73回生_2年3学期

インターナショナル デー

松江二中の来校は中止になりましたが、
インターナショナル デーは予定通り実施しました。


講話「日英仏の文化についてについて」(リズ先生)


ギターアンサンブル部演奏

2月行事予定

10(月)全校読書会
14(金)3限授業・大掃除 【13時~ 校内立入禁止】
15(土)校舎内立入禁止
16(日)校舎内立入禁止
17(月)推薦入試【校内立入禁止】
18(火)生徒休業日【校舎内立入禁止】
20(木)月曜日の時間割
28(金)卒業式

1月行事予定【変更】

1月8日(水)は警報発令で休校となりましたので、以下のように予定を変更します。

9日(木)始業式・課題実力考査(英)
10日(金)課題実力考査(国・数・地歴・理)
※ 平常授業は14日(火)からとなります

1月行事予定

 8(水)始業式・課題実力考査(英)
 9(木)課題実力考査(国・数・地歴・理)
17(金)震災追悼行事
19(日)3~5階 7:30~16:00 立入禁止
29(水)~2月1日(土) 松江二中(中国・上海市)訪問団来校
                 新型肺炎のため来日が中止となりました。

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令和元年12月23日 神戸大学ジャンモネCoEミニシンポジウム

神戸大学医学部神緑会館多目的ホールにおいて、グローバルリサーチⅠ受講生(1年生)34名と創造科学科4期生(2年生)40名を対象に、神戸大学神戸大学ジャンモネCoE主催「ジャンモネCoE 高校生向けミニシンポジウム」が開催されました。各講演の質疑応答では、生徒から様々な質問があり、たいへん貴重な機会となりました。講師と講演のタイトルは以下のとおりです。

神戸大学大学院システム情報学研究科 准教授 藤井信忠氏

「システム情報学を用いた都市生活のデザイン~バルセロナの取り組みと神戸のこれから」

神戸大学国際連携推進機構 特命講師 エルカン・キビリチム氏

「ヨーロッパにおける難民問題とその解決策の検討」

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〈生徒感想〉

まず、1つ目の発表を聞いて、様々なことを感じました。初めは大学の授業について話してくださいました。講義の様子や大体の大学の雰囲気を知ることが出来ました。驚いたことは、私たちが創造でやっていることや受けている授業の雰囲気に似ているということです。自ら行動したり、実際に活動することによって、様々なことを学んでいるという点がものすごく創造科学科やSGHに似ているなと感じました。その後、バルセロナについて聞きました。バルセロナに実際行って発表したりするのはとても楽しそうだと思いました。興味が湧きました。Super Blockについても印象に残っています。他の国の政策を自分の国や地域に取り入れている姿勢がすごく良いなと感じました。次に、「ヨーロッパにおける難民問題とその解決策の検討」という話を聞いて思ったことを書きたいと思います。難民の定義には色々なものがあって、主となるものが「人権侵害」というワードでした。難民問題がこんなにも深刻化しているのは、他の先進国などが難民に対しての対策や手助けを行っていないというのが大きな原因であると感じました。

藤井准教授のお話では“新しい授業のあり方”をテーマに、スマートシティーバルセロナについて学ぶことが出来ました。准教授がおっしゃったように、私たちも生徒として“授業を受けるために学校へ通う意義”を考える必要があると思いました。インターネットが普及する現代で、授業は知識を取り入れるだけでなく応用する場であるべきだと思うようになりました。今回キーワードとなった“共創”という言葉は私の心に深く印象に残っていて、今後の活動でも意識したいです。エルカンキビリチム特命講師からは“難民の現状”について聞きしました。私は先進国の難民の受け入れの割合が低いことや、受け入れられた後の難民がその後の生活が困難であることが今後も課題になるのではないか思いました。現状が続くと、難民の課題は解決されないと思います。

今日私が特に興味を持ったのは、難民問題に関する講義です。最近テレビなどでよく難民問題について取り上げられているのを見かけます。テレビで難民問題に関するニュースを見たり、こうした講義を受けるたびにどうしても同じ人間なのに生まれた国や地域、民族が違うだけでこんなに迫害を受けている人たちがいるのかと悲しくなります。国の状況は常に変わってゆくので、いつどこの国から難民・移民が増加するかはわからないし、どこの国に難民・移民が流れ込むかはわかりません。しかし、難民問題は難民が移動してきた国だけで解決できる問題ではないことは確かだと思います。だからこそ、難民を受け入れる体制を先進国などの国々で協力して整えていくことが大切だと思います。そしていつか、難民がいない世界になればいいと思います。

私はシステム情報学についての話が興味深く、とても印象に残りました。City OSを活用した”SUPERBLOCKS MODEL”という計画は、今ある情報学の技術を活かしてスマートな街づくりを目指すという、とてもバルセロナに適したものだと感じました。車の交通を制限することによって子供の遊び場ができ、区画内のCO2排出量も減り、良いことづくしだと思いました。またごみ箱にセンサーを取り付けて回収効率を上げるというCity OSの使い方もとてもおもしろい実用的なアイデアだと思いました。日本でも情報技術を活かして省エネでスマートな街づくりが促進されてほしいです。今日の講義を受けて、神戸大学の市民工学科にとても興味を持ちました。知らなかった学問の分野が知れて、とても良い機会となりました。

今日多くの大切な話を聞きました。その中で特に興味を引いたのが、日本の中での難民問題です。私は日本がグローバル化も次々に進んでいるので、難民の受け入れも進んでいるのだろうと予想していました。しかし、実際はその逆でした。受け入れが困難な理由に“日本語が難しい”“設備が整っていない”などがありました。しかし、私は講師の方の話を聞いてそれだけではないと思いました。日本人の考え方、深く根付いている“差別・偏見”にあると考えました。もともと日本は難民への取り組みに肯定的ではありません。それをどうにかしないことにははじまらないと思いました。今日聞いた話は本当に貴重なものばかりで、これから探究活動をしていく上でもっと活かして深く考えていこうと思いました。

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令和元年12月21日 電気化学会関西支部 令和元年度高校生チャレンジ

創造科学科3期生の理系選択者で創造応用ⅠS化学研究班の5名が、電気化学会関西支部が主催する高校生チャレンジにポスター発表で研究発表を行った。昨年に引き続き、これまでの研究の成果を学会で発表できるチャンスに挑戦し、大学院生や大学・企業の電気化学の専門家の前でプレゼンテーションを行った。SSH校を中心にレベルの高い研究が多い中、積極的に自分たちの研究を説明することで、専門家から今後の研究のアドバイスをいただけたことが大きな収穫で、最終的な研究の考察に向けて、非常に有意義な機会であった。

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<生徒の感想>

今回の発表会で、他校の生徒や先生、大学教授の方々と大いに意見を交わすことができ、多くの新発見と、とても有意義なアドバイスを得ることができた。反応前後の水溶液のpHを測る事、鉄イオン、硫化水素、フミン酸のうち、何が起電力を上げる原因になっているのか調べる事、水田の虫の影響など気づかなかった事、意識していなかった事を指摘していただいた。ポスターセッションは50分間だったが、まるで一瞬のように感じられるほど、集中することができた。今回得られたことを活かして、次回以降の活動に繋ぎ、より良い研究に仕上げたいと感じた。

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令和元年12月18日「私たちの難民問題」

先週に引き続き、1年生普通科グローバルリサーチⅠ受講生(1年)1名と創造科学科生4期生(1年)1名がジャーナリストの宇田有三さんの「ミャンマー難民の今」と題したセミナーに参加した。ミャンマーの歴史から、現在の国内情勢について詳細な話がありました。ロヒンギャ難民問題は複雑な宗教、民族上の対立を解決するのは難しく、アウンサンスーチーさんの活躍を期待するしかなく、今後も混迷が続く可能性が高いという内容だった。

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〈生徒感想〉

本日、先週と同様に神戸市青少年会館においてわたしたちの難民問題という講演会に参加し、今回はミャンマーにおいて長年難民問題について取材を続けていらっしゃるフォトジャーナリストの宇田有三さんのお話を聞きました。まず初めにロヒンギャの問題とその原因となっているミャンマーの問題について詳しく説明していただきました。私はニュースなどでロヒンギャに関する問題についてたくさん見たり聞いたりしていたので、たくさん予習ができていたり、予備知識を持っていると自分では思っていましたが、知らなかった ことがたくさんあったり、ロヒンギャは民族ではないことなど、たくさん認識のズレが あり学ぶことが多く、内容の濃い1時間半となりました。また、その後のお話ではロヒンギャの問題がミャンマーの歴史的な政治の問題に深く関わっていることや、日本での報道が深くなされていないことも知りました。今回の講演会を通して学んだことは、物事は何事も視野を広げて見なければならないということです。私たち日本人は、ロヒンギャはロヒンギャだけの問題だけだと思っていますが実際はミャンマーの軍事政権時代の問題が深く関わっています。しかし私たちは今ある問題にだけ目を向けて、本当の原因に目を向けようとしていません。日本や世界のことを知るため、そして正しい判断をするためにはもっと自分の視野を広げることが大切だと分かりました。この2回の講演会が今後の自分の研究テーマについて考える素晴らしいきっかけになったと思います。今回学んだことをしっかりと今後の探求活動や人生に活かしていきたいと思います。

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令和元年12月18日 創造応用ⅠS オープンラボ

創造科学科3期生(2年)理系選択者が、創造応用ⅠSで実践している研究を後輩に伝えることを目的として、実験実習を行った。学科4期生(1年)は数学・物理・化学・生物・都市工学に分かれて本格的な研究に取り組む先輩の研究を見学し、来年の研究を見据えて積極的に質問するなど、主体的な姿勢を見せていた。

<数学>

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<都市工学>

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<物理>

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<化学>

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<生物>

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令和元年12月16日 第10回高校生鉄人化まつり実行委員会(2)

長田区役所702会議室において、第10回高校生鉄人化まつり開催に向けた第2回会議が開かれた。今回はテーマについて話し合われた。今年度のテーマは「Re:~鉄人とつくるキセキ~」となった。次回会議は1月17日(金)の予定。

テーマ“Re:~鉄人とつくるキセキ~”にかける実行委員の思い

Reには三つの言葉がかけられています。RememberとRestart、Reachです。Rememberは、日本語で言うと“思い起こす、記憶する”という意味があります。2020年は阪神淡路大震災からちょうど25年を迎える年です。あの阪神淡路大震災を忘れない、という意味が込められています。Restartは日本語で言うと“再出発”。今回の鉄人化祭りは阪神淡路大震災から25年、鉄人化祭りも記念すべき10周年、令和が始まってはじめての鉄人化祭りという記念すべき祭りです。だからこそ、また新たに気持ちを切り替えて再出発しよう、という意味が込められています。Reachは日本語で言うと“到達する”という意味と“あと一歩”という意味があります。長田がより元気のある街になるために進んでいこう、という意味と、震災はまだ終わったわけではない、これからあと一歩踏み出すことが大切なんだ、という意味を込めています。~鉄人とつくるキセキ~には、今まで10年間の祭りの軌跡を大切にしたうえで、若者の力で未来で奇跡をつくろう、という意味が込められています。

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令和元年12月15日ワンワールドフェスティバル for Youth 2019

大阪YMCAにおいて、普通科グローバルリサーチⅠ(1年)20名と創造科学科4期生(1年)9名、普通科グローバルリサーチⅡ(2年)2名、と3期生(2年)17名が(特活)関西NGO協議会主催「ワンワールドフェスティバル for Youth 2019」に参加した。1年生はボランティアスタッフや高校生レポーターとしてイベントに参加した。2年生は普通科生徒1名が実行委員会に選出されて企画運営に携わり、それ以外の生徒はブースにおいて授業や研究の紹介を行い、海外研修参加者は報告会にて発表を行った。

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〈生徒感想〉

高校生実行委員になって私が感じたことは、おもに2つあります。まず1つ目は、私は高校生実行委員会が企画していたものの1つである「ボッチャ体験&クイズ」のプログラムのチームに所属しており、案出しからどんな時間配分でやるのか、や講師の方を呼ぶ場合誰を及びするのか、全て私たちで考え、リサーチし、つくりあげてきました。中では、上手くいかないことや行き詰まったこともあったけれど、プログラムチームの一人一人がそれぞれ違う長所を持っており、みんながみんなを助け合ったり支え合ったりして良いものを創り上げることができました。私は協調性がいかに必要かということを改めて感じました。また、本番では想定できていなかったハプニングがあったけれど、先生方の助けもいただきながらなんとか乗り越えることができました。参加者の方々がボッチャ体験を楽しそうにしていたり、クイズでパラリンピックやSDGsについて学んでいただいている姿を見て、この3ヶ月間楽しくかつ学べるプログラムを創るためにしてきた努力が報われた気がして私の気持ちは達成感でいっぱいです。2つ目は、今回、高校生実行委員会はクラウドファンディングを行いました。SNSで頻度を高くして発信したり、一人一人が知り合いに紹介したりしたことで、最初のゴールであった25万円を半月という予想だにしなかったはやさで達成し、ネクストゴールの35万円を掲げて再び広報を頑張り、見事達成することができました。また、87人もの方々にご支援いただいて、私たちを応援してくれる方がこんなにもいるのかとさらに良いイベントを創りたくもなりました。私は多くの方からのご支援がいかにありがたいかということを知りました。今回の経験で、学校では学べないようなことをたくさん学べたと思うので将来に生かしていきたいと思います。

他の学校のポスター発表を聞いたり、他団体のブース出展でお話を聞いたりして、みんな自分の活動のことをいきいきと話していて、私も他の人たちみたいに自分自身で楽しみながら研究を進めたいと思いました。研究を始めたときは、わくわくするような楽しい気持ちもあったけれど、最近は研究で迷っていたりして、始めたときの気持ちを失いつつあったので改めて、初心に帰って考えてみようと思います。また、最近は校内での発表がほとんどで、まったく初対面の人相手に話すことがなかったので、とても緊張してしまい、うまく話すことができなかったので、次に校外で発表するときには今日の反省をいかして、落ち着いて、相手の目を見ながら話せるようにしたいです。

私と同じ高校生という立場でさまざまなことに目を向けて主体的に活動されている方の話を聞くことができたり、ブースに立って興味を持ってくださった方と話をすることで、私が今取り組んでいる研究を進めるにあたっての刺激を受けることができました。私が聞いたのは海外協力隊に参加された方のお話など直接的に自分の研究に関係するものばかりではありませんでしたが、自分の気持ち次第で周囲からは難しく見えることも実行できたり、一つの課題に対しての取り組み方も着眼点を変えたりするとたくさんの案を出すことができるということがよく分かりました。これからの創造の研究は内容をどれだけ深められるかになると思うので、今回いろいろな組織の取り組みの発表を聞いて感じたことを自分の研究内容の充実に繋げていきたいと思いました。

いくつかのプログラムがあった中で、私は「ボッチャ」という競技を体験しました。これはパラリンピックの正式種目であり、私も名前は聞いたことがありました。しかしパラリンピックはオリンピックに比べメディアで扱われる機会が少なく、競技している様子も見たことがなかったため、あまり馴染みがありませんでした。しかし今回実際に体験してみると、特別な技術は必要とせず、健常者、障がい者関係なく戦えるスポーツであるということが分かりました。これを機にボッチャのみならず他のパラリンピック競技も観戦してみたいと思います。

今日は国際問題の多さに気づかされる1日だった。その上、人権問題、核兵器問題、難民問題などのさまざまなブースがあったが、どこもすぐ解決出来るような問題ではなく、しかも一国の問題でもないので、とても解決が難しいと感じた。このような国際問題を解決していくのは未来の私たちの世代であると考えた時、私は今の高校生の時期から学んでおくことが重要であると思った。高校生なりの視点で考えることができるこの時期にもっと国際問題について興味を持ち、学んでいきたいと思った。

ワンフェスユースで私はベトナムについての発表をしました。他の学校の人に発表をする機会はあまりないので貴重な経験になったと思います。スクリーンを多く見て話してしまったことが今回の反省点なのでこれからの発表ではそこに気をつけたいです。このイベントではお昼ご飯も外国の料理を食べることができ、外国の文化に触れることが出来て良かったです。午後はボッチャの体験をしました。本来はパラリンピックで行われ、健常者は行わないスポーツらしいのですがが、私たちが体験しても十分楽しめました。その後、クイズ大会をして、ボッチャについて知識を深められました。この一日でいい経験が出来て良かったです。

このワンワールドフェスティバルを通して、自分の研究や学科のことを見つめ直すだけではなく、他の団体が活動している内容をたくさん知ることが出来ました。その中でも、高校生が活動している事もたくさんあって、自分の研究している内容を共有し、相手の研究に対して自分なりにアドバイスもすることができ、自分の考えを伝える能力もより高められたと思います。私の考えからは生み出すことが出来ないような視点の考えを知ることが出来たので、その考えを活かして自分のこれからの研究に繋げていきたいと思います。

ワンワールドフェスティバルを通して、国際的な問題など、世界に目を向けている高校生の多さに驚いた。私たちも創造1Lで国際問題に関する研究を行っているが、他の高校の一つには、直接支援を行い、インドなど途上国に学校を建てたり、他にも多くの問題と直面しているところもあったので、とても感心した。まだまだ私たちにもできることがある、と実感することができた。私も自分の研究を通して、実際に一歩踏み出して行動することを忘れないようにしたい。

兵庫高校のブースでは、3人に自分の研究の説明をしました。自分の研究を自分以外の人に伝えるのは難しかったですが、実際に研究を理解してもらう為には重要だと思うので、次の発表までにもっと練習したいと思いました。講義や他の人のブースでは、日本では社会的な問題に携わる組織などに参加している人は少ないと思っていましたが、実はたくさん社会問題の解決に取り組んでいる人がいるとわかりました。自分も将来何らかの形で、そのような活動に携わりたいと思いました。

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令和元年12月13日創造基礎B「長田制服・仕事着コンテスト」

有限会社マルヨネにおいて、「長田を広報しよう」をテーマに活動している創造科学科4期生(1年)4班の生徒3名が、「長田 制服・仕事着コンテスト」の景品提供と企画参加の説明に訪れた。同社専務取締役の正岡健二氏に対応していただき、景品提供を快諾していただいた。また、加工場内で仕事内容や設備の説明を受け、ベテランの職人のコンテスト用写真を撮影した。ブランド牛の現状や技能実習生の受け入れについても話を聞くことができた。なお、今回神戸商工会議所西神戸支部事務長の平井克幸氏にアテンドしていただいた。

Instagram「なぁタンず」〈外部リンク〉

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〈生徒感想〉

正岡社長に当コンテストの概要を伝え、こだわりや理念を聞かせていただき、コンテストのエントリーにも協力していただきました。実際に食肉加工の現場を見せていただいて、一番感じたことは工場内に機械がとても少ないことでした。これは正岡社長のこだわりで、大半の作業は手作業で行われ、長田から全国へと心のこもった商品が提供されるそうです。「(マルヨネに)無いものは無い。」という正岡社長の言葉がとても印象的でした。今回のフィールドワークでは多くの改善点が見つかりました。次回の企業訪問までに改善すべき点を分析し、このコンテストをよりよいものに仕上げていけるよう、努力しようと思いました。

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令和元年12月12日 グローバルリサーチ 「地域における多文化共生」

多文化共生センターひょうごの北村広美さんから「地域における多文化共生」というテーマで講義とワークショップを実施していただきました。神戸市内においても外国人住民が増えており、特に東灘区と長田区で外国人の比率が高まっています。新たな外国人労働者の受け入れが始まり、ますます増えていきます。今後、どのように共生していけばいいのかを考えるきっかけとなりました。

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〈生徒感想〉

今回多文化共生についてのお話を聞かせていただいた内容は自分が全く知識になったことばかりでした。「在留外国人」と「訪日外国人」の違いや、「在留外国人」が出身ではなく日本国籍を持っていない人であるということ。また、日本へ来る「在留外国人」の人口だけが増えているように思うが、実はこれは世界的現象であることなど他にもたくさん「在留外国人」の人々について知ることができて良かったと思いました。このように知ることによって「在留外国人」に対する問題そしてそれをどう解決していくのかが見えてくると思うので普段から様々なことに触れ、自分の中の知識をためておくことが大切だと思いました。今、「在留外国人」に対する偏見を持っている人が多いと思うので、今回のワークショップで考えたように何かのイベントを通して「在留外国人」の方々と交流することで本当の「在留外国人」を知ってもらう活動や、また、日本人に対して外国のことや「在留外国人」について知ってもらうだけでなく、「在留外国人」の方々にも日本で暮らしていく上で大切なことを言葉ではなく一緒にやってみることで学んでもらう活動などはとても大切だと思いました。

日頃から周りに外国人が多いことは感じていましたが、その人たちがなぜ日本に来るのか、また在留資格はどのようなものなのかはよく知りませんでした。今日の授業を受けて外国人が日本に来る理由にはいくつか種類があり、就労目的や学びに来るという目的から、非自発的に日本にやってくる危機的状況におかれる難民の人もいるということがわかりました。そしてその中に属する人身売買被害者という言葉に一番驚かされました。日本は人を買う側だという信じがたい現実を知り、日本での人身売買被害者の実態をもっと掘り下げて調べてみたいと思いました。また、北村さんの言葉で「外国人は迷惑をかけようと思っているわけではない。」という話が印象に残っています。私の経験で、電車の中で大声で会話する外国人や列に並ばない外国人に対していやな気持になったことがありました。でもそれはルールやマナーを知らなかったり、文化が違ったりするだけで、迷惑をかけようとは少しも思っていないということに気づかされました。今日の授業を受けて、私の外国人に対する価値観は大きく変わりました。これからは違いを理解した上でそれを受け入れる姿勢をもって外国人との交流を深めていきたいです。

今回の講義は私が知りたい、興味をもっている分野に最も近かったように思える。以前新聞ワークで取り上げたように、在日外国人の人権についてのことは聞いたことがあるようでも実はあまりよく知らなかったので、基本的なことから様々な事情についても詳しく学ぶことができた。中でも特に印象に残ったものがやはり災害時に関することで、「周りの人に存在を知られていないために助けてもらえない」「普段からわからないことが多いのに、ますますわからない」といった具合で阪神淡路大震災のときは外国人の死者が多く出てしまったという。北村さんがおっしゃっていたように、「外国人であること」が死の危険のリスクを高めてしまう社会のままではいけないとつくづく思う。これについてはグループワークでも考えたが、いざというときのために互いに助け合える環境を地域ごとにつくっていく必要があると感じた。そのためには普段から外国人と日本人が顔を合わせてコミュニケーションがとれるように、地域からもそういう交流の機会を設けられるといいのではないかと思った。今回の内容は自分の関心のあることを深められたと同時に多文化共生に必要なことを考える機会にもなった。

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令和元年12月12日課題研究「イオン液体抽出」

神戸大学工学部研究基盤センター機器分析部門において、創造科学科4期生(1年)課題研究1班の生徒3名がNMR測定を行った。神戸大学大学院人間発達環境学研究科の谷篤史准教授と大学院生嶋田氏の指導のもと、神戸大学巨大な実験装置を活用させていただいて、測定を行った。

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〈生徒感想〉

以前神戸大学へ行かせていただいたときに作ったサンプルは、数がとても多かったので大学院生の方が朝からいくつかのサンプルを測定してくださっていました。私達も実際に機械を使って測定の体験をすることができました。初めて見る機械だしなかなか見る機会は無いと思うので、使わせてもらうことはとても貴重な経験になりました。測定の途中でもNMRの仕組みや測定の後にコンピューターに送られるデータの読み方など、様々なことを教えていただきました。NMR測定は終わりましたが、イオン液体から抽出された物質がなにかわかるためには、グラフを読んでいかなければなりません。パズルのようにして水素がどのような環境にあるのか読み取り、物質の正体を特定していきます。次の課題研究の授業は年明けです。班で協力してグラフを読み取り、物質の特定をがんばっていきたいです。

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