけず始めようと思った。

1. 私たちがふだん見ている景色は見えていない部分があって、脳がそれを補っているということ。目の錯覚などの現象も、脳が見えていない部分の映像をつくっているから起こるんだなと思った。脳と目は密接に結びついていることがわかった。
2. 目のしくみが実際に解剖してみることでより理解できた点。教科書の図ではわからないような、色や質感、形などがさわってみることでよくわかった。特に水晶体をとり出して、新聞の字を拡大してみたときに、ふだんどんなふうに自分が物を見ているのか実感できた。
3. 実験の前にしっかり予備知識を身につけること。今回も、目の部位とそのはたらきを資料集で調べてから実験したので、より理解を深めることができた。

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平成28年5月18日 創造応用ⅠL 講義「日本の難民受け入れの現状と課題」

本校HR教室において、本校未来創造コース2期生(2年)文系選択者を対象に、難民事業本部 中尾秀一氏をお招きし、「難民」をテーマに講義を行っていただきました。初めに、「難民」の定義という根本的な部分について説明して頂きました。その後、「難民」の中でも特に兵庫県で生活されているベトナム人難民の方々の現状と課題について、クイズなどを用いながらお話して頂きました。

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生徒の中には、「難民」をテーマに研究をしている生徒や7月末のベトナム研修旅行に参加する生徒もいるので大変参考になりました。

〈生徒の感想〉

難民の人たちにとって、世界の国々と比べて日本があまり人気がないというのは驚いた。日本は環境もいいほうだと思うし、人気だと思っていたのでショックだった。中尾先生の説明のなかで、日本の人気がない理由として、「日本の社会が外国人を住みにくくしている」というのがあった。このことは1年生のときに講義して頂いた際の説明にもあったので、難民を受け入れるならまず日本社会がしっかりとした受け入れ体制をつくるべきだと思った。日本とは逆に人気のある国としてドイツが挙げられていた。短めの説明だったけど、人気があるというだけあって、受け入れの体制ができていたり、2世のための教育制度まであってすごいと思った。今回お話を聞いてとても難民についての関心が高まった。

難民問題は最近よくニュースなどに取りあげられる深刻な問題の1つです。日本は受け入れている人数が少なく、これからどうしていくのか注目を集めています。受け入れ人数が少ない理由の1つに申請者数が少ないということがある、とのことでした。日本は安全な国としても有名なので、私は、申請者数は多いが、日本が受け入れに消極的なだけだと思っていました。だから、日本が外国人にとって住みにくい、不人気な国と聞いたときは驚きました。日本人が彼らを外国人であるという理由だけで差別しているというのが現状です。これからいつまで続くかわからない難民問題を日本はもっと大きな問題と捉え、外国人にとって住みやすい国をつくっていく必要があります。

 

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平成28年5月17日 創造基礎A「みなさんの未来、兵庫の未来」

本校同窓会館ゆ~かり館において、創造科学科1期生(1年)対象に、兵庫県企画県民部ビジョン課職員 藤井千久氏をお招きし、兵庫県が掲げる「21世紀兵庫長期ビジョン」に基づいた地域づくりについての講義をしていただきました。また、多自然地域への定住・移住促進策を提案するワークショップを行いました。

「21世紀兵庫長期ビジョン」(平成13年2月策定)とは、兵庫県がめざすべき社会像とその実現方向を明らかにしたもので、生徒たちは、ビジョンの詳しい構成や実現したい兵庫の将来像を知ることができました。また、実現のための課題である「多自然地域(農林水産を主要産業とする地域)が抱える人口偏在問題」の解決策を、ワークショップを通して考えました。

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まず、多自然地域の一つである兵庫県朝来市を例にあげて、「朝来市の定住・移住者を増やす」という目的を達成するためのSWOT分析(S:強み、W:弱み、O:機会、T:脅威)を、各班に分かれて行いました。分析結果から、定住・移住者を増やすためのアイデアを各自で考え、他の班員とペアになり、アイデア交換をしました。

   

最後に、各班員が収集したアイデアを班でまとめて、朝来市への定住・移住促進策を提案しました。以下は、各班で発表された促進策です。

「子育て世代を呼び込もう!」

「農業しようぜ!?」

「朝来のレジャー施設を増やそう!!」

「都市部の高齢者が魅力を感じるまち」

「工場建設相乗効果」

「新婚さんが住みやすい朝来市」

「朝来の果てまでイッテQ」

「Let’s 起業 朝GO!」

なお、このワークショップの様子は、J.COMとサンテレビに取材されました。

〈生徒アンケートより〉
『2040年に兵庫県がどんな姿であることが望ましいと思うか。もしくはどんな姿にしてみたいか。そのために自分ができることなどを自由に書いてください。』

それぞれの市がそれぞれの魅力を活かして、県全体で産業を発達させたり、観光客を増やしたりできるようになったら良いなと思います。まずは、自分の住んでいる地域のことを理解し、魅力を伝えられるようになりたいです。

創造科学科の活動を通じて、兵庫の魅力を発信したいと思った。
他地域から兵庫県に行きたい!と思ってもらえる姿にしたい。

2040年、私たちがちょうど40歳になる年だ。若いとも高齢とも言えないであろうこの世代にとって、住みやすいのは、自然が多く、便利なところだと思う。しかし両方は難しいので、どちらもバランスがとれていると良い。若い20代等が農業や林業を行ったり、60代でも最先端の研究や、ネットを使う仕事ができる環境がつくれると、少子高齢化も問題ではなくなると思う。

地域性を残しつつも、活気あふれる姿にしたいと思います。そのために、過疎地域の問題や人口問題などを解決していかなければならないと思います。また、子育てのしやすい町にする必要もあると思います。

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平成28年5月16日 創造基礎B FW 「長田のsea foodを世界に」

駒ヶ林浦漁業会館において、「長田で獲れる魚介類の発信」をテーマに研究している本校創造科学科1期生(1年)の6班が神戸市漁業協同組合理事 前田勝彦氏からお話を伺いました。神戸市漁業組合のしくみや長田港の漁業種類別水揚額、食都神戸をアピールする「FIND KOBE」についてお話をしていただきました。

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〈生徒の感想〉

神戸市漁業協同組合理事の前田勝彦さんのところへ1 回目の訪問・質問に行きました。前田さんは FIND KOBE という事業で香港やタイペイやシンガポールなどで神戸産農水産物をはじめとした「食」を世界に発信しています。そこで僕たちは、神戸産のある農水産物のブランド化に着目し世界に広く発信していきたいと思いました。今回最初のフィールドワークで自分の知らないことを多く教えていただいて、まだまだ知らないことが多いなと感じました。日本と文化が違う国でも通用するようなデザインや味を追求することで、日本・神戸ブランド多く生み出せるのではないかと思いました。また、これから活動するにあたって、海外の目線になって考えることが大切だなと思いました。

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平成28年5月16日 創造基礎B FW 「地域交流を大切に」

角野邸において、「芸術文化を活かした地域団体間連携」をテーマに研究している本校創造科学科1期生(1年)の2班が、芸法代表 小國陽佑氏からお話を伺いました。

〈生徒の感想〉

私たちは、地域の人たちと芸術作品を作り展示しようと考えていましたが、今回の話し合いで、展示にこだわらないもの、衣食住にかかわるものを作りたいと考えました。その中で絞ったのが“古着を集めてみんなで染色し、ファッションショーをする”というものです。街に形として残らなくても、作ることに意味があるし、ショーという形をとることで、地域の人同士のつながりも深まります。これは大まかな内容なので、これからどんどん深めていきたいと思います。

 

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平成28年5月14日 創造応用・GRⅡ 「真野地区まちづくり」

未来創造コースの生徒4名とグローバルリサーチ選択者2名が長田区の真野地区のまちづくりについてフィールドワークを行いました。前回は大阪大学の先生方とまちを歩いたのですが、今回は真野まちづくり推進会の事務局長の大森秀樹さんから直接、真野地区のまちづくりの歴史や現在の取り組みについてお話をしていただきました。お話の後は、震災前後の長屋の建て替え事例や震災で大きく被害を受けた地区の建て替え事例の建物を見学しました。生徒たちはこれから研究テーマを定め、より深い研究を進めることになります。

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〈生徒の感想〉

真野地区まちづくり協定についての話を聞いた。昔ながらの建物などが多いなとしか認識していなかったが、様々な問題を抱えていたことや、それの解決策などを聞き、まちづくりについてもう少しきちんと考えなくてはいけないと感じた。特に公害問題では、現在の中国並、もしくはそれ以上の大気汚染や、四日市ぜんそくより空気が悪いということを聞き、驚きを隠せなかったが、逆にそれを解決できたということは、現在の中国も工夫し努力すれば大気をきれいにできるということなので、これからますます深刻な環境問題を抱えることになるであろう世界の国々にも広めていきたいと思った。また、現在も長屋が残っているのは空き家問題なども関連しているそうなので、まずはそこをどう解決するかを考えていきたい。

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