平成29年9月5・7日 創造基礎B FW「駒ヶ林まちあるき」

地下鉄駒ヶ林駅周辺において、「Happy Life Happy 長田 for シニア」をテーマに研究している創造科学科2期生(1年)社会科学分野4班の生徒が、実地調査を行いました。この調査をもとに9月19日の校内発表会で駒ヶ林をシニアにおすすめするポイントを発表します。

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〈生徒の感想〉

今回のフィールドワークは、駒ヶ林で「テイクアウトができるお店」を探すことを目的として活動した。大正筋商店街と本町筋商店街で主にお店を探してみたのだが、それ通して思ったことは、「テイクアウトができる」店は少ないということだ。また、テイクアウトができる店の大半は大型チェーン店だった。今回の活動でテイクアウトができるお店より、居酒屋や八百屋、精肉店などの「昭和の感じ」が残っていて、お年寄りの方のウケがよいお店の方が多いことがわかった。また、歴史ある丸五市場の方にお話を聞くことができた。その方によると、駒ヶ林・新長田付近は、昭和の雰囲気が未だに残っている町で、懐かしいと思われる方が多く、40代以上は子育てが一段落したら、この町で過ごしたいと思っている方が多いそうだ。また、丸五市場はいろいろなイベントをお店同士で話し合って開催するなど、近所同士での繋がりがとても強くて、そういった部分でも昭和の雰囲気が残っていると感じた。最後に、今回の活動でいろいろな方にお話を聞いてお世話になったから、その方々への感謝もしっかり持ちつつ、もっと長田区のことを知って、高齢者の方に住みやすい町だ、ということをさらに知らせていきたいと思う。

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平成29年9月6日 創造応用ⅠL 講義「世界を見せてくれない日本のメディア」

本校同窓会館ゆ~かり館において、本校創造科学科1期生(2年)文系選択者を対象に、大阪大学大学院国際公共政策研究科 准教授 ヴァージル・ホーキンス氏をお招きし、「世界を見せてくれない日本のメディア」というテーマで講義をしていただきました。

講義の前半では、日本における国際報道の割合や地域的分配、記事が与えるイメージ、紛争報道が多い地域などについてお話を頂き、国際報道のあり方について考えさせられました。

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後半では「国際報道はなぜ必要なのか?」という問いについてグループで意見を出し合い、クラスで発表をしました。「グローバル社会だから」「他国と歩調を合わせるため」「他国に依存している日本は常に他国の情勢を知らなければならないから」など様々な意見が出ました。

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最後に講義に関する質疑応答を行いました。

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ホーキンス氏からは様々なフィードバックや意見を頂き、生徒たちにとって深い学びの時間となりました。

〈生徒の感想〉

日本での国際報道の割合がとても低いことに驚きました。普段LINE NEWSで世界の情報見ることがあるけど、それは世界で起きていることの本当に一部でしかないんだろうなと思いました。印象に残った言葉は、「紛争の規模とその紛争が報道される規模が全然違うのはおかしい」という言葉です。今のメディアでは本当に知るべき情報が自分たちにより直接関係があるように見える情報に圧迫されてしまっているのだと感じました。国際報道がなぜ必要なのかの議論の時に、あまり関係がなさそうな国のことも知らないといけないのかなと考えてしまったけど実際は関係のあることがたくさんあると知り国際報道はやっぱり大切だと思いました。

すごく説得力があった。その理由の1つに「証拠」の多さがあると思う。やはり数値というデータはゆるぎないものだし、グラフにすれば視覚的にも違いが見えやすく、特にコンゴでの紛争の死者を表した円の図は衝撃も大きかった。またディスカッションで「自分たちは世界から影響を受けている」と言われたときはハッとさせられた。聴く側がどういうことを思うだろうかと予測し、それに対応する論を練るのが大切なのだと感じた。物を多角的に見て誰も気づかないような視点を見つけることが課題解決につながるのかなと思った。

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平成29年9月6日 創造応用ⅠS 探究活動(1回目)

創造科学科1期生(2年)の理系28名は、創造応用ⅠSの時間において探究活動を始めました。探究活動の科目は、前年度と同様の「数学・物理・化学・生物・都市工学」の5科目となっています。生徒たちは、1学期の創造応用ⅠSの時間に受けた講義や実験・実習をもとに、科目を一つ選び、より専門性の高い探究活動を行っていくことになります。

<数学>
本校学科準備室において、数学を選択した4名を対象に、本校教員がテーマ決定のための話し合いを実施しました。少人数であることをいかし、大学のゼミのような形で行うことにしました。一人ずつホワイトボードに立って、これからどんなことを研究したいかというテーマについて語ってもらい、それに対してどのような方法が考えられるか、テーマについての問題点は何かなどを教諭を含めて全員で議論しました。このような形式の授業はまだ経験が浅いのか、最初はややぎこちないところもありましたが、一人30分程度の割り当てが足りなくなるくらい議論が白熱し、とても有意義な形になりました。

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<物理>
本校HR教室において、物理を選択した生徒8名を対象に、本校教員がテーマ決定のための話し合いを実施しました。夏季休業中に課題として考えてきたテーマ案を出し合うことで、合計約50のテーマが出てきました。各テーマについて、課題研究としての妥当性や実現可能性に関して議論し、生徒自身が興味をもって取り組めるもの、限られた環境の中で実現できると考えられるものを選び、10のテーマに絞り込みました。

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<化学>
本校化学教室において、化学を選択した生徒6名を対象に、化学1回目の活動を実施しました。今年もご指導いただく神戸大学大学院理学研究科准教授 大堺利行氏に来校していただき、夏休みに課題としてまとめた電池についてのプレゼンテーションを行いました。6名がそれぞれ異なる電池を調べ、大堺先生の前で限られた時間で説明しました。大堺先生からいくつか質問を受けながら、全員でそれぞれの電池について共有し、来週実験する泥電池に向けて、主体的に事前学習をすることができました。

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<生物>
本校生物教室において、生物を選択した生徒5名を対象に、本校教員が探求活動のための授業を実施しました。まず、各自がヒドラおよびグリーンヒドラについて調べたレポート内容を簡単に紹介し、その生物的特徴と飼育法について学びました。次に、miniスマホ顕微鏡について、神戸大学大学院理学研究科準教授 洲崎敏伸氏の説明書をもとに、古いPCのレンズを取り出し、miniスマホ顕微鏡を作成しました。

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<都市工学>
本校資料室において、都市工学を選択した生徒5名を対象に、大阪大学大学院工学研究科環境・エネルギー工学専攻教授 澤木昌典氏をお招きし、初顔合わせとして、それぞれの自己紹介から授業を開始しました。本年度の取り組みとして、澤木先生から「町並み景観の印象評価と音楽の印象評価との相関検証(仮題)」という大きなテーマが提示されています。本時の前半は、澤木先生の方から、澤木研究室で取り組んでいる学生の論文を2本、先行研究として紹介していただきました。1つ目は「町並み景観のデザインと音楽」、2つ目は「通り景観に対するリズムの感じ方」という研究テーマでした。また、澤木先生からは生徒に対して夏季課題が3つ出されています。本時の後半では、その1つである「探究活動をどの方向で進めたいか」という問いへの回答を順に発表していきました。それぞれの意見や考えに対し、澤木先生からご意見やご指導をいただき、探究活動のテーマ設定に向けて考えを深めていく生徒らの姿を見ることができました。

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平成29年9月5日 創造基礎B FW「アグロガーデン訪問」

アグロガーデン神戸駒ヶ林店において、「創り出そう花と緑にあふれる長田」をテーマに研究している創造科学科2期生(1年)社会科学分野6班の生徒5名が、設置を考えているインスタグラム向けの撮影スポットのアイテム作成について、技術面に関する具体的な相談をしました。 相合傘を花で作成することについては、土台となる部分を木材で作成するなど安定した形のものが望ましいですが、その制作が比較的難しいことと、そこへ生花を植えるとなるとかなりの重量になるなど、自分たちの手で制作するとなると、課題が多いことがわかりました。土を使用しない、花の部分を少なくする、造花にするなど、再考の余地が大きくあることがわかりました。再度グループで話し合い、方向性を考え直すこととしました。

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〈生徒の感想〉

今日のアグロガーデンへのフィールドワークは、寸法などの構想を立てた上で臨んだが、いざインスタスポットの制作を実行するとなると、費用のことや資材のことなど、さまざまなことに工夫を凝らさなければいけないことがわかった。例えば、スポットを作る際の外枠組みをどうするのかについて、造型の方法、固定する方法など、たくさんあるものの難しく、これからどのように仕上がっていくのか不安でもある。実際やってみるということはそれなりに難しいこともあるということを痛感した。目標の達成にはかなり時間がかかりそうだが、様々な方の意見やアドバイスをもとに自分たちでベストな方法を導き出し、やるべきことはしっかり果たすことができるように努めていきたいと思った。

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平成29年8月20日・9月3日 ワンワールドフェスティバル for Youth 第2回・第3回実行委員会

関西NGO協議会事務所において、グローバルリサーチⅡ受講生(2年)2名が、「ワン・ワールド・フェスティバル for Youth 2017」の第2回および第3回実行委員会に参加しました。各校で考えた実行委員企画の内容について発表し、担当を決めました。本校は「フィリピンの教育問題」について講義プログラムを担当します。

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〈生徒の感想〉

2回目実行委員では、まず担当プログラムの決定を行いました。私達は寺岡くんの研究テーマでもある発展途上国の教育をテーマに講演をすることになりました。その後開会式と広報担当について決めました。私は開会式を担当します。三回目実行委員ではまず講演依頼のメールをする時に大切なビジネスメールのマナーを学びました。そして、本年度のポスターについて意見交換をしました。これはボランティアリーダーも一緒に意見を出し合いました。協議事項としては各校担当プログラムの概要を共有しました。

3回目の実行委員会では、他校が色々な企画案を持ち寄って、内容を考えていきました。国際問題を考えて行く上でのアプローチは様々であることに気がつきました。ターゲットを決めたり、なんのためにワンフェスユースでやるのかを考えたりして、イベントを作っていく面白さも感じています。兵庫高校は発展途上国教育ということで、フィリピンの教育について講演形式でイベントを開くことにしました。自分がJAFSにフィールドワークに行った時に聞いた、大人の教育に対する意識について伝えると、他校生徒も驚いていたので、今の所、内容についてはある程度手応えを感じています。この後もより良いイベントにできるようにがんばっていきます。

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平成29年8月30日 創造基礎B FW「長田の食材を考える」

長田商店街において、「長田とお弁当にIRODORIを」をテーマに研究をしている創造科学科2期生(1年)社会科学分野5班の生徒3名が、おかずふぁくとりー店長 村上季実子氏と今後の方針について相談しました。長田の食材を用いてお弁当をつくるところから、方針を変更して一品にしぼり、自分たちでつくってみることを相談しました。長田と言えば、「ぼっかけ」「油かす」「はもの皮のにこごり」が候補に挙がり、つくりやすさを考慮して「ぼっかけ」「油かす」をもちいるメニューを班で再考することとなりました。「ぼっかけ」「油かす」のルーツなどについてもお話いただいたうえ、それらについて詳しいお肉屋さんも紹介いただき、「笹山精肉店」をその後訪問し、解体前の牛肉を前に「ぼっかけ」の材料となるすじ肉のことや「油かす」についての話を伺いました。まずはメニューを相談して候補を挙げて,今後試作していくこととしました。

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〈生徒の感想〉

今まで、長田で有名な食べ物として、ぼっかけが挙がっていたが、今回のフィールドワークの話の中で脂カスという食べ物が新たに出てきた。脂カスは色々な食べ物に応用できるため、案に加えることにした。料理は自分達でも作れるもので、食べ歩きのできるものが良いだろう。おかずふぁくとりーに作った料理を店頭において貰えないかと頼んだところ、了解を得ることが出来たため、最終目標の「売る」ところまでしっかり進めていきたい。

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平成29年8月30日 創造基礎B FW「インスタスポット企画の提案」

「創り出そう花と緑にあふれる長田」をテーマに研究している創造科学科2期生(1年)社会科学分野6班の生徒5名が、長田区役所を訪問しました。設置を考えているインスタグラム向けの撮影スポットについての企画書を作成し、それをもとに具体的なアクションを相談しました。相合傘を花で作成することについては、作成した実物大の設計図をもとに話をすすめ、詳細の技術的な部分を花屋さんと相談するために2店紹介いただきました。予算面も気がかりでしたが、あわせて花屋さんにうかがうこととしました。作成したものを長田のカフェおよび鉄人化祭りで設置したい旨についても、カフェについては紹介いただき、後日相談することとしました。また、作成が早めに進めば、認知度を上げるために長田区主催の「ながたのキレイなところ」カレンダーの写真に応募することとしています。難しい場合でも、他の広報の手段も考えていきます。まずは、技術的課題をクリアーして行くことが先決です。

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〈生徒の感想〉

今回は長田区役所の方にインスタスポット作成に向けて、お花屋さんの紹介とインスタスポットのデザインや目的などについてお話に伺いました。今回は前回の反省を活かし、企画書を作ったので話し合いを円滑に進めることができました。また、作成しようと思っているインスタスポットの具体的な形や大きさも決めていたのでレベルの高い話し合いを行うことができました。次はお花屋さんにフィールドワークに行かせていただく予定なので技術面や、金銭面について今日のような質の高い話し合いができるよう、準備していきたいです。

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平成29年8月28日 グローバルリサーチⅡ 出張講義「高校生ビジネスグランプリ」

本校において、「企業の海外戦略」をテーマに研究をしているグローバルリサーチⅡ受講者(2年)8、9班の生徒6名が、日本政策金融公庫の古川隆三様より、高校生ビジネスグランプリへの参加に向けて、以下の内容で出張講義を実施していただきました。これまで、開発途上国や日本国内におけるビジネスの可能性を探究してきた2つの班にとって、実現可能性を高める良い学びとなりました。

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〈内容〉
・ビジネスグランプリの概要
・ビジネス、アイデアの発想
・ビジネスプランの考え方
・収支計画
・昨年度の優勝校、準優勝校のプレゼン鑑賞

〈生徒の感想〉

今までどうやったら利益に繋げられるのかについて悩んでいたのですが、自分たちが考えている都市部への日本の医薬品の浸透が5年以内に達成できればビジネスに繋げることができるという道が拓けたように思います。他にもコンテストの去年受賞したプレゼンを聞いたことで自分たちがパワーポイントを使ってプレゼンするときの参考になることを感じることができました。ビジネスの成り立ちや、顧客のニーズなどについて深く考えられたので有意義な時間になりました。まだまだビジネスプランとして不完全な状態の研究ですが、糸口を少し掴めたような気がしたのでこれから企業にアプローチするなどして深めていきたいと思います。

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平成29年8月18・28日 創造基礎B FW「駒ヶ林まちあるき」

地下鉄駒ヶ林駅周辺において、「Happy Life Happy 長田 for シニア」をテーマに研究している創造科学科2期生(1年)社会科学分野4班の生徒が、シニアにとって住みよいポイントを調べるため、実地調査を行いました。今後も実地調査を続け、駒ヶ林がシニアにとって住みよいまちであることを調べていきます。

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〈生徒の感想〉

今回のフィールドワークでは、駒ヶ林周辺のモニュメントを探しに行った。探してみて思ったのは、やはり鉄人28号やシュープラザの赤いハイヒールのオブジェが目につくと思った。私達がフィールドワークの中心としている大正筋商店街にも三国志のキャラクターの像などがあったが、隅の方にあり、あまり目にはつかないと感じた。また今回、モニュメントを探すだけでなく、駒ヶ林駅から新長田駅までつながっている地下道で鰻屋さんの店の方に話を伺った。その方から地域のメリット・デメリットについて教えて頂いた。メリットとしては、国道2号線を渡るのが怖いというお年寄りにとって地下道があるため便利ということやお店が多いため買い忘れてもすぐに買いに行けるといったことだった。デメリットとしては、地下道の勾配が大変などの小さい不便なところが多いといったことだった。もちろんメリットばかりではなくデメリットもあるが、私達が対象としている50代以上のシニアの方にとっての街の魅力を今後のフィールドワークを通してもっと見つけていきたいと思う。また、フィールドワークで街の人が私達に街の魅力であったり現況について教えてくださるということに感謝の気持ちを忘れずにこれからもこの活動をしていきたいと思う。

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平成29年8月28日 グローバルリサーチⅡ FW「ミャンマーの農村部について」

新長田の丸五市場内にあるミャンマー料理店において、「企業の海外戦略」をテーマに研究をしているグローバルリサーチⅡ受講者(2年)9班の生徒3名が、ミャンマーの農村部における医療の現状や使われている薬、その他、ミャンマーの習慣や文化について、店主の方にインタビューを行いました。ミャンマーにおけるビジネスの可能性について考える大きなヒントとなりました。

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<生徒の感想>

最初にミャンマー料理を体験しました。料理はサラダはナッツが入っていたり、カレーも全然ルーが日本のものとは違っていたのですが、とても食べやすく、美味しかったです。そして、モナイさんの故郷である、ミャンマーの中でも田舎の村についてたくさんお話が聞けました。私達が特に知りたかった、ミャンマーで需要のある薬や、日本の商品についてのイメージなどを知ることができて、研究にも大いに役立ちそうです。具体的な村を対象として研究を進めることができたら、私たちの考えるビジネスモデルにもかなり現実性が出てくると思います。特に印象に残ったことは、ミャンマー農村部では塩やバナナの皮、薬草などを用いて治療を行っていたことで、日本の薬は全く無く、中国やインドの薬は全然効かないということです。でも日本に対しての信頼は厚く、また頭痛薬や腹痛薬などのニーズが高いということも確認できたので、より一層置き薬ビジネスが成功する可能性があるんじゃないかと思えて嬉しかったです。しかしインフラ(交通)に課題があり、雨季には船を使わなければいけないということも分かったので、なんとかその課題を克服する方法を探して頂きたいと思います。コンテストに向け、頑張ろうという気持ちが大きくなった一日でした。

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