平成30年2月11日 創造基礎「第1回金沢大学 高大接続ラウンドテーブル」発表

金沢商工会議所会館において、本校創造科学科2期生(1年生)1名が、金沢大学主催「金沢大学 高大接続ラウンドテーブル(第1 回)—〈探究〉と〈研究〉を結ぶ入試をデザインする—」に参加しました。本校生徒は、グループディスカッション「実践報告(実践報告依頼高校生による)とディスカッション」にて、「『駒ヶ林アクアリウム』で人と空き地をつなげよう」というテーマで、口頭発表を行いました。創造基礎Bでの実践活動を、同グループの大学教員、高校教員、大学院生、高校生の前で、堂々と発表することができました。生徒発表に続いて大学(院)生によるグループディスカッションを行い、大学の研究活動について意見交流を行いました。今回は2日間の日程でしたが、大雪が予想されるため、1日だけの参加となりました。

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〈生徒の感想〉

私は2月11日に、金沢にて「高大接続ラウンドテーブル」に参加した。天候も危うい中でバタバタしてしまったが、行った人にしかわからないであろう多くの刺激を受け、たくさんの学びがあった。兵庫高校生徒は私一人で、馴染めるか少し心配していたが、全体もグループも和やかな雰囲気で話しやすい人ばかりだった。私の発表の際、グループのメンバーが興味を持って聞いてくれてとても嬉しかった。質問も沢山来たがしっかり答えることができたし、自分の中で今までで一番と言ってもいいくらい手応えを感じることができた。グループ内には教員の方、大学院生さんなど幅広い層の方々がいたが、自分らしくプレゼンできたと思う。また、大学院生さんのプレゼンをはじめとした多くの方の話では、良い刺激を沢山受けた。自分にはまだない視点からの話で、自分の視野を広げるきっかけとなった。色んな方と色んな話をして得たものは計り知れないし、吸収できることだらけだった。また、今までの創造の授業などで培ってきたスライド作成の技術や自身のプレゼン能力を多くの人が褒めてくださって嬉しかった。雪の影響で二日目には参加できず少し悔いが残るが、今回の経験は必ずどこかで活きると確信している。参加出来て、心の底から良かったと思っている。

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平成30年2月9日 RRE「外国人留学生との交流会」

兵庫教育大学において、創造科学科2期生(1年生)40名が同大学に留学している外国人留学生・教員研修生10名と英語を用いて交流会を行いました。3回目の交流となる今回は、「社会保障制度のあり方」をテーマに話し合いました。アイスブレーク活動とお互いの自己紹介の後、留学生から「日本の社会保障制度に対する意見と自国制度との比較」についてパワーポイントを用いたプレゼンテーションを行っていただき、高校生は「現状の日本の社会保障制度の問題点と改善案」について同様にプレゼンテーションを行いました。難しいテーマではありましたが、この一年間で培った経験を活かし、積極的に英語で議論する姿が印象的でした。

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留学生の出身国は以下の通りです。

インドネシア、フィジー、中国、台湾

〈生徒の感想〉

There were many things to learn in today’s RRE. I was conscious about speaking simple English. This theme was social security. So, I had to use a lot of Terminology. However, then, it will not be transmitted to International students. So, I used simple English. Also, when trying to make International students understand Japan’s social security, I had no time to watch the manuscript. So, it is important to tell in your own words. Although RRE has ended this time, I would like to make use of the English ability and transmission power learned in RRE for future research.

Today I had a great time with international students. I didn’t know how Chinese government does for citizens as social security. She said it isn’t enough and she hopes that building improved law,especially for children and unable people. Cause in China there is no money to support parents. Developing countries going to have problems like today’s Japan . In Asia,almost all country is developing country. So I think it’s possible for Japan to be a sample of what problems those countries will have and how to overcome them.

We had a good time. So, our team discuss about differences between cities and countries. She said people lives in country side get more bonus than people lives in a city do. I think it is a good policy and each country has own problem. So, all the country should help each other.

Today, we talked about “Low birthrate and Aging of Japan”. I taught Japan gap between poor people and rich people is issues, but an exchange student said it more serious in China. Also in China, low birthrate and aging seem to be a problem. We discussed about them, and we were able to find the differences between China and Japan. I felt importance of exchanging opinions with people who have different ideas.

We talked with international student who is from Fiji. I enjoyed talking with him. It was very interesting. I learned financial problems of Japan and Fiji. He said us there is a difference and same between Japan and Fiji. For example, income tax is about 30 percent in Japan, but it is about 8 percent in Fiji. The age of the workers is 20 to 59 years in Japan, but it is 15 to 54 years in Fiji. However, financial system in Japan and Fiji is almost same. I was worried at first that I could communicate well in English, but I could almost understand what he said. I want to improve my presentation and English more. I think that I had a very good experience.

I was able to many rare activities in RRE for a year. Social security was very difficult topic, but we could good discussion. First, we learned social security in China. China have to arrange good social security because China will become an extremely aging society as Japan 30 years later. China’s social security is “for old people”. Therefore, young people’s burden is big. Exchange student was surprise and interesting because our solution is reducing young people’s burden. We could discuss about it. I think that Japan can utilize in Japanese policy by leaning about other countries.

I talked with a man who is from Taiwan. We talked about social security system in Japan and Taiwan.I can learn that Taiwan’s problems are similar to Japan’s. I was surprised at the situation which is decreasing birthrate and aging population in Taiwan. It’s difficult for poor young people to pay a lot of money for elderly people. We must not continue this situation, so our group suggested some ideas to solve this problems in Taiwan. For example,to make consumption tax. It was difficult for me to come up with ideas,but it became a good chance to think about our future and discuss it with foreign people.

今日のディスカッションで、日本と台湾の違いを感じました。留学生の方から、台湾には消費税というものはなく、働いていない人たちは税金を払わなくて良いそうと聞きました。それにもかかわらず、医療費は2割負担だといいます。日本は、すべての国民から消費税をとっているのに、医療費は3割負担です。もちろん、日本の歳入がこれだけに使われているはけではないけれども、それでもやはり、日本の社会保障制度には、歳入と歳出のあいだに問題があるのではと改めて思いました。また、私たちが発表し終わった後、「仕事をしていない人は所得税などの税金を負担しているのか」という質問を受けて、正しい答えを言うことができませんでした。これは、私たちの準備不足だったのではないかと感じました。今後もうRREの授業はないけれども、そのほかの創造の授業でも、自分の発表だけでなく、質問などに向けても準備をしていきたいと思いました。

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平成30年2月8日 創造基礎B FW「『ぼっチョコ』の試作と販売企画」

長田商店街において、「長田とお弁当にIRODORIを」をテーマに研究をしている創造科学科2期生(1年)社会科学分野5班の生徒3名が、おかずファクトリーを訪問しました。実践活動の形として行う「ぼっチョコ」の販売に向けて、おかずファクトリー店長 村上季実子氏に試作していただいたものを試食しました。概ね再現された味、となりましたが、チョコの量を少なくして、味のバランスをとることとしました。あわせて、村上さんに選んでいただいたケース(包装)についても、かわいらしくいい形となることを確認しました。また、原価を勘案し、販売価格を300円としました。村上さんより、これをPRする機会として、この週末2/11の高取山のスタンプラリーがあることを教えていただきました。急遽、 区役所の長岡係長にお越しいただき相談して、スタートでチラシを配布し、ゴールの長田神社で、販売を行ってみることとしました。

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〈生徒の感想〉

これまでの計画では職員室で売り、おかずファクトリーさんに置いてもらうことになっていたが、今回のフィールドワークで11日に行われる「高取山 耐寒 スタンプテーリング」のゴール地点でも売ってみないかという提案があり、ちらしを配って少しでも多くの人に「ぼっチョコ」を食べてもらうことになった。初めて売る場として申し分ないと思うので、しっかり広報活動もして、当日に備えたい。また、試食も終え、たくさんの人に美味しい!と驚いてもらえるような商品を創ることができたと思う。これから売っていく中で、改善点などは多く出ると思うが、しっかり取り入れて今後の糧にしていきたい。

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平成30年2月7日 創造応用ⅠS 探究活動(14回目)

本校において、創造科学科1期生(2年)理系選択者が、2月21日に行われる校内発表会に向けての準備を行いました。今回の発表は口頭発表であり、発表時間が決まっているため、発表する研究の内容を精査を行いました。

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平成30年2月6日 創造基礎A 薮中三十二氏講義「目指せ!世界に負けない日本人」

本校同窓会館において、創造科学科2期生(1年生)40名を対象に、立命館大学特別招聘教授・外務省顧問の薮中三十二氏をお招きし、「目指せ!世界に負けない日本人」というテーマで講義を行っていただきました。前半は、生徒の興味関心に合わせて、ご自身の経験談も踏まえながら、最近の北朝鮮情勢やアメリカのトランプ政権などについて、お話していただきました。後半は、現代社会で求められる「ロジック力」や「人間力」といった、グローバル人材に求められる5つの力についてお話しいただいたうえで、生徒からのたくさんの質問に答えていただきました。講義中にも生徒にたくさん問いかけをして下さり、生徒も問いに答えたり、質問をしたりする中で、国際社会や日本の外交問題について深く考えることができました。

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〈生徒の感想〉

2.世界はどこに向かっているのか。

私は世界が自国第一主義に向かっていると思う。アメリカを筆頭にイギリスのEU離脱など、グループや世界ではなく、自分の国に最も利益がある方向へ向かっているように感じる。また、自国第一主義になることで、戦争に向かっているようにも思える。アメリカの核の小型化や北朝鮮の技術の進歩など核ミサイルの開発が進んでいくことで他国も脅威を感じ、武装化が進むという悪循環にはまってしまい、第3次世界大戦になるのではないか不安だ。

今回の講義で薮中氏がおしゃっていたように、世界は今とても危険な状態にあると思う。今までリーダーとして、世界を引っ張っていたアメリカが、リーダーじゃなくなり、どこの国がリーダーになるのか。私は日本がリーダーに成りうることができると感じる。日本には世界でもトップクラスの人口や経済力があると感じる。また、武器を持たない、唯一の被爆国、非核三原則といった平和的思想もリーダーもリーダーには必要と考える。リーダーとなる国が武力を拡張していけば、他の国も武力を広げていくだろう。それは戦争や争いの原因に成りかねない。日本の経済力と平和的思想による平和的外交があれば、世界のリーダーとして、日本が活躍する日も近いのではないかと考える。

3.日本の外交問題について

日本は物語で言う、“重要人物”だと思った。アメリカが北朝鮮に攻撃するとなったときにそれを止められるのは日本だけ。日本が“仲介人”にならなければいけない。そう考えたときに本当に日本はアメリカを止めることができるのだろうか。反論、否定を強く言うことができない今の状態では難しいことだと思う。しかし今回の件でアメリカが北朝鮮に攻撃するとなれば日本は大きな危険がある。だから、こうなったときにアメリカにはっきりいえるようにならないといけないと思う。

正直、今の世界情勢的に日本が平和主義を貫き通すことは不可能で、常にそれを言い続けていたらうまくやりあっていけないと思っていた。確かにそれは理想だけれど、現実的に見るときれい事にしか聞こえなかった。ただ、、薮中氏によると、平和外交を進めることこそが大切で日本がそれをすべきだということだった。そして何より驚いたのが自衛隊の軍事力は世界トップクラスだということだ。おそらく日本人でもこれを知っている人は少ないと思う。自分はこれを聞いて少し安心したけれど、逆にアメリカなどがこれを宝の持ち腐れだといって戦いに巻き込むこともなくはないのではと思う。

6.この授業で、あなたは何を学び、どのような力が身についた(身につけたい)と考えますか。具体的に書いてください。

僕はアメリカには従わないといけないものだと思っていた。ただ、薮中先生の話をきいて、考え方が変わった。薮中先生の経験談の中に、アメリカ人にしっかりと論理を持って論破したという話があった。そこから、今まではただ意見をいうだけだったが、理由を大切にして話をしようと思った。藪中先生からは現役時代と変わっていないであろう自信が感じられた。若者の自分がそれに負けてはいけないので、何事にも自信を持っていこうと思った。

今まで世界へ出て外交をしていくのは文系で理系のはあまり関係ないと思っていたけれど、グローバル化が進む今の世界では文理関係なく世界へ出て外国人と関わらなければいけない。日本人は自己の主張が弱いと言われている。しかし、日本には歴史があり、それは外交の面でも強みになる。日本にいたら規律を乱さないなど、秩序を守る生活である。しかし、海外へ出ていくのに変わり者でなければいけない。日本の現状、日本という国をよりよく知って外国へ出て行くことのできる人になりたいと思う。

私は今回の講義を終えて、日本は世界のリーダーになれなくとも、各国間のバランサーにはなることができるのではないかと思います。日本の原爆被爆の経験、長く続く国としての文化や歴史、ASEAN諸国をはじめとする世界の国々からの信頼など、日本にしかないことがあります。これらの強みは、どの方向に進んでいくのか分からない今の世界でバランサーとして活かすべきところであり、日本が世界情勢の話し合いの中で、部外者とならないためにも必要であると思います。そのような世界において活躍するためにも、多くの人の話を聞き、そこからプラスとなる部分を盗み、自分の考えを主張していく主張していく力を身につけなくてはいけないと感じました。

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平成30年2月5日 創造基礎B FW「長田商店街食べ歩きマップの配布」

長田神社前商店街において、「どんどん広げろ!長田商店街イイとこプロジェクト」をテーマに研究している社会科学分野2班の4名が、完成した「長田商店街食べ歩きマップ」をご協力いただいた商店街の店舗に配布しに行きました。本校の1年・2年生を対象にも配布しており、これから1カ月間は、掲載店舗へ「食べ歩きマップ」を持参すると高校生は商品を割引で買えるというキャンペーン期間となりました。今後はこのキャンペーンを実施することで、どのくらい商店街での売り上げが上がるのかを調査する予定です。

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平成30年2月3日 第5回高校生「国際問題を考える日」

神戸ファッションマートにおいて、創造科学科1期生(2年)8名と普通科グローバルリサーチⅡ受講生(2年)4名が、兵庫県教育委員会・大阪大学・WHO神戸センター共催の第5回高校生「国際問題を考える日」に参加し、ポスターセッションにて発表を行いました。また、創造科学科2期生(1年)文系選択者9名が、来年度に取り組む探究活動の参考とするために、見学者として参加しました。このイベントには、SGH指定8校(県内5校・県外3校)およびSGHアソシエイト指定3校(県内2校・県外1校)を含めた、計30校、約400名が参加しました。その内の18校、66タイトルが参加するポスターセッションを見学しました。講義やパネルディスカッション、他校生徒の発表に対して、積極的に質問する様子もみられ、大変有意義なイベントとなりました。イベント内容の詳細は以下のとおりです。

《基調講演》

「2050年の世界と日本 ~世界がうらやむ幸福社会~」

WHO神戸センター上級顧問官 野崎慎二郎氏

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《パネルディスカッション》

テーマ「2050年の世界と日本」
座 長  :WHO神戸センター上級顧問官 野崎慎二郎氏
パネリスト:4名(神戸高校・明石北高校・篠山鳳鳴高校・加古川東高校)

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《ポスターセッション・以下は、本校生徒発表タイトル》

創造科学科1期生

「これからのイギリスの通商政策の予測」
「拡散するテロ~フランスにおけるテロ対策を考える~」
「学校における教育格差をなくすための教育」
「日本における高校生の社会参画について」
「地域における外国人住民の課題解決について」
「ベトナム ハ・ザン省への日本企業誘致によるモン族の所得向上への考察」
「学校に求められるトイレとは」
「なぜ日本の国会はクオータ制を導入することができないのか?」

グローバルリサーチⅡ

「セプティックタンクを浄化槽に」
「フィリピン・ブキドノンにおける教育格差改善の方法について」

ポスター発表の様子

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他校生徒の発表に積極的に質問をする様子

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《講評》

大阪大学全学教育推進機構特任講師  柿澤寿信氏


なお、本校放送委員会の生徒が、本イベントの司会進行を担当してくれました。

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また、本校創造科学科2期生(1年)が受付案内を行いました。

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〈生徒の感想〉

私は「日本における高校生の社会参画」というテーマで教育に着目してポスターセッションをした。発表の中で、根拠や論理が定まっていない部分に多く気づかされた。なぜ、投票率は下がっているのか。グラフは本当に若者の政治離れを表すものなのか。具体的にどのような教育を行うべきなのか。自分の中では綺麗にまとまっておらず、非常に曖昧な応答をしてしまった。今回の発表で自らが見えてない視点からの質問があったため、視野を広げることが出来た。これから研究をさらに進めていく中で、自分の研究で着目した点だけではなく、なぜその問題は起こっているのか、グラフの示す値はどのような意味を持っているのかということ、また、自分が主張する提案の具体例をより深く考えていきたい。

2月3日国際問題を考える日 指摘されたこと
・先行事例 :教育制度の向上と人口流出が繋がらない
・提案:モン族が農業から離れるとベトナムの国全体に影響は無いのか
・自動車会社にこだわる理由
・初等〜中等の教育を改善する必要は
・大都市、富裕層とどうしても結びつきやすい営利企業を地方都市、貧困層とどうやって結びつけるか→何か強烈なメリット
・ベトナムを日本で暮らす我々が研究する意義、日本との繋がり、日本社会との類似点
評価項目の研究内容の欄は12分の7の人が丸をしてくれました。

・理念法の導入が持つ効果の分析を韓国の事例から行う
・女性団体の圧力という言葉は悪い印象を受ける
・なぜ女性議員がそもそも少ないのか明確にする
・女性議員が増えるメリットを言うことで説得力が上がる
・女性議員が少ないことによって起きる現在の問題を明記すると説得力が上がる
・日本でクオータ制を広め、女性団体の動きを活発にするにはどうすればいいか説明すればより良い
・提案内容が堂々めぐりになっていないか
まだ詰めの甘いところが多かったので、必要な部分のリサーチを少し足そうと思う。

今日の発表は、日本語での最初で最後の発表でしたが、論文完成に向けて何か手に入れたいという気持ちで発表に臨みました。私の今の段階の研究では、学校内格差を縮小している学校を知りたいのに、学校を特定することが難しいという理由で、都道府県ごとの成果を調べています。自分でも問題があることはわかっていましたが、やはりそれについて問題視して質問してくださる方が何人かいました。しかし、大人の方は、ただ単に突っ込んでくるだけではなく、私のコメントを誘導してくれたり、どこがどう悪いのかをわかるように質問してくださったので、これからの足がかりになりました。現段階で、私のテーマに文句なしにぴったり当てはまる先行事例は秋田県しかありません。しかし、秋田県を調べるだけではただのリサーチになってしまうというのが難しいです。東京都に関しては、23区にわけてその中から秋田県のような貧困に打ち勝っているところがないか探すことも考えています。

今回は国際問題を考える日に参加してポスター発表をしてきた。外部のイベントでこのように正式に自分の研究について発表したのは今回が初めてだったが、たくさんのことを知れたので良かったと思う。例えばこれまでは日本企業の対策についてイギリスに留まるか撤退するかの二択しかなかったが、それに他国への拠点の移転を考えるとどうなるか、EU以外の国との通商政策についても多少触れるべき、というものである。他にも非常に効果的なアドバイスがたくさん得られたのでこれからの研究に活かしていきたい。

今回で2度目のポスター発表、前回よりも多くの指摘を受け、様々な課題が見えた。1つは証拠の不確実さ。発表の中で挙げたフランスのイスラム教徒が抱えているトラブルは、あくまで間接的な証拠に過ぎない、証拠になっていない、という指摘を頂いた。また、それがフランスだけに当てはまることなのか、他の国についてはどうなのか、言及が不十分な部分もあった。2つ目に対策への言及が不十分だったこと。本番の時間配分を失敗したのもひとつの要因だが、対策が十分な根拠を持っておらず、まだ仮説の段階だとご指摘を受けた。そもそも本研究の一番の目的はテロの原因を探ることなので、そちらの方に重きを置いて、対策への言及はなるべく少なくしたい。その他にも、発表の中でイスラム教徒が皆テロリストかのような言い方をしてしまったり、仮説の段階であるにも関わらず「テロ=ジハード」であると言いきってしまったりと、細かいミスも多かった。国際公共政策カンファレンスまでには必ず改善する。しかし課題の背景のなどは順序立てて説明でき、分かりやすかったと感じてもらえたようなのでよかった。また岩橋さんからもたくさん助言して頂いたので、発表が落ち着いたら論文を必ず訂正して、研究を完成させたい。

ポスターセッションの評価に、結論が見えにくいというのと、何に焦点を当てているのかわかりづらいという評価があった。たしかに和式も大事だという結論になっているし、トイレ全体に焦点を当てていて、床や壁の素材とか、掃除方法とか便器以外のものの話が多いなと自分の研究を見て思った。また、最後の講評でおっしゃっていた仮説をちゃんと立てれていなかったのも反省点である。最終発表まで残り少ないけれど、今回頂いたアドバイスを参考にして情報の取捨選択をしていきたいと思う。

今回の発表では、最初に外国人住民からの聞き取りで言語の壁が大きな問題と言ったのに提案でそこについて直接的に触れていないことについて多くの意見があった。やはり提案の内容と同様に説明不足になってしまったようなので、もっとわかりやすいつながりを考えておきたいと思う。また、提案に対する質問でも思いもよらないところへの質問があり、そういうところも必要なのかという大きな参考になった。今回の発表を最終発表での質疑応答に活かしたいと思う。

今回、初めて学校以外の場所でポスターセッションをして、今まで思いもよらなかった質問や意見をいただき、とても良い経験となりました。私たちのグループ内では、普通に使われている言葉も他の人からしたら、初めて聞く言葉であり、説明が必要だったと分かって、これからのポスター、論文の作成にとても役立てられると思いました。また、講師の方のお話は、現在の日本を世界と比較したときの現状や未来について、とても考えさせられるものでした。パネルディスカッションでは、私と同じ学年の人たちが、こんなにも広い視野で、日本と世界を見つめているのかと驚かされました。中でも、一番心に残っているのは、「日本人の心の豊かさを世界へ」という発言でした。日本人のことをそのような見方で見たことはなかったので、すばらしいものだと感じさせられました。参加して本当に勉強になりました。また参加したいです。

学校じゃない場で発表し、多くの質問を受け、アドバイスシートをもらうことで、自分の研究について見つめ直す良いきっかけとなりました。まず、セプティックタンクという水処理槽に加えて浄化槽を作るのは手間もお金もかかるし、セプティックタンクが普及していない地域に作ることにしたら、そんな地域はもともと少ないのだからあまり意味がないのではないか、ということを考えさせられました。また、他の国、地域とも比較してほしいということも、アドバイスシートに書かれていました。これらの改善点として、僕はこれからのGRの論文で、各国、地域の河川の汚染状況、一人当たりの所得などの比較をもとに、最も浄化槽が必要な場所はどこかというのを、徹底的に調べようと思っています。悪い意見ばかりでなく、質問の受け答えがしっかりしていたなどの良い意見も多くあったので、そういうところは活かしながら、もっと研究を深めていければと思います。

午前中は、2050年について考えた。なかなか考えたことがなかったので、聞いていておもしろかった。とくに、日本経済に起こる変化を様々な面で見られたのがよかった。高齢化によって、外国人が労働者として働きに来ることを考えていかなければならないと痛感したし、これは自分が書こうとしている論文の重要なポイントになりうると感じた。また、初めて聞いたUHCということも、今後、世界でますます重要になってくるとわかった。日本では、比較的整っていると思ったし、これを維持する重要性を感じた。午後からのポスターセッションでは、フィリピンの教育という僕たちとほぼ同じテーマを研究している人と情報共有できたのがよかった。発表は、今までのグループ研究のすべてを出し切れたと思う。また、ここでも自分の研究で参考になることをたくさん知れた。今後は、論文作成だが、今日得たことをしっかり活かしたい。

今年の国際問題を考える日は、収穫の多いものとなった。パネルディスカッションでは、積極的に質問に行くことができ、同世代のたくさんの参考になる意見を聞くことができた。基調講演は、日本の将来についての話が主だったが、2050年に対する様々な主張を知ることができたのがよかった。ポスターセッションでは、事後評価で「論理的でわかりやすい」、「比較がよくできていた」などのコメントを生徒と共有することができ、とても嬉しかった。個人研究に向けて、今日の課題を整理し、より良いものになるよう努力していきたい。

国際問題を考える日に参加しました。今思えば、社会・国際系の本格的なポスターセッションに参加したのは初めてでした。その中で私が学んだことは、自分の言葉で伝える力がもたらす聞き手への影響です。発表の中で、相手の目を見ていても原稿に書いてある堅苦しい言葉を使っていたり、終始同じトーンで話されると話の内容が頭に入りにくいことがありました。理科系の研究だと、結果や考察ははっきりしていますが、国際問題には答えが無いためその人の考えが軸になっています。その”考え”がより聞き手に伝わるのは、原稿ではなくその人の言葉だと感じました。実際に、分かりやすい言葉でジェスチャーや声の抑揚、アイコンタクトがある人の発表はとても理解しやすかったです。私もそんな発表ができるように、ここで学んだことを来年度の個人研究でも活用していきたいと思います。

「高校生国際問題を考える日」に参加して、周りの高校生の意識の高さに驚きました。パネルディスカッション・ポスターセッションでは自分の意見を自信を持って発表し、質問や意見にも淡々と答えている姿を見て私と同じ高校生なのにレベルが高いな、と感じました。また、発表の方法も様々な工夫を凝らしていてとても理解が深まりました。1日という短い時間ではありましたが、世界にはまだ解決されていない様々な問題があることを改めて感じさせられました。それと同時に、解決されていない問題にこれから直面するのは私たちで、解決しなければならないのも私たちであることを強く感じた、貴重な1日となりました。

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平成30年2月4日 グローバルリサーチⅠ FW「ワンワールドフェスティバル」

大阪の北区民センターにおいて開催されたワンワールドフェスティバルに、普通科グローバルリサーチⅠ(1年)の2班4名が参加しました。「多文化共生」をテーマに課題設定を行う予定で、行政の外郭団体やNPO法人等のブースを回り、そこで貴重な情報をいただきました。これからその情報を整理し、課題設定に繋げていきます。

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〈生徒の感想〉

大阪市の北区民センターでワンワールドフェスティバルがありました。僕たちの班はこれから「多文化共生」について研究していくのですが、そのテーマを決めていく中で良いきっかけになりました。午前は展示ブースを見てまわりました。展示ブースでは、幅広い分野のNGOや、団体の方々の話を聞くことができて、多文化共生といってもとてもいろいろな見方があるのだなと思いました。例えば、特定の民族などに攻撃的な発言をするヘイトスピーチというものがあることを知りました。また、「OFIX」というところでは、外国人に対する防災情報ということで、何ヶ国語もの言葉で書かれたパンフレットや相談窓口がある事を知りました。どれも、今後日本に来る外国人が増加していく中で、きっと考えていかなくてはならないことだろうと思いました。午後には「事例紹介!高校生・大学生とNGOがつながる方法とは?」という話を聞きました。その中でNGOの方がおっしゃっていたことで心に残った言葉が1つあります。それは、「他者とコミュニケーションを取る中で、一番大切なことは、言語ではなくて、一緒に行動して、理解し合うことだ。」というものです。僕は確かにそうなのかもしれないなあと思いました。また、これは異文化の人々を理解する中でも通じることがあるのではないかと思いました。今回学んだことを生かして、これからの課題研究をより良いものにしていきたいです。

今回のワン・ワールド・フェスティバルに行かせてもらって、たくさんの刺激を受けることができました。それぞれのブースで私たちの興味を引き寄せるような工夫されたポスターやクイズ、高いコミュニケーション能力に驚きました。多くの人が国際関係に興味を持っており、社会をよりよくするためにそれぞれの目標を掲げ、活動していることを具体的に詳しく知ることができ、とても良い経験となりました。まだまだ国際的な課題がたくさんあり、それを若い世代の私たちが背負っていくことを改めて自覚しました。このフェスの中でも一番印象に残っていることは、最後に聞いたNGOと高校生の講習会です。ここでは、ボランティアについてたくさんお話しされていました。私は最近ボランティアをし始めました。なんでも外の世界に出てアクションを起こすことで自分自身成長できるということを聞いて、今やれること、やりたいことはとことんやってみよう!と、思いました。さらに、興味を持ったことがもう一つあります。それは、外国など、異国の地でボランティアをする時に大切なことは、現地の人とコミュニケーションをとることです。どんなことをするにも一緒にその時間を過ごすことで壁を壊していくことが大事だということを知りました。このように相手を知ろう、理解しようと興味を持つことが多文化共生でも大事なことに繋がっていくと思いました。今回、学んだことをこれからの研究活動にも役立てていきたいと思います。

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平成30年2月2日 RRE「校内発表会」

本校化学教室において、本校創造科学科2期生(1年)がRREの授業で、パワーポイントを用いたプレゼンテーションを英語で行いました。3学期は、「社会保障はどうあるべきか」をテーマに、2月9日に行われる外国人留学生との交流会に向けて準備を進めています。各グループが日本の社会保障制度を説明し、そこから考えられる課題に対して、一人ひとり改善案を考えて発表しました。交流会に向けての発表練習として、2班ずつに分かれ、校内発表を行いました。

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平成30年1月31日 創造応用ⅠS 探究活動(13回目)

本校において、創造科学科1期生(2年)理系選択者が、1月28日に開催されたサイエンスフェアでの発表の振り返りを行いました。いただいたアドバイスなどを参考にして、研究をよりよいものにしていく予定です。

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