69回生(現1年生)が2年生になった11月、海外への修学旅行を実施します。
行く先は東南アジアに位置するマレーシアです。
(以下、69回生学年通信「IVY69」から抜粋)
来年11月に実施する69回生の修学旅行先は、東南アジアに位置するマレーシアです。
マレーシアと聞いて、どこ?、どんな人?と初めて地図を見たり、調べたりした人もいることでしょう。この時点ですでに旅は始まっています。
見知らぬ国を歩くとき、一生に一度しか行かないところだろうから、と事前に丁寧に下調べをして行きたくなります。調べながら、まだ見ぬ土地を歩く自分をイメージして気分が少し高揚したり、料理や果物の味を想像してみたりして旅はもうスタートしています。
一方、全く下調べをせず、ただ地図と簡単な荷物だけをもっていく、という旅のスタイルもあります。自分の中に蓄積されている知識や経験だけをアンテナにして、見たもの、食べたもの、そこの人と話したことなどを、自分の感性がどうとらえるのか、を楽しむ旅のスタイルです。ガイドブックに書かれてあった名所だから見て楽しむのではなく、目の前に広がる景色や、出会った人のなにげないことばに心ゆすぶられ、それが記憶として残る旅、といっていいかもしれません。
17歳の旅はもちろん前者の楽しみ方になるのでしょう。しかしながら、ひとりひとりのこれからの時間が、マレーシアでなにかを感じとるオリジナルのアンテナをつくることになるはずです。
夢野台高校でこれからどう過ごし、どんな自分に成熟していくのか。
マレーシアへの旅は、その人しか感じ得ない個性的なものになることでしょう。
