平成28年6月13日 グローバルリサーチ研究発表会

3年生グローバルリサーチ生20名が研究発表を行いました。グループ研究が一つ、後は個人発表です。個人発表はグループに分かれ実施しました。発表後の質疑応答も盛り上がり、2時間という時間があっという間に過ぎました。研究を始めて半年間、次の学年において本格実施した授業でしたが、頑張って成果を上げてくれました。この後、6月末に論文を提出してこの授業は終了予定です。普通科の生徒対象に初めて課題研究を実施しましたが、グローバル人材としての基礎的な素養を身につけてくれました。

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平成28年6月8日 創造応用Ⅰ「まちづくりに関する研究について・ベトナムの都市について」

本校同窓会館ゆ~かり館において、未来創造コース2期生(2年)を対象に、大阪大学大学院工学研究科 環境・エネルギー工学専攻 教授 澤木昌典氏をお招きし、講義を行っていただきました。

講義の前半は、澤木氏の研究室における研究についてお話しをしていただき、都市環境デザイン学領域という分野がどのようなものなのか、そしてその分野においてどのようなことが課題とされているのかを知ることができました。

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講義の後半では、ベトナムの都市についてお話していただき、ベトナムの主要都市、文化、環境について知ることができました。また、対象生徒の半数が7月下旬のベトナム研修旅行に参加するため、現地へ行った際にどのような部分に着目するべきかを考えることができました。

〈生徒の感想〉

話を聞いていて「なるほど」と思う点はいくつもあった。例えば、コンパクトシティのことについて今となってはそれが当たり前の姿だが、何かしらの災害があったりした際には、やはり都市はばらけていた方が良いことだってある。例を挙げたうえで取捨選択することは難しいことだが、それこそ「持続可能な社会・世界」を作り上げていくことがこれからも求められる最も大切なことなのではないかと思いました。

都市工学は建築学のようなものだと考えていたけれど、実は住んでいる人や周りの環境を大切にし、広い範囲においてデザインしていることに驚きました。ベトナムについて、写真をたくさん見せてもらえたので、興味がより強くなったし、ベトナムに行く前にいろんなことを知っておくべきだなと分かりました。

1年生の時にやった高齢化が進んでいるまちへの対策などをより専門的に研究をしていて、私には少し難しかったですが、まちの景観と音楽は関係があるといった話は興味深かったです。今回のベトナムの話で、水の衛生がよくなく、湖には下水が流れていたり、田んぼではすぐ隣で埋め立てが行われていたりしているという話だったので、今後の活動で生かしていきたいです。

元々まちづくりの活動に参加していたこともあり積極的に聞くことができました。しかし、都市工学でこれほど様々なことを学べるのかと思うと胸が膨らむ学問だなと改めて思いました。私はベトナムに行くので、その点でもよく学ぶことができました。ベトナムでは都市工学という概念を常に頭に入れて研修したいです。

工学部の環境・エネルギー工学は知っていましたが、ここまで文系に近いことを研究していることを知り、とても驚きました。これからも、「理系だから理系の科目を頑張る」のではなく、理系も文系もどちらも頑張ります。

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平成28年6月7日 創造基礎B FW 「地域住民の連携」

長田区役所において、「芸術文化を活かした地域団体間連携」をテーマに研究している、本校創造科学科1期生(1年)の2班が長田区役所まちづくり課長 田中丈之氏からお話を伺いました。地域の範囲や自治会活動の意義、行政の支援についてお話をしていただきました。また、生徒が考える提案についても聞いていただき、アドバイスをいただきました。

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〈生徒の感想〉

今回は、長田区役所まちづくり課にフィールドワークに行き、以下の課題が出てきました。駒ヶ林と他の地域の交流を目指すのか、それとも駒ヶ林内の親睦を深めるのか。集客のために自分たちが出来ることは何か。場所、人数、対象など、イベントの細かい想定。高校生としてできることを考え、単なる「芸術イベント」ではなく、「地域住民の連携のきっかけ作り」という目的を達成できるように考えていきたいです。

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平成28年6月6日 創造基礎B FW「長田ソース」

新長田まちづくり会社において、「長田ソースのブランド化」をテーマに研究している、本校創造科学科1期生(1年)の1班が新長田まちづくり会社社長 宍田正幸氏からお話を伺いました。新長田の地理や歴史、ソースがつくられるようになった背景についてお話をしていただきました。

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〈生徒の感想〉

今回のフィールドワークは第1回目ということで皆、緊張していました。実際始まると、とても気さくな社長さんで、気楽に話を聞くことが出来ました。今回の収穫は、TMOさんの活動や歴史を知れたことです。これは私たちにとって重要な参考資料になると思います。TMOさんの活動で良かった点を取り入れ、ソースを使っていかに長田を活性化させていくか、話し合っていきたいと思います。

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平成28年6月1日 創造応用ⅠS 化学(2回目)

本校化学教室において、未来創造コース2期生(2年)理系選択者対象に、二回目の化学実験による探究活動を行いました。

今回の課題は、「目の前にあるビニール袋を二酸化炭素でいっぱいにせよ!」というものです。各班で課題解決のための方法、必要な実験器具および薬品をその濃度や量から考えて、実験を行いました。

ビニール袋(ジップロック)の容積をメスシリンダーで量るところから始まり、ビニール袋をいっぱいにするために必要な二酸化炭素の体積を予測し、必要な薬品の量を計算して求めました。炭酸水素ナトリウムの加熱による方法、または炭酸カルシウムと希塩酸の化学反応による方法で、ビニール袋に二酸化炭素を集める班が多かったですが、他にも独自の方法を考える班もありました。化学反応の反応速度や二酸化炭素の生成量が予想に反していたり、想定していた方法が上手くいかないときは、班員同士で話し合い、工夫を凝らして課題解決を試みました。

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〈生徒の感想〉

私の班は炭酸水素ナトリウムを加熱してCO2を発生させたが、他の物質で発生させると、どのような発生量のちがいがあるのか気になった。例えば、炭酸水素ナトリウム2molに対して、CO2は1molしか発生しないが、炭酸カルシウム(を使った生成方法)では炭酸カルシウム1molに対して、CO2も1mol発生する計算になるので、本当に計算どおりになるのかどうか確かめてみたい。

意外と沢山の実験方法があることに興味関心をもった。一番かんたんにCO2が集まるのではないかと考えて硫酸と炭酸水素ナトリウムを(反応物として)選んだけれど、まわりの班をみると、似てるけど少しずつ違う実験を行っていて面白かった。それに(段取りの善し悪しはあるけれど)、班によって、CO2の生成量や生成される速さが違ったから、物質の量、使う器具、集める方法、温度など少しずつ条件がちがうだけで、結果が大きく変わるのがとてもおもしろいと感じた。

二酸化炭素を集めるという一つのテーマでも、何通りもの方法があったのでおもしろいと思いました。自分たちの方法で二酸化炭素を集めたら、(袋は)けっこういっぱいになったのに、あんまり(収集した気体がCO2であるかを確かめるために入れた)石灰水が白くにごらなかったので少し疑問に思いました。また、しっかり事前に仮説を立てることが大事だなと感じました。

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平成28年5月30日 GRⅡ 「中間報告」

本校社会科教室において、グローバルリサーチ選択者40名(2年)を対象に、大阪大学大学院経済学研究科教授 佐々木勝氏をお招きし、研究の進め方やレポート・ポスターの作り方についてお話して頂きました。その後、生徒たちは研究の中間発表(発表5分、質疑応答2分)を行い、佐々木氏にも質疑応答に加わっていただきました。

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〈生徒の感想〉

5分間という決まった時間の中でどのようなことを言うのかをまとめるのが難しかったです。今回発表をしてみて、時間の使い方や、言葉の使い方を見直す必要があるなと思いました。お客として他の班を見ていると、写真を使っている班が多くて見やすかったです。問題と原因、答えを分かりやすく発表している班があり、見習いたいと思いました。

理由や書いている内容に不足があり、十分に伝えきれていなかったような気がしました。自分自身が気付かなかった課題や改善案がたくさん出たので今回の発表はとてもいいものになったと思います。

質問タイムでは今後どうしていくべきか考えられるような質問をたくさんしてくれたのですごく参考になりました。阪大の佐々木先生には全体的にぼやっとしていると言われてしまったのでどこの国について調べるかをグループで話し合いたいです。

内容がまだまだ薄かったり、疑問に思うところが多々あった。佐々木先生の発表のポイントを聞いて、文よりもキーワードでポスターを作成することが大切だと思ったが、グラフなどが小さい班が多いなと思った。

今日学んだことは「目的」と「動機」をしっかり区分すること。お話を聞いた時間は短かったですが、いかに自分がまだまだなのかを思い知らされました。質問されて、はっきりしなくて相手に説明できなかった時は本当に悔しかったです。

 

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平成28年5月27日 創造応用 「ひょうご・こうべ健康・医療ハイスクールサミット」第2回実行委員会

WHO神戸センターにおいて、未来創造コース2期生(2年)2名がひょうご・こうべ健康・医療ハイスクールサミットの第2回実行委員会に参加しました。宣言文作成チームとして、今後のスケジュールや各学校へ宣言文作成のための依頼を行いました。帰りにはWHO神戸センターのすぐ西にあるJICA関西に立ち寄り、館内を見学しました。

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〈生徒の感想〉

今日の会議では、第一回会議からの進行状況をそれぞれのグループから発表しました。総務広報Gからは当日の流れについての提案、宣言書Gからはこれからの流れについて、ポスターセッションGからは、セッションの回し方についてなどを発表し、それらについて質問、意見交換などをしました。そのあと各グループに分かれて今後の課題について話し合いました。私たち宣言書Gは、資料がある程度集まらない限り活動を開始できないので、できるだけ早く資料集めをしたいと思っています。会議の後、JICA関西に行きました。librarycaféや資料などを見て、最後にトルコ料理をいただきました。とても美味しかったです。そこのレストランには、海外からJICAに来ている人も利用するところだったので、外国人の方が多く、中でもアフリカ系の方々が多く見られました。これからは、積極的に話しかけに行けるように、コミュニケーション力を身に付けたいと思いました。

第2回目の会議に行きました。今回までの進捗を互いに報告するとのことだったので、会議に行く前に学校で準備を急いでしていきました。次回からは場を借りられるそうなので計画的に進めていきたいと思いました。互いに報告された案について意見を出しあって、次の会議でまた報告という形になりました。また、先日の伊勢志摩サミットで話し合われた保健関係の情報も得ました。最後に各グループに別れて少し話し合いをしたのですが、まだ草稿文の元となる情報が無いので集まる日など計画をたてました。六月の創造の授業で英語に関する講義があるそうなのでいかしていきたいと思っています。

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平成28年5月26日 創造基礎B FW 「新湊川と地域のつながり」

新湊川において、「新湊川と地域の交流」をテーマに研究をしている創造科学科1期生(1年)の7班が、長田区まちづくり課協働推進係長 山本茂樹氏、新湊川を愛する会 岸本圭吉氏、井上清志氏からお話を伺いました。新湊川の歴史について写真などを用いながら説明して頂き、これまでの新湊川の歩みについて理解を深めることができました。また、清掃活動や七夕灯ろう流しなど、これまでに行われてきた地域交流イベントについても知ることができました。

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今回のFWで学んだ内容を踏まえ、今後の活動の方向性を定めていく予定です。

〈生徒の感想〉

新湊川はコンクリートで囲まれた人工河川で、緑が無く生物もほとんどいないさびしい川でした。しかし今では新湊川を愛する会のみなさんのご活躍により、緑がふえ、色とりどりの花が咲く美しい川へ姿を変えようとしています。それでもまだ課題は残っており、それらを解決するためには僕たち高校生の自由な発想と新湊川への意識が必要だと思います。これから新湊川がさらに良くなっていくように努力し、もっと兵庫高校生の意識が向けられるようにしたいです。

 

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平成28年5月20日 創造基礎B FW「空き家活用」

レンタルスペース 「r3」において、「空き家活用」をテーマに研究している本校創造科学科1期生(1年)の5班が六間道r3を訪問し、合田昌宏氏からお話を伺いました。「r」は六間道の場所を表す意味と再生や再利用・再使用などを意味しているそうです。r3は空き店舗を活用したレンタルスペースで、カフェや体操教室などが日替わりで展開されています。また、路地裏の空き地を活用した「路地裏菜園」も見せていただきました。

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〈生徒の感想〉

私たちの班は、六間道3丁目の「r3」というレンタルスペースへ行って来ました。管理人の合田昌宏さんにお話を伺いました。 お店を開いたきっかけは、思いがつまった空間をつくりたかったということでした。宣伝をしていないのにもかかわらず、人がたくさん集まるなんて、人と人との繋がりは大きな力だと改めて分かりました。 新しいものではなく、古いものを利用し、ものを創る。「人を思い、ものを創る」ことを大切にして活動していきたいです。

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平成28年5月18日 創造応用ⅠS 物理・生物

本校物理教室および生物教室において、未来創造コース2期生(2年)理系選択者対象に、物理と生物の実験をそれぞれ行いました。この内容は生徒が履修している物理生物選択とは関係なく、未来創造コース2期生(2年)理系選択者を二つのグループに分けて行いました。

生物では、「目の構造とものが見える仕組み」をテーマに、講義と実験観察を行いました。まず、ヒトの目の構造について簡単な講義を受けた後、実際にその構造を確かめるために、ヒトの眼球とほぼ同じ構造である豚の眼球の解剖を行いました。豚の眼球をハサミで半分に切り分け、眼球の内部に充満しているガラス体(硝子体)の状態や視神経の位置を観察しました。また、水晶体を新聞紙の文字上に置くと、文字が拡大されて見えることから、水晶体がレンズの役割を果たしていることも確認することができました。
次に、ものが見える仕組みについての講義と簡単な実験を行いました。実際に色を認識している範囲は見えている範囲のごく一部であり、残りの範囲の色は脳が補完して見せていることや、盲点があるために、実際には見えていない部分も、まわりの環境に合わせて脳が補完していることに気付くことができ、目と脳のはたらきについての理解を深めました。

   

 

物理では、「乾電池の起電力と内部抵抗を測定せよ!」という課題を与えられ、乾電池を用いて回路を組み、電流計、電圧計、スライド抵抗器を用い、抵抗値を変化させながら回路に流れる電流値と測定し、グラフを描くことで電池の起電力を推定しました。今回の探究活動もグループでの活動で、各グループ仮説を立てて実験を行い、得られたデータから分析を行うという研究のサイクルを学びながら、乾電池の起電力について考えました。最終的には個人でレポートを作成し、レポートの中で考察を行いました。

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6月22日の創造応用ISの時間で、今回受けなかった科目(物理もしくは生物)の実験を行う予定です。

〈生徒の感想〉
1.今回の学習で興味関心を持った点
2.今回の学習で為になった点
3.今回の学習から見つかった課題

【物理】

1. オームの法則が成り立たなかったこと。教科書に書いてあることなので、成り立つだろうと思っていたけれど、成り立たなかった。誤差があるかもしれないが興味深かった。
2. 実験道具は大切にしなければならないこと。道具が壊れていて実験できなかったので大切に使ってほしいなと思いました。他の班とは値が違うので、読み間違いしないか怖かったです。
3. 実験で出た結果に疑問点を抱くこと。全てが正しいわけではないので、疑いの目で物事を見なければいけないと思った。

1. 少しの抵抗の大きさのちがいで、大きく電圧、電流が変わるということ。今回使った抵抗の端から逆側の端では、電流は0.25A、電圧は0.25Vの差があった。想像していたよりも変化が大きかったので驚いた。抵抗の大きさ、形、素材をかえたら数値に違いがあるのか、調べてみたいと思った。また、抵抗の大きさを変えられる器具は、初めて使えたので面白かった。
2. グラフの取り方と公式の立て方。V=RI、E=(R+r)Iなどの式からグラフに表せる式に変形することができたのがなるほどなと思った。また、グラフの点を自分で決めてとるのも、きれいな見やすいグラフにするために必要なことだなと感じた。
3. 自分で出した実験結果に疑問をもつこと。今回はとてもきれいな結果になって、まっすぐなグラフが書けたけれど、もう一度同じ実験をした時に同じ結果が出るかどうかはわからないし、今回の結果が正しいのかどうかもわからない。時間があったら、例えば抵抗の大きさを変化させる向きや、回路のつなぎ方を変えても同じ数値になるかを確かめたい。

【生物】

1. 人間の脳の情報量がすごいと感じた点です。人間の視野のほとんどが白黒で見えているのにそこにある色を自らの脳が判断してほとんど狂いがないということには驚きました。僕たちが今まで見てきた色の情報を記憶し、その記憶の情報から一番あてはまる色を瞬時に選択していると考えると脳はコンピューターに勝らずとも劣らないなと思いました。逆に僕たちは見えていないものを勝手に見たと判別していしまっているかもしれないとわかり、僕たちが見ている世界は、狭く非常に曖昧だと感じました。
2. 他人の意見をもっと尊重するべきだと感じた点です。授業でもありましたが、自分の見ている世界と他の人が見ている世界は違うわけであり、もしかすると自分には見えていないものが、相手は見えていたりするので、当然その事に関する意見がかわってきます。従って、自分の考え方だけでなくもっと他人の意見や考え方を自分のうちにとり込むのもおもしろいなと思いました。
3. どうしても解剖に初めは抵抗があり、なかなか実験を開始できなかったところ。やる前から決めつけず始めようと思った。

1. 私たちがふだん見ている景色は見えていない部分があって、脳がそれを補っているということ。目の錯覚などの現象も、脳が見えていない部分の映像をつくっているから起こるんだなと思った。脳と目は密接に結びついていることがわかった。
2. 目のしくみが実際に解剖してみることでより理解できた点。教科書の図ではわからないような、色や質感、形などがさわってみることでよくわかった。特に水晶体をとり出して、新聞の字を拡大してみたときに、ふだんどんなふうに自分が物を見ているのか実感できた。
3. 実験の前にしっかり予備知識を身につけること。今回も、目の部位とそのはたらきを資料集で調べてから実験したので、より理解を深めることができた。

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