令和元年12月10日創造基礎A「模擬演説会&模擬投票」

本校同窓会館ゆ~かり館において、創造科学科4期生(1年生)が創造基礎Aの授業で模擬選挙を行った。各班がそれぞれ政党になりきり、班から1名が模擬代表として演説を行った。政党については、模擬選挙ネットワークの教材を活用し、自由民主党、立憲民主党、社民党、日本維新の会、国民民主党、公明党、日本共産党に班分けをした。事前学習で、各党について選挙時に政党ごとに配布された資料やHPから調べて、綱領・経済政策・福祉政策・外交政策・その他の主張の項目についてまとめた「政党カタログ」を作成した。そのカタログと模擬代表の演説をもとに評価を行い、休み時間を利用して模擬投票を行った。投票結果は以下の通り。

自民9、立憲2、社民0、維新11、国民4、公明2、共産7、白票1、棄権2

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〈生徒感想〉

自分は演説する側の立場だったが、自分の後の演説を聞き、演説に信頼性を持たせるためにはゆっくり具体的な数字を示して話すことが大切だと思った。当然のことではあるが、強調すべき(例えば重点を置いている政策など)ところはゆっくり、何度も繰り返して話すことが大切だと感じた。投票するに当たって、やはり話した内容だけでなく、候補者の姿勢や自信を持って話しているかどうかというところが大いに影響した。話す内容に自信を持っているかどうかは話し手の信頼性に関わってくるのだろう。

僕が演説の原稿を考えたとき、YouTubeでの街頭演説や公明党のパンフレットを参考にしました。動画での演説は話の間のとり方、自分の党の政策の解説も上手で、他の党との比較もしており、何より説得力があるなと感じました。その秘密は「~ではないでしょうか」といった呼びかけなど、話し方にあるのだと思い、僕も演説で抑揚や話し方を意識するようにしました。他の班の演説を聞き、問いかけをしていたり、強調の仕方などが皆上手で、説得力、誰かに訴えかける力はすごいなと感じました。僕も上手な話し方をする人の政策を応援したくなりました。

全ての人が納得するような政治をすることの難しさを感じた。自分の考えていた方向と真逆のつっこみが来たりと、様々な目線で考えることの重要性と難しさを感じ、また、自分が思い描く街にしたいのなら、選挙などで自分たちが声を届ける必要があると強く感じた。そして、正しく投票するために、政党の方針を調べることが大事だと思った。そして、私は今後の日本の政治を安定させるには地方分離にすべきだと強く思った。様々な立場の人々のありとあらゆる意見を一つの政府のみで対応することはほぼ不可能なのではないか。特色のある地域の政治で、ニーズに合った政治ができれば、それがベストなのではないかと感じました。

「財政シミュレーション」をしてみて、消費税増税は必要なことだと僕は感じた。今回の模擬選挙や政党カタログでいくつかの政党が消費税を減らしたり、軽減税率をなくすといった公約を掲げていたが、それによって減った税収をどのように補うのかがほとんどの政党で明記されておらず、有権者に対する点数稼ぎのようにしか見えなかった。

私が模擬選挙を経験して、実際に選挙で投票するなら、自分が1番気になる項目についての各政党の政策を知る準備、つまりパンフレットなどの情報収集が必要だと感じた。また、得票数が僅差である場合は自分の1票で与党が決まる可能性もあるから、安易な気持ちではなく、慎重に投票をする必要があると感じた。

演説を聞いているときは、各政党のポスターや代表者のイメージを強く持っていたが、いざ投票するときに候補の政党名を見ると、全て同じフォントと大きさで書かれているから、なじみのある自民党や公明党に目がいってしまう。よく比較して決定しておかないと迷った末、強力な政党に票を入れてしまうと思った。各党の違いを明確に自分なりに解釈して、自分が良いと思う未来と一番近い政策がある党を予め決めておくことが必要だ。

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令和元年12月8日「The 4th KOBE COMMUNITY FORUM」

KIITOギャラリーAにおいて、普通科グローバルリサーチⅠ受講生(1年)3名と創造科学科4期生(1年)3名が、神戸市・(公財)神戸国際協力交流センター主催「第4回神戸コミュニティフォーラム」に参加した。神戸市内に住む在日外国人と一般市民、学生が「Creating Multicultural Spaces(多文化に出会える場所づくりを考えよう)」をテーマに英語で議論し、発表を行った。

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〈生徒感想〉

今回このコミュニティフォーラムに参加するにおいて、私は最初不安を感じていました。なぜかというと私は英語が苦手だからです。申し込む時も、こんな英語ができない私が参加しても大丈夫なのかと不安に思い参加するのを迷っていました。ですが先生にそういう人ほど参加して英語に触れてみるといい、と言われ参加を決めました。今回のテーマは「多文化に出会える場所づくりを考えよう」。「創造」の活動で多文化に触れたりしている私たちにとって、得意なテーマです。最初は自己紹介から始まり、英語ばかりの環境に置かれたことがあまりなかった私は緊張しながら自己紹介をしました。ドキドキしながら神戸で自分が1番好きな場所として長田を挙げ、コロッケの話をしたときに隣にいた家族が興味を示してくれました。興味を示してくれたこともそうですが、自分の英語が通じたことにとても嬉しく思いました。ディスカッションをしているうちに私がなんと英語で説明したらいいのかわからなくて困っているときに横にいた女の子が「私日本語少しわかるよ!」と、説明を手伝ってくれました。そして説明が終わったときに「なるほど!すごくいいアイデア!」と言ってもらえ、そこでも喜びを感じました。今回コミュニティフォーラムに参加して、自分の必死な英語でもみんな理解しようとしてくれ、そして伝わるということに気づきました。今まで海外の方には綺麗な発音じゃなきゃ伝わらないんじゃないか。何を言っているのかわからなくて、呆れられたらどうしようと不安に思っていた気持ちが和らぎ、英語を使うということに抵抗を感じなくなった気がします。もっと英語で自分の意見を正確に伝えたい。そう思う気持ちが強くなりました。そのためには「語彙力を増やすこと」が今後の私の課題だと思います。ディスカッションが終わった後に葺合高校の方にどんな勉強をしているのか聞きました。「単語を覚えてる!」とあまりにシンプルな答えに私たちは驚きました。ですがそんなシンプルなことが自分の意見を伝えるにおいて大切なことなんだと気づき、英語を勉強する意欲が湧きました。今回参加して本当によかったと思います!

私は神戸コミュニティフォーラムに参加し、“多文化共生ができるまちづくり”について英語でディスカッションと発表を行った。会場には葺合高校の生徒をはじめ、いろいろな学校の人や神戸に住んでいる外国人が沢山参加していた。私は“積極的にいろいろな人とコミュニケーションをとる”という目標を立てて参加した。今まで参加したフォーラムなどより話し合い中は積極的に話し合いに参加することができ、前に出て皆の前で発表することができたのは良かったし、今後の自信にもつながった。しかし、終わった後、パーティーのなかでは高校生同士でのコミュニケーションはとったものの、周りにいる外国人の方々に自分から話しに行くことができなかったのが反省点だ。次にこのようなものに参加する際にはもっと幅広いいろいろな人たちと積極的にコミュニケーションをとっていきたいと思う。

今日は神戸コミュニティフォーラムへ参加しました。多文化に出会える場所づくりを考えよう、という議題で、英語を用いてディスカッションしました。自分の意見を英語でまとめることがとても難しかったですが、班内の小さな単位では相手にも助けられなんとかコミュニケーションを取れたように感じます。しかし、全体発表では不甲斐ない結果に終わりました。自分の英語力の欠如を痛感すると共に、ほかの学校の英語のレベルの高さを知る機会になりました。特に、葺合高校の英語力、特に発音は素晴らしかったように感じます。普段の授業の英語科目の割合がそもそも多いらしく、日常から英語に触れることの大切さを改めて実感しました。自分の今後の意識を変えるきっかけになる、とても良い経験になったと思います。さて、自分の成長も感じることが出来ました。百人単位の聴衆を前に、いつもより緊張が少なかったように感じます。英語で話すことで他への意識が少なかっただけかもしれませんが、少し嬉しく思いました。

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令和元年12月8日 創造基礎B 実践活動「駒ヶ林漁業体験ツアー」

長田区の駒ヶ林漁業会館において、「海と人と山でつながる『長田漁場』づくり」をテーマに研究している創造科学科4期生(1年生)3班の生徒5名が、駒ヶ林浦漁業会・長田区役所主催「第7回親子で楽しめる!長田駒ヶ林漁業体験ツアー」に運営スタッフとして参加しました。前回ツアーにはボランティアスタッフとして参加し、以降運営会議に参加して今回のイベントに練り上げた。内容は(1)長田港の説明、(2)船底洗浄見学、(3)防潮堤操作体験、(4)いけす見学、(5)底引き網漁見学、(6)競り体験、(7)本校生企画「漁業系バンド演奏」。漁業系バンド演奏は、本校生が作詞作曲した楽曲を生徒と漁師がコラボして演奏するもので、今回のツアーが初めての披露となった。

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〈生徒感想〉

僕たちのこの活動の目的は長田の漁業について、もっと多くの人に知ってもらい、また、長田区での漁獲量の減少という課題を解決することでした。漁獲量の減少という課題は垂水区の豊かな森川海を育てる会の方々と森林整備などを行ってきました。今回の体験ツアーは長田の漁業を知ってもらおうということを目的に企画を考えました。そこで出たのが漁業系バンドで、漁師さんたちの反応も良く、決定しました。曲はパプリカと駒ヶ林浦漁業会のイメージキャラクターであるコマガーのテーマソングです。漁業系バンドなので、ドラムの代わりにタコツボを叩いたり、魚の帽子をかぶったりと漁業をアピールしました。本番では緊張もあったけど全員でしっかり出来たんじゃないかなと思います。体験ツアーにお手伝いという形で参加させていただきましたが、漁船に乗ったり、競りを間近で見たり、ライブをやらせていただけたのは、本当に楽しかったしここだからこそできる経験じゃないかなと感じました。初めに見学した第6回の体験ツアーから今回のツアーまでの打ち合わせもあり、その結果が出て、嬉しかったです。

初めて長田区の漁業体験ツアーに参加したのが約半年前。漁業系バンドをやろうと決まったのが1学期後半から2学期の初めのあたり。そのうち演奏する曲が大体決まり、伴奏をしていただく漁師さんも決まり、自分は楽器が弾けないのでダンスでもやるのかなと思っていた。漁業体験イベント約1週間前、なんとボーカルが決まっていなかったことが判明。なんだかんだで曲を歌うことになった。イベント2日前、漁師さん達との会議で1回も合わせをしていないまま曲を披露することに。バンドと観客との距離がものすごく近かったのと、歌詞と役割があやふやなのとで、自信と声量が比例して聞くに耐えない仕上がりだった。場の空気が少々気まずくなった。当日朝7時半、港近くの公園で眠い目をこすりながらメンバーで集まって練習をした。前日の練習の成果か、漁師さんの前でやったときより大分ましになった。イベントが始まった。底引き網漁の場所まで行く途中に見えた、太陽に照らされながら青黒くうねった波がきれいだった。そして迎えたバンド本番、正直頭が真っ白な状態だったのであまり記憶は残っていない。ただ何とか形になって良かったと思う。ここまでやって来れたのは、班員と先生と漁師さんと長田区の職員の方など大勢の人のおかげで本当に感謝しています。

今まで数ヶ月間に渡り準備をしてきたイベントがとうとう今日開催され、少し感慨深いものがありました。私たちは色々な案を出し、共にイベントを創り上げていこうと努力してきました。その中でも特に多くの案を出した競り体験を直接見ることはできませんでしたが、盛り上がっていたと聞き、安心しました。僕たちが中心となったライブ企画も暖かい拍手に包まれ、完成度は低いながら成功させることができ良かったです。ここで終わらず曲も形として残せればと思います。

このツアーへの参加は、2期生の先輩方から始まっているものですが、この企画の一部を兵庫高校生枠としていただき、僕たち自ら作った曲を漁業系バンドという形で演奏させていただきました。それぞれ課題が残るものではありましたが、運営の方では周りを見て自主的に漁師さんや役所の方々の補助に回ることができましたし、バンドの方ではMCをなんとかやり切ることができました。また、曲の方も練習が少ない中、ものすごくいい状態まで持っていくことができました。これからは、このイベントをただやっただけにするのではなく、反省会なども踏まえてバンドなども改善していきたいです。

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令和元年12月7日創造基礎B実践活動「トイズキッチン」

東志里池郷土館において、おもちゃ作りを通した世代間交流をテーマに活動している創造科学科4期生(1年)2班の生徒5名と広報を担当している4班の生徒3名が、実践活動「トイズキッチン」をおこなった。志里池ふれあいまちづくり協議会の方々と東尻池児童館の児童16名、職員の方が参加した。おもちゃは「ペットボトル船づくり」「ペットボトルプロペラ車」「ビー玉迷路」の3つを子どもたちが高齢者と協力して作製した。実践活動後には自治会の方々とふりかえりをして、目的である世代間交流が達成できたことを確認し、事前準備の協力を協議会の方にお願いすることや、当日の段取りについて課題を残した。また、参加児童の半数がベトナム人であることから、災害時等地域連携を強く求められるときに、世代間交流が言葉の壁からくる2次被害を防止するカギになることも話題になった。

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〈生徒感想〉

当日は、想定外の出来事もたくさん起こった。ペットボトルの船を動かすためのプールには小さな穴があいていたし、ペットボトルプロペラ車は補強しても動かなかった。イベント前の準備時間をI時間とっていたが、全くもって足りなかった。そんなハプニングだらけの本番だったが、船を浮かべたり、ビー玉迷路を友達と交換して頑張ったりしている児童の顔は輝いていた。それどころか、材料を配った時点でもう興奮が止まらないという感じだった。純粋な子どもたちと一緒におもちゃを作って、私自身とても楽しむことができた。反省点は大きく二つある。一つ目は、手伝っていただいている志里池ふれまちの方と密に連絡を取らなかったことだ。それによって、準備作業も私たちの負担が大きくなってしまったし、児童の集まり状況などの情報も当日まで得られなかった。今、トイズキッチン2をやるかという話が出ているが、もしすることになったら連絡をしっかりとり、任せられるところは任せて、効率よく準備を進めていきたい。二つ目は、イベントの時間の読みが甘かったことだ。当初の予定では13時から15時までの予定だったが、15時半くらいまでかかってしまった。おもちゃ作りに思ったより時間がかかり、しっかりとした親交会もできなかった。次回はおもちゃの難易度も見直し、時間内に余裕を持って終えられるようにしたい。私たちが最初に決めた目標は高齢者と子供の交流を図ること、それによって災害時などにも協力できるようにすること、地域の人に挨拶されても答えないといった指導による高齢者への恐怖感・不安感を取り除くことだ。今回は課題解決できたのではないかと思う。この経験をこれからの創造の活動にも生かしていきたい。

今回のイベントは、高齢者と子供達との交流の場を作ることを目標として準備してきた。そして、イベントが無事に終わり、目標は達成できたと思う。しかし、その過程で多くの反省点が出てきた。計画を立て準備に取り掛かるのが遅すぎたこと、それによって、イベント中もひたすら準備や修正で、参加者と全く話せなかったこと。また、ふれまちの方々にどこまで作業を任せていいのか分からず、結局自分達だけでやろうとしたこと。これらは、イベントの計画が初めてであるという、経験不足から来ていると思う。ということは、今回一通りの経験はしたので、もし仮に次があるとすれば、この反省点を活かしたよりよいイベントを作れるはず。そのときは今回あまりできなかった、参加者と自分たちも交流場も増やしたいと思った。

私は主に高齢者の方と同じく、子供達と交流しながら玩具を作っていたのですが、楽しんでくれるか心配だった子供達は、私達では考えもつかない様な所で盛り上がっていたり、初対面の相手でも物怖じせずに話しかけてくれたりと、嬉しい誤算が多かったです。このように、私達の目指す世代間交流はある程度達成されたとは思いますが、準備期間が短く、今日まで駆け足気味になってしまったのは反省点かと思います。

このイベントが始まるまで本当に不安でした。準備が考えていたより多く、イベントの前日まで準備に追われ大変でした。イベントが始まると、おもちゃを楽しそうに作る子供たちを見て、安心しながらイベントを進めていくことができました。準備の遅さや連絡が不十分だったりと反省すべき点が多くありましたがなんとかイベントを終えることができ、ほっとしました。

どの工作でも皆楽しそうに作っていたので、嬉しく思いました。今回は、接着剤を使うものが多く、高齢者と子供達での交流はできましたが、僕たちの内、半分ほどは補強作業に時間がかかり、あまり交流出来ませんでした。また、準備作業は全て自分達で行いましたが、少しぐらいは任してくれても良かったと、感想を言われましたので、次回は上手く分担しようと思いました。

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令和元年11月24日創造基礎B実践活動「まちの文化祭2019」

ふたば学舎において、創造科学科4期生(1年)の「日越コラボ料理」をテーマに活動している1班とボランティアの生徒あわせて14名が、まちの文化祭実行委員会主催「まちの文化祭2019」に出店した。生徒が考案した「長田フォー」と「ぼっかけバインミー」をそれぞれ200食用意し、販売を行った。前日準備では神戸ベトナム人会の方々にお世話になり、味付けや場所を貸していただいた。当日、他店との競争で売り上げに苦戦し、バインミーは売り切ったものの、フォーは完売することができなかった。

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〈生徒感想〉

基礎Bの活動の集大成として、長田フォーとぼっかけバインミーを販売した。また、メニューと活動内容が載ったパンフレットも配り、多くの方にベトナムのことを知ってもらおうと努めた。今回の活動で、私たちの商品を買っていただいた方にアンケートを取り、その中で色んな方から「引き続き頑張って」や、「また来年も出店してほしい」などの声を受けた。イベントに来ていただいたベトナムの方とも話すことができ、「より良くなるように頑張って」と言っていただけた。この活動で多くの人にベトナムのことを知ってもらえ、身近に感じてもらえたと思う。これからはアンケートをまとめ、どのような傾向があるのかを調べていきたい。

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令和元年11月21日 第10回高校生鉄人化まつり実行委員会(1)

長田区役所大会議室において、第10回高校生鉄人化まつり開催に向けた第1回会議が開かれた。このまつりは、平成22年度に長田区主催の「第2回鉄人まちづくりイベント」に応募した本校総合科学類型1期生(創造科学科の前身)の提案が最優秀賞を受賞し、長田区に所在する高校のさまざまな活動発表の場としてが実施されるようになったものだ。本校からは創造科学科4期生5名、育英高校からは生徒会3名、神戸野田高校からは生徒会4名が実行委員として参加した。自己紹介のあと、役員決め、今回のテーマ、今後の大まかな予定について話し合われた。今年度は実行委員長を育英高校と神戸野田高校が共同で担うことになった。次回会議は12月16日(月)の予定。

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令和元年11月20日創造基礎B FW「ベトナム人への学習支援」

高取教会にあるFMわいわいにおいて、「ベトナム人への学習支援」をテーマに研究している創造科学科4期生(1年)7班の生徒5名が、FMわいわい総合プロデューサーの金千秋氏と話し合いの場をもった。生徒たちはベトナム夢KOBEが主催するベトナム人中学生の学習支援ボランティアに参加してきたが、生徒のかかわり方が主催者の方向性とズレが生じ、今後どうするかについて議論した。

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〈生徒感想〉

今回はFMわいわいの金千秋さんと現在おこなっている学習支援についてと、今後の方針について話をしました。私たちは9月からベトナム夢KOBEさんがおこなっている学習支援に参加してきました。しかし、事前の打ち合わせ不足などにより、支援のスタイルや目指す方向の相違がありました。今回のFWではその点についてお互いの思いを聞くことができました。これをもとに今後の関わり方についても前向きに考えていきたいと思います。今回感じたのは話し合うことの大切さです。こちらの考えは話さなければ伝わらないし、相手の考えは聞かなければ分かりません。意見をしっかり伝え合うことと、人とのつながりを大事にして今後も活動に励みたいと思います。

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令和元年11月20日 創造応用ⅠS 探究活動(9回目)

創造科学科3期生(2年)理系選択者は各班に分かれて研究活動をおこなった。

<数学>

数学の探究活動は、個人での活動となった。次回の授業でミニ発表会を行うために、データ数は少なくとも、一度データをとり、それについて分析し、まわりにそれを伝えるという経験をするための準備を行った。

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<都市工学>

まず、古民家風の和食店の同じ模型を2つ作る。のれんのあるなし、小物の配置等で差を作り、どちらに入店しようと思うかアンケートで尋ねる。というのがこれからの作業である。今日から模型制作に取りかかった。生徒たちは、自分たちが思っていたよりも制作が難しいことに気がついたようである。和食店の壁やドアを完成させることができた。

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<物理>

今回は,2つの実験を行った。一つ目は、光源に各色のフィルターをかけた状態で、波長による光の強さの距離依存性の違いを測定した。異なる部分だけでなく、共通した傾向もみられた。2つめの実験として、光源からの距離を保ったままソーラーパネルに光を当て続け、ソーラーパネルの温度変化と発電量の関係を測定した。

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<化学>

化学の探究活動は、今年も参加することに決めた電気化学会での発表要旨を作成し、学会で発表する内容を検討して実験を進めた。現段階では、泥の採集場所による起電力の違いに着目し、起電力に影響を与える原因を突き止めて、どのような泥を負極に用いれば良いのかを最終的に考察する方向で話がまとまった。実験結果は仮説通りにはならず、今後再実験を行って、さらに考察を深めていく予定である。

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<生物>

これまでのグリーンヒドラの生態を観察する中で、新たな疑問が出てきたため、実験データと疑問の整理、今後の展開を整理する時間とした。現在行っている実験としては、

①白化ヒドラへのクロレラの移植

②グリーンヒドラの出芽限界の観察

③グリーンヒドラの極限状態(エサを与えない)での生態観察

単独培養におけるグリーンヒドラと白化個体の出芽のペースに差があることに気づいたため、共生させた場合にどのような影響があるのかを調べようと、今週より新たに④の実験を加えた。

④グリーンヒドラと白化個体の共生実験

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令和元年11月20日 創造基礎A 講義「国民が納得する『やさしい社会』を実現する方策とは」

本校同窓会館ゆ~かり館において、創造科学科4期生(1年生)を対象に、「国民が納得する『やさしい社会』を実現する方策とは」というテーマで講義を行いました。講師として、財務省近畿財務局神戸財務事務所統括国有財産管理官の中野真司氏をお招きし、またグループワークのサポートとして同所から3名の方に来ていただきました。まず、中野氏から「今の日本、これからの日本について考えよう」というテーマで、日本の財政に関わる課題について講義をしていただきました。次に、財務省が作成したシミュレーション教材を使って事前に作成した予算案について、財務省職員の方々と質疑応答を行いました。最後に、予算案のポイントを視覚的に説明する「ポンチ絵」を作成して発表しました。

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〈生徒感想〉

やはり、少子化の解消が早急に取り組むべき課題だと思う。具体的には保育士の待遇を改善し、待機児童を解決するところから始めるべきだろう。その財源の確保のためには、消費税増税が妥当だと思う。なぜなら、消費税は景気に左右されない安定した財源だからだ。ただし、増税によって消費が落ち込んでしまっては意味がないので、明確で国民が納得のいく使い道を示したうえでの増税が欠かせないだろう。

歳入の割に歳出が多い(国民の受益が多い)という、釣り合っていない状況を改善していかなければならないと思いました。だから、裕福な人から税金を多めに取り、社会保障などは生活が苦しい人達に力を入れたいと思いました。年金や医療費も国からの補助がなくても大丈夫な家庭もたくさんあると思うので、国が補助するターゲットをもっとしぼるべきだと考えました。また、子育て世代への社会保障にも力を入れ、将来的に子供が増え、年金などの問題を減らせると思いました。

私は今、日本が特に力を入れるべきことは「労働人口を増やすこと」だと思う。そのためには少子化対策・外国人労働者の受け入れの2つが重要なキーワードになっていくと考えている。少子化を解決するには子供の受け入れ環境の整備や労働環境の整備が必要である。また、外国人がより住みやすいと思える街づくりをし、外国人移住者を増やすことができれば、労働人口が増えるのではないか、私は①子供への教育・保育支援 ②中小企業支援 ③外国人労働者の受け入れ ④保育士への支援に予算をかけるべきだと思う。

私たちのグループは「所得税も上げ、消費税も上げればいい」と考えていたが、両方とも上げることは高所得者にとってすごく大きなダメージをくらうので、日本から出て行ってしまうかもしれないので、所得税は上げず現状維持を保ったままで、消費税のみ上げるというのが妥当かなと思いました。また、原子力はコスパが良いから使われ続けており、再生可能エネルギーもそれに代わるコスパがよく安全につくられるものを見つけていかないといけないので、それなりの時間と費用の投資が必要だと思いました。

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令和元年11月19日 グローバルリサーチⅡ「口頭発表会②」

本校同窓会館武陽ゆ~かり館において、普通科グローバルリサーチⅡ受講者(2年)40名のうちの5つの班が、パワーポイントを使用し、自身が取り組む課題研究についての口頭発表(発表8分、質疑応答2分)を行った。今回は、大阪大学大学高等教育・入試研究開発センター特任助教の金泓槿氏をお招きし、生徒の口頭発表に対して、アドバイスをしていただいた。

今回の発表班と発表タイトルは以下のとおり(発表順)

6班「批判的思考から 考える ローテーション学習」

7班「難民の就業支援」

8班「オーガニックな食生活~有機野菜をもっと日常に取り入れよう~」

9班「京都における観光公害削減の方策」

10班「紛争を止めるために~パレスチナ・イスラエル問題を考える~」

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