平成31年4月8日創造基礎B実践活動「嗚呼忠臣楠氏之靴」

三浦化学工業所において、創造科学科3期生(2年)の1班5名が「地場産業の靴をいかした隠れヲタクグッズを作ろう」をテーマにして、同代表者の三浦泰一氏にお話を伺った。今回は、生徒が作ったイラストやサンプルから選んだ素材で実際にケミカルシューズを作っていただいた。この靴は楠木正成にインスパイアされて隠れヲタクグッズとして発案されたため、生徒は「嗚呼忠臣楠氏之靴」と名付けた。生徒は今後SNSを中心に宣伝をしていく予定である。

神戸新聞NEXT「『靴のまち』長田をPR 兵庫高生と地元企業が試作品制作」〈外部リンク〉

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〈生徒感想〉

僕たちのデザインが実際に形になっており、僕たちのこれまでの活動が認められたようで非常に嬉しく感じました。三浦さんはこれまで品質や内面にこだわった靴作りをしていたそうです。しかし今回の僕たちの提案やデザインを通して「遊び心」を思い出せたとおっしゃっていただきました。僕たちの研究テーマが「三浦さんのハートに火をつけろ!」だったので、今回そういった前向きなことをおっしゃっていただけたのは僕たちにとっても目標の達成であったと言えると思います。これから僕たちは広報に専念し、SNSなどを利用しながら身近なところから広めていければと考えています。

完成した靴を見て、自分は心から三浦さんに感謝しました。自分たちの研究活動は動きがない期間が長くあり、三浦さんには待っていただいていたので、それに関してはとても申し訳がないという気持ちでした。それでもやっぱり自分がデザインしたものが実物となって目の前にあると嬉しいかったです。今まで何度も案を練り直し、三浦さんと一緒に作りあげたことはとても価値のあることだと思います。とくに、作る過程において、長田の靴の分業制のいいところと悪いところのどちらも身をもって知ることができました。部品のひとつひとつ、また部品を作るための機具も、それを作る専門の人が居なくなってしまうとものづくりはストップしてしまうと知りました。専門の人がいることによって、それらが質の良いものになります。長田の靴の質が良いのはこういった点も関係していると思います。また、テーマ設定の難しさも感じました。難しいテーマに決めてしまうと、なかなか広げることができなくて、進まないこともありました。こういった研究をするにあたって、はじめにどういったテーマに決めるかがその後の活動を大きく左右するとわかりました。大変なこともたくさんありましたが、活動は楽しかったし、何より自分たちでデザインした靴を実際に作っていただけたことで、研究が現実みを帯びることができたので、三浦さんのおかげでこの研究は形作ることができたと思います。

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平成31年3月29日 創造基礎B 「棒サッカーで認知症理解にshoot!」 ふりかえり

「棒サッカーで認知症理解にshoot!」をテーマに研究している創造科学科3期生(1年)2班の4名が、高齢者ケアセンターながたにて実践活動のふりかえりを行った。最後に、今後も高齢者の方々に棒サッカーをしていただこうと、本活動で制作した棒サッカーの用具を高齢者ケアセンターながたに寄付させて頂いた。

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<生徒感想>

今回は実践活動のお礼、自分達の中での考察とその後について高齢者ケアセンター長田の赤穂さんとお話をしました。まず実践活動については、場を貸して頂いたことや実行するまでに話を詰めて何度も話し合いの場を設けて頂いたこと、広報の手伝いをしてくださったことなども含めてお礼をしました。そして、課題解決に向けてこの実戦活動をしてみてどう変わったのか、また自分達の課題点などを話しました。特に課題について、自分達はあれだけでは認知症理解には繋がっていちなとないのではないかと赤穂さんに話し、この課題を解決する方法について話し合いました。これからは高校生ではなくセンターの方主体で開催して頂く形になるので、そういう点も含めて考えたところ、赤穂さんから提案がありました。それは交流の中で少し時間をとったり、自身が交流なさる時にそういった話をするということでした。またその話についてはオレンジリボンという認知症理解に向けて指導ができるように訓練された方に送られる証があるらしく、赤穂さんは持っているということなのでできる、と話していただきました。今のところはこのようなプロセスで自分たちが目指している認知症理解へつながっていくようにと考えています。そして約一年間この活動を通して、班長として自分は強い達成感を味わいました。この活動では地域の長い課題について取り組むため、このように振り返りの後にもう一回実行したり、改善について話し合う場が何回もあるということ、他者評価と自己評価をすることで、より課題に沿った的確な活動ができたり、また深めることでそこからの将来に活かせるような知識やアイデンティティの認識にも繋がったのではないかと思いました。自分はこれからもこのように責任を伴うような事業に積極的に参加して達成感を感じると共に考え方や知識について深めていけるようにしたいと思います。

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平成31年3月24日 創造基礎B「第4回ええやんながた動画コンテスト表彰式」

神戸映画資料館において、「そうだ!銭湯に行こう!in ながた」をテーマに研究している創造科学科3期生(1年)社会科学分野3班が、実践活動で作成した動画を「第4回ええやんながた動画コンテスト」に応募し、審査員特別賞を受賞しました。長田区長の加藤久雄氏から表彰を受けました。

ええやんながた動画コンテスト(外部リンク)

生徒作品「そうだ!銭湯に行こう!in ながた」(外部リンク)

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平成31年3月23日・24日 第6回シティズンシップ教育ミーティング

立教大学 池袋キャンパス 本館・太刀川記念館・12号館において普通科グローバルリサーチⅠ受講生1名と、創造科学科3期生(1年)5名が、J-CEF主催「第5回シティズンシップ教育ミーティング」に参加しました。プログラムは以下の通りです。

<1日目(3/23)>

◆オープニング

◆全体会「社会や政治への『参加のバリエーション』を増やす」
キーノートスピーカー
水山光春さん(青山学院大学教育人間科学部特任教授)
有賀久雄さん(松本工業高校教諭)
岩本真美さん(NPO法人ヒューマンフェローシップ代表理事)

ワークショップ

◆交流会

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<2日目(3/24)>

◆自由発表セッション、授業体験会、分科会

◆全体会「高校生・大学生発表セッション」

本校からは「食と遊びで隔たりなき地域社会に!」「長田区の高齢化にともなう課題への取り組み」の2タイトルで口頭発表を行いました。

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〈生徒感想〉

今回出来たこととしては、意見表明です。創造の授業で行政や経済について議論することはあっても、教育をメインに議論することはあまりありません。その中で、普段考えていることを、高校教師や大学の教授、大学生など様々な人の前でしっかり述べることが出来たことは貴重な経験だったと思います。また、研究発表では長田のまちについて多くの地域の方に知って頂くことが出来ました。私たちの研究発表では長田の課題について話したけれど、広い視野で見た時に、多文化共生や子供の商店街離れのような現象は全国的に起こっています。その課題に対して、兵庫高校の生徒はこんなことをしているんだ、と理解してもらえたことが嬉しかったです。課題としてはもっと周りを見ることがあります。現在高校生として、狭いコミュニティの中で研究していますが、大学生や社会人になった時、今よりも広いコミュニティで、色々な背景を持った方々を対象に研究や行動をしていくと思います。そうなった時、対象とする人たちのことをよく知っていないと、深く考えるのは難しいのではないかと感じました。他にも、行動を起こすタイミングなども大切だと思います。今年の春から大学生になる方とお話した時、「自分達が行動を起こしたのがちょうどいいタイミングだったから、活動を半永久的なものに出来た」と聞きました。自分立ちが目標としていることや目的を達成するにはいつ行動を起こすべきなのか、誰を巻き込むのか、どんなふうに広めるのか、一つ一つが重要な要素になってくると思いました。

今回のミーティングは申し込む時はシティズンシップ教育を学びに行くというよりも、自分の発表の機会を増やしたいという気持ちを持っていましたが、1日目のグーループのディスカッションで自分の知識の無さや教育というものはとても奥深いもだということに気付き、もっと知りたいという気持ちが出てきました。教育を受けている身としては今までさほど今の教育体制に疑問を持ったりすることは無かったのですが、違うのではないかという意見を持っている人がグループに何人かいて話も上手で、初めて聞くようなことが多く、とても引き込まれていきました。2日目は最初と目的が変わり、意見が言えるときには勿論言うけれど、色々な人の話をよく聞いて、自分の知識を増やして自分の意見のようなものを作ろうと思って臨みました。ディスカッションをするなかで、様々な立場の人がいて、色んな目線から物事を見て意見を話していて、ディスカッションをすればするほど自分の知識が増え、理解が深まっているような気がしてとても楽しかったです。また、自分の意見を話すときに相手が共感してくれたり、伝わっていることが分かると、とても話していて気持ちが良かったです。ディスカッションや意見を話したり聞いたりしているとだんだん自分の実践活動のことも話して、それについての意見をもらいたいと感じるようになり、早く発表したいと思うようになりました。それは意見交換を通じて自分の考えを深められていると実感したからだと思います。実際の発表時は思ったよりも時間が少なく、伝えたいことが全部話せなかったり、質問や意見をもらうことが少なかったのが残念でしたが、今までの発表に比べると、自分から相手に伝えようという意志が強まったと思います。

今回は自分の中では教育、特にシティズンシップ教育についての理解を深めたり、また各地域で実際に活動の推進を行っている方からの貴重な話を聞くことを目的として、またその中でコミュニケーション力をつけることなどにも両立して力を入れようと考えていました。発表では多く大人の方に集まっていただき、自分が話す部分が長くなってしまいましたがなんとか終わり、褒めて頂くような場面もあり、また実践活動に対するアドバイスもそれぞれ頂くことが出来ました。やはり発表するには常に前倒しでパワーポイントの作成はもちろん、他の人の活動報告を見て学ぶという別の目的があったのにバタバタしてしまったということは大きな反省点であると感じました。これを踏まえると、自分はこの二日間でどうだったのかと考えた時に語り合えてよかった、で終われるような容易な会ではなかったと今更ながら気づくことが出来ました。またそれをこれから正していくために、自分の目的と会の目的を記して常に見ながら行動することや、こういった貴重な場で時間を無駄に過ごすことがないようにできることをまず先にして、より吸収する場面を増やすことが大切であり、これを課題として取り組もうと思います。

さまざまな年代、職種の人と話して、高校生同士で話していては気づかないことや知らないことを多く学ばさせてもらいました。そのなかで、私が研究している「教育」のテーマで鍵になりそうだと思ったことが2つありました。1つ目は「テンプレ」です。私は学校で当たり前を教えられていることに気づかされました。さらに恐ろしいことにわたしはその「当たり前」がないと不安で「当たり前」の方法を探し求めてしまうテンプレ人間だとわかりました。そんな人で溢れてしまったら、みんな似たようなことしか考えられなくなり少し考え方の違う人は生きにくくなるかもしれません。新しい考え方を生み出すことも難しくなると思います。だから「当たり前」を教えない教育について考えたいです。2つ目は「授業と社会をつなげる」ということです。「民主主義なのになんで校則は自分たちで決めないの?」と聞かれて、授業で知識をつけても、社会で活用できてないことを実感しました。出前授業を行なっている学生団体の方々が出前授業で終わってしまうということも聞いて、授業をイベントにせず、社会につながる習慣にするためにしくみをつくる授業を展開することも大切だと思いました。それについても研究したいです。

私達は「政治や社会への参加のバリエーションを増やす」というテーマのもと、たくさんの議論を行いました。議論をする相手は、教育の場や地域・研究の場において第一線で活躍されている方がほとんどでしたが、その中で私は楽しみながら、負けじと積極的に議論に参加しました。何よりも印象的だったのは、大人の方々がまっすぐに私達高校生の主張に耳を傾けてくれたことです。おかげで私は臆することなく自分が感じたこと、考えたことをそのまま伝えることができました。私は今まで、若者が社会へ参加するためには若者が自ら行動を起こすべきだと考えていました。しかし今回、社会への参加には「上からの参加論」と「下からの参加論」の二つがあるということを知り、若者の活動の幅を広げる大人と別の視点から社会へ働きかける若者が一緒になって、社会への参加の方法を考えることの大切さを感じました。若者議会についての分科会の時、ゲストの方のお話の中に「会議室で話し合っているだけは参加か」という話題がありました。私は、それは社会へのつながりが感じられるだけで、実際に行動には至っていないため参加とはいえないと思いました。これからは、社会に参画していく形で、若者の声を可視化できるユースカウンシルの実現が必要だと考えました。今回のシティズンシップ教育ミーティングを経験した私には、大きな試練があります。それは授業体験の時に紹介された「学び×スキル×実践」によって今回の経験を力として身に付けられるか、ということです。実践がゼロであれば、掛けても身に付く力はゼロになってしまいます。そこで実践を1つでも増やし、大きな力を身に付けるためにも、日常の中に自分だけのアクションを見い出して行動に移していきたいと思います。

立場の違いはあれど、その場にいる全員が同じフィールドで議論している姿が印象的でした。周りはほとんど大人ばかりでしたが、私たち高校生の意見も他の人のものと同じように受け止めてくださり、むしろ教育を受けている側の貴重な意見として、大きくうなずきながら聞いてくださりました。初めは模範解答的で当たり障りのない返答しかできなかったけれど、様々な人の多様な考えに触れる中で自分の意見を確立していくことができました。なるほどと思った意見は吸収し、そうでない意見はどこに共感できなかったかを突き詰めていくことで思考をより深められたと思います。議論する中で私が一番感じたことは、今の社会は参加へのハードルが高いということです。自分自身あまり人前で話すことが得意でなく、積極的に発表できる人をすごいと思う反面、気後れしてしまうことがよくありました。それでも今回たくさん意見を言うことができたのは、それを受け入れてくれる環境があったからです。他人事だ、関わりたくない、といった精神面での参加への壁は、自己肯定感と密接に関係しているのではないかと感じました。間違いを恐れてはダメだと口では言うけれど、やはり周りの反応は気になるし、反対の声が怖くて立場を明確にしないぼんやりとした意見しか言えないのも分かります。交流会で私が「発表の場でなかなか発言できないのが悩みだ」と言うと、「積極性のある生徒ばかりが評価されるのは何か違うのではないか」と話してくださった方がいました。私もこの評価制度だと、発言できない生徒が自信をなくし、さらに消極的になってしまうという負の連鎖が生まれる可能性があると思います。私は、参加にはある程度の「緩さ」が必要だと考えました。完璧な答えも、過度な積極性も要らないから、行動する意義を感じてもらうことが大切だと思います。正解を求めすぎない周囲の受け入れ姿勢が、参加へのハードルを下げられるのではないでしょうか。この二日間で私は様々な考え方に出会い、多くの学びを得ることができました。そして、その度にこれまでの自分の視野の狭さを実感しました。今まで疑問に思ったことすらなかった常識が根底から覆されたり、斬新な発想に驚かされたりすることが何度もありました。それでも畏縮せず自らの考えをアウトプットできたことは良かったと思います。

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平成31年3月23日創造基礎B実践活動「源平歴史街道ツアー」

創造科学科3期生(1年生)の企画生徒5名とボランティア生徒2名が「源平歴史街道ツアー」を行った。参加者は中高生を対象に、26名集まった。

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イオンの前にある清盛くんに集合し、記念写真を撮ってからツアーが開始された。来迎寺、大輪田泊、清盛くん、真光寺、能福寺、岡方倶楽部の順でガイドを行っていった。

中高生が対象ということで、中高生の興味を引くためにさまざまな工夫を施した。1つ目はコスプレとして烏帽子をかぶってもらうようにした。2つ目は各ガイド場所でクイズを出し、グループごとに答えてもらい正解数の多いグループに賞品を用意した。3つ目は能福寺でアイドルグループの清盛隊に来てもらい、ツアーを盛り上げてもらった。また、真光寺でお茶休憩を設けるなどして疲れがたまらないように配慮をした。

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集合時間に参加者が集まらないなどのハプニングはあったが、よみがえる兵庫津連絡協議会のみなさま、地域の方に協力していただきながら天気のいい中ツアーを進められ、成功に終わった。

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〈生徒感想〉

兵庫津の方と岡方俱楽部さんと私たちで企画してきた源平歴史街道ツアーは予定の10時よりも30分ほど遅れてスタートした。集合場所にしていた清盛くんの像が二つあったため、参加者数名がそちらに集まってしまっていた。予想外のことからスタートしてしまったが、その後は順調にツアーを進めることができた。ガイドの方の話に驚いている人が多くおり、私たちが最初に話を聞いたときのように新たな発見をしているなぁと思いとても嬉しくなった。他にも、高校生らしい企画であるクイズやコスプレを楽しんでいる人も多くいたので良かった。クイズはこちらでグループ分けをしていたので、参加者が話し合えるか不安だった。だが、一緒に史跡を見たり、考察しあったりと歴史についてお互いに深めあっている様子が見られたのでグループ分けしたことはとても良かったと思った。これからは私たちが作り、区役所に置いていただいたマップでも源平について知っていっていただきたいと思う。今回のツアーでは地域の活性化のためにどんな人が活動しているのか、地域で活用出来そうな備品を誰がどれくらい持っているのかを再確認できた点があったのでこれからも継続することに繋がったと思う。また、兵庫高校のOB.OGの方に様々な点でご協力いただき、縦のつながりの大切さを感じることができた。創造基礎Bの活動では普段体験できないようなことを体験できたので今後に生かしていきたいと思う。

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平成31年3月23日 SGH甲子園におけるポスター発表

創造科学科2年生の生徒が、関西学院大学で実施されたSGH甲子園においてポスター発表を行いました。テーマは「難民の発生を防ぐための方策~ロヒンギャ難民問題を通して~」です。大学の先生方をはじめ、たくさんの方に来ていただき、議論ができました。貴重な経験となりました。

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<生徒感想>

SGH甲子園に参加して、自分の発表では緊張して早口になってしまったり、厳しい質問や意見をたくさん頂いたりして、まだまだだなと思いました。準備を始めるのが遅くて、ぎりぎりまでバタバタしてしまったのでもっと早くから計画的に準備しなければならなかったと痛感しました。全体を通しては、全国からいろんな研究をしている人たちが来ていて、同じ高校生とは思えないような、プレゼンの上手な人や英語での発表を聞くことができました。交流会でそのような人たちとお話出来たのはとても嬉しかったし、刺激になりました。

 

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平成31年3月22日 創造基礎B FW 「三浦化学工業」

三浦化学工業所において、創造科学科3期生(1年)の1班5名が「地場産業の靴をいかした隠れヲタクグッズを作ろう」をテーマにして、同代表者の三浦泰一氏にお話を伺った。今回は、前回の打ち合わせを踏まえ、ブーツをベースに生地素材の選択と配置をしたイメージ図を三浦氏に提出した。この図をもとに、これから試作が行われる。

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〈生徒感想〉

前回のフィールドワークの際にいただいたアドバイスや情報などを生かしながら、班員全員で再び靴のデザインを練り直し、今回はその練り直したデザイン、及びそれに使用する素材を企業側に提案しました。企業側からは前向きな反応をいただき、これから実際に靴を制作していただくことになりました。ここからは三浦化学工業のみなさんにお任せする形になりますが、僕たちは靴を制作していただいた後のプロモーション面や本来の目的である地場産業の活性化に向けての活動などについて考えていこうと思っています。今回のフィールドワークではデザイン面の話が大半で、僕はなかなか積極的に発言ができなかったので、プロモーション面についての話し合いの際は多くのアイデアを出していこうと思います。

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平成31年3月21日 第3回IBLユースカンファレンス

創造科学科2年生21名、普通科2年生3名が大阪の浪速区民センターで実施された第3回IBLユースカンファレンスに参加しました。11のチーム、個人がポスター発表を行いました。そのうちの7つが金賞、4つが銀賞を受賞しました。

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<生徒の感想>

発表ではたくさんの人がいて緊張しました。精一杯分かりやすくおもしろく伝えたつもりでしたが、自分達では気づかなかった分かりにくかった点を指摘されました。他にも仮説と実験結果が違った原因を自分なりに考察しましたが、それを調べる実験をするとおもしろいという指摘もありました。質疑応答で聞かれたことはどれも気が付かなかったことばかりで、刺激があっておもしろかったです。また、機会があれば言われたことを試してみたいと思いました。他の人たちの研究はいろいろなことがテーマになっていて、見ていて飽きませんでした。中には想像つかないようなことをテーマに研究していて驚いた上に、とてもおもしろかったです。発表が前後半にわかれていたために話を聞くことが出来なかったのがとても残念に思いました。また他の人の研究や同じ人の研究の続きと結果を見てみたいと思いました。

今回の発表ではたくさんの意見をいただきました私たちの実験は抗炎症作用の数値を調べただけだったのですが、その数値の違った原因をつきとめたらどうか、黒ニンニクを実際に一週間食べてみたらどうかなど、これからの活動のアイデアになるような意見を多く聞くことができました。   また、他の学校の発表を聞くことによってどんな話し方、間の取り方が聞く人により伝わりやすいのか身をもって体験することができました。中でも良いと思ったのが聞く人に質問したり、自分たちの実験を実際に体験してもらったりする発表の仕方です。聞き手の人をより発表に引き込めると思いました。自分たちの発表にも取り入れたいと思います。 これらの学んだことをふまえ、今後の活動を考え、役立てていきたいです。

 

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平成31年3月18日 創造基礎B6班FW「神戸新聞インタビュー」

創造科学科3期生(1年生)の創造基礎B6班の5名が、岡方倶楽部で神戸新聞記者の3月23日に行われる「源平歴史街道ツアー」の概要などについてインタビューに答えた。その後、樽屋五兵衛の高田誠司氏が用意してくださったはっぴと衣装を着て能福寺にある兵庫大仏の前で写真を撮っていただいた。

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本日受けたインタビューの記事は写真とともに3月21日(水)の新聞に掲載予定である。

神戸新聞NEXT「歩いて学ぼう!源平歴史ツアー開催へ 中高生対象 神戸」(外部リンク)

〈生徒感想〉

今日は以前お話のあった神戸新聞の方に取材をして頂きました。記者の方はとても私たちの活動に興味を持ってくださっており、嬉しく思いました。最近、テレビ番組にて能福寺の大仏が紹介され注目が高まっているそうです。本日も受験を終えた新高校一年生が能福寺に訪れていました。私たちの活動でより地域を活性化させるお手伝いを出来たらいいなと思います。着実に1人ずつ参加者は増えています。当日大成功させます。

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平成31年3月17日 創造基礎B 実践活動 4班「グリーンまつり」

創造科学科3期生(1年)4班5名が、『グリーンまつり』をr3で開催した。早朝準備からr3の合田さん、坂本さんや真陽婦人会会長の山下さんや婦人会のみなさんにご協力いただいた。開催にあたり、長田区区長さんや真陽まちづくり協議会の方々も合流してくださり、イベントのサポートをしていただいた。まず小学生と婦人会の方を中心に花を植える缶に絵を描いていただいた。その後、土と種を缶に入れ、花の種植えを完了した。合田さんを中心としてピザを作成し、イベント参加者にふるまった。最後に緑色のものを身につけて、イベント参加者で記念撮影を行った。後日、振り返りを行い、協力していただいた方々に報告する予定である。

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〈生徒感想〉

今日、集大成となる実践活動があった。関わった地域の方々は非常に協力的で、まさに地域の方の協力がなければイベントの成功はなかった。地域の方を巻き込むように企画をするという点では良かった。イベント自体は結果的に成功を収められたと思う。一年間を通した活動で、様々なことが身についた。友達とのおしゃべりではなく、正式なコミュニケーションをすることは緊張したし、言葉遣い、説明の方法など、とても難しかった。だからこそ、うまくできたかは別でそこに積極的になれたのは良かった。そうすることでまとめ役になるべきだったが、マルチタスクが苦手すぎて全く勤まっていなかった。できたかどうかは別としてこれらに挑戦できたのは大きな意味があった。イベントのやりっぱなしではなく、振り返りをして反省する。この班は全体的にギリギリになることが多かったし、特に自分だが抜けもよくあった。当日もバタバタして後ろ向きな変更も多々あった。重大な忘れ物もした。玄関に忘れ物をするという失敗は何回目だろう。それは、余裕がない、終わる直前に気を抜いてしまう、という悪い癖が出てしまったからだろう。ギリギリになってはミスが増えるので先さき進めることが大事だ。

朝はまずアグロガーデンさんに集合し、イベントで使用する土や花の種、またピザの材料などをご提供頂きました。その後六間道商店街のr3に移動し、最終打ち合わせを行いました。ここでは、晴れの予定で立ててきた計画を変えなければならない所が多く、予定よりも時間がかかってしまいました。その後、ピザ班と工作班にわかれ、ピザの試作と会場セッティングをしました。一日お手伝い頂いた阪本さんのお力も借りながら、何とか準備が整いましたが、この過程の中で忘れ物が多く発見され、三名がとりに帰るという事態になってしまいました。それから慌ただしく昼食を摂り、お手伝い頂く婦人会の方々との打ち合わせをし、ついにグリーンまつりがスタートしました。オープニングセレモニーでは、区長さんや区役所の方、婦人会の方など私たちがイベントの対象としていた子供たちよりも大人の方が多いくらいでしたが、開始後当日の呼び込みが功を奏し始め、徐々に子供たちの数が増えてきました。メインイベントである植木鉢の制作では、準備しておいた空き缶を学校に忘れるというアクシデントに見舞われ、急にr3の合田さんに空き缶をご提供頂くということもありましたが、婦人会の方々が大活躍で、色とりどりの可愛らしい植木鉢が完成しました。また、ワッペン作りも人気で素敵なワッペンがたくさんできあがりました。その後、制作した植木鉢に婦人会の方々と子供たちで砂利と土を入れ、マリーゴールドの種を植えました。それから子供たちやお母さん、婦人会の方々にピザを振る舞い、最後に制作した植木鉢やワッペン、王冠を持って、記念撮影をし、お開きとなりました。 今回のイベントでは、合田さんを始め婦人会の方々、アグロガーデンさん、区役所の半田さん、坂元さんなどに大変お世話になりました。 今回の反省としては、まず始めに忘れ物が多かった事です。イベントの主催者たる私たちが会場を離れるなんて本来はあってはいけない事です。だれが、どの持ち物を持っていくのかということをもっとはっきりさせておかなければならなかったと思います。 最後に今日の感想です。私は今日、本当にたくさんの方に支えてもらってイベントが出来たなぁということを実感しました。例えば、参加者の方の多くはr3の合田さんが集めて下さいましたし、私たちが声をかけた人もr3という会場への信頼があったからこそ来て頂けたのだと思います。また、子供たちが怪我をしたり、絵の具まみれになったりせず、私たちが工作につきっきりにならなくても良かったのは、婦人会の方々が子供たちを見守って下さったからです。そして、アグロガーデンさんに色々な材料がご提供頂けなかったらもっと地味なイベントになっていましたが、それを提供して頂けたのも、これまで実践活動をしてきた先輩方や、r3の合田さんのお蔭だと思います。また、長田みどりプロジェクトというものを知り、このようなイベントを思いついたのも、公共の道路をつかってイベントをさせて頂けたのも、区役所の半田さん、坂元さんのお力あってこそです。このようにあげればきりがないほどたくさんの点で、たくさんの方にお世話になり、私たちのイベントをこうして具現化できました。私は最後に合田がおっしゃった、「君たちにとってイベントは終わったかもしれないけど、私たちはこれからもここで暮らしていくんだ」という言葉で将来一芸を極め、そのような地域のつながりの中に入って、何かメリットを生み出せるような人間になりたいと思いました。

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