令和2年1月22日創造基礎A「韓国から見た日本」

本校同窓会館ゆ~かり館において、創造科学科4期生(1年生)を対象に、「韓国から見た日本」というテーマで講義を行いました。講師として、朝日新聞大阪本社社会部記者の武田肇氏に来ていたいた。武田氏は、今年の1月上旬までソウル支局の特派員として現地で取材されており、韓国に関する政治状況と現地の様子から、昨今の日韓における懸案事項について韓国側の目線から講義をしていただいた。

〈生徒感想〉

今回の講義を聞いて、事前学習の時は、なぜ韓国は日本に対して徴用工問題を掘り返すのかと韓国側が悪いという印象を持っていましたが、日韓の関係の悪化は互いに否があるのではと思いました。日韓関係が大きく崩れた原因の一つの徴用工問題は、日韓ともに歴史に忠実なところとそうでないところがあり、どちらも食い違っているように感じます。また、韓国は現金化、日本は経済的な報復措置を取るつもりで両国ともに被害が及ぶのは明確だが、どちらの国民も支持している人が多いのは、普段の情報メディアからの先入観があるのだと思いました。これ以上日韓関係が悪化するのを防ぐためには、まず、対応措置を支持する人の先入観を取り除くべきだと思います。国民からの支持が少なければ、国もすぐに行動には移すことはできないと思います。そして、国としては互いに要求に穴があり、そこで食い違いが生じているように感じるので、日本だけが妥協する必要は一切ないが、自分と相手の意見を省みて、2つの国が痛手を負う措置を取らないよう、リードしていくべきだと思いました。

今回の講義を通し、以前より韓国側の主張を理解できたように思う。正直なところ、韓国は日韓請求権協定という正式な合意すら無視するのかとも感じていたが、当時の韓国はクーデターによって誕生した独裁政権が支配していたと聞き、元徴用工側の主張も一理あるとも感じた。現時点では日韓ともにマスメディアによる一部の報道だけで加熱しすぎなのではないかと思う。今回の講義で自分たちが学ぶことが多かったのと同じように、冷静に考えれば相手国の歴史的背景について日韓両方とも知らないことが多いのではないだろうか。ただ一方的に自国の意見を通そうとするのではなく、相手国の歴史観を知るきっかけになればと思う。また、両国の歴史観のねじれから、両方ともが納得する、いわゆる抜本的な解決は難しいと思う。しかし、これ以上の対立はお互いにとって不利益であると考え、以前の協力関係に戻るべきだと感じた。

私は日韓関係の悪化について、日本側にも非はあるけれど韓国の方が悪いと思っていました。一体いつの話だ、もう解決したことを掘り返すなよ、と、うっとうしいという感情から始まり、最近でいう放射能五輪をあおるかのようなポスター制作などの陰湿な嫌がらせのような反日活動を韓国が繰り返す度にしょうもないと見下していたような感じでした。今日のお話を聞いたうえでも韓国人は理論的じゃないし、ちゃんと考えた上での行動なの?と思ってしまうような無鉄砲なデモも多いですから相手にしても無駄、と考えてしまいますが、それが日本側のダメなところだと思います。お互いが早期解決のために話し合っていればここまでひどくならなかっただろうに、この点に関しては日本政府のとった態度はよくなかったと思います。今日のお話で意外だったのは、韓国人の日本人のイメージが良いということです。でも日本人の若者が韓国に好印象を抱いているのは周りを見れば一目瞭然ですし、それはとてもいいことです(時折ニュース見ろよと心配にもなるほど知らない人がいますが)。武田さんもおっしゃっていたように、元徴用工について「もうやめよう」と声を上げられるのは私たち世代だと思うのです。戦争を知らないからこそ、大人たちが飛び越えられない壁も飛び越えられる気がします。

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上田能楽堂 能体験

本校73・74回生、計10名が 上田能楽堂にて中国の松江二中からの留学生受入れにあたり事前学習として能体験を行った。能の歴史を知り、お謡い、歩き方等を体験しながら、「謙虚」という能の心に触れることが出来ました。

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令和2年1月19日創造基礎B FW「トイズキッチン2」打ち合わせ

東志里池郷土館において、おもちゃ作りを通した世代間交流をテーマに活動している創造科学科4期生(1年)2班の生徒5名が、前回の実践活動「トイズキッチン」の第2段の企画説明をおこなった。志里池ふれあいまちづくり協議会の方々に、前回の反省を踏まえ万華鏡と駒という簡易なおもちゃの作製を提案し、今回は交流を中心に実施することを考えた。試作品を提示し、段取り等を相談して実施の了解を得てた。3月7日(土)に東志里池郷土館にて「トイズキッチン2」を行う予定となった。

〈生徒感想〉

今回は、東尻池郷土館にて、志里池ふれあいのまちづくり協議会の方々と話し合いを行った。12/7にイベントを終え、制作に時間がかかりすぎて遊ぶ時間が少ないこと、生徒が運営に必死で子供と関われなかったこと、準備段階を生徒だけでしょうとしすぎたことなど、沢山の反省点が見つかった。また、一度の開催ではその場限りで世代間交流が終わってしまい、私達の目指す社会にはならないのではないかと感じた。以上のような理由から、3/7、約一ヶ月半後にトイズキッチン2を開催することを決定した。次のフィールドワークまでに、試作品の材料を揃えたり、大体のタイムテーブルを作成したり、ポスターを作ったりなど、できることをしっかりと準備していきたい。

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令和2年1月17日 第10回高校生鉄人化まつり実行委員会(3)

長田区役所702会議室において、第10回高校生鉄人化まつり開催に向けた第3回会議が開かれた。今回は初めに兵庫県赤十字血液センター新長田鉄人前献血ルーム管理係主事の早嵜健宏氏から、昨年の献血ルーム紹介ブースの説明と今年の参加要請のお話があり、委員会として受け入れを承諾した。次に、ポスター原案について話し合われた。ポスター原案は神戸野田高校の漫画動画研究部の部員が作成した。次回会議は2月6日(木)の予定。

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令和2年1月16日創造基礎B「長田制服・仕事着コンテスト」

山陽電鉄㈱において、「長田を広報しよう」をテーマに活動している創造科学科4期生(1年)4班の生徒5名が、「長田 制服・仕事着コンテスト」の企画参加の説明に訪れた。同社の鉄道事業本部鉄道営業部営業課リーダーの森崎利幸氏と経営統括本部総務広報担当の尾野里沙氏に対応していただき、企画参加を快諾していただいた。

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令和2年1月12日 第7回高校生ビジネスプラン・グランプリ

本校創造科学科3期生が日本政策金融公庫主催第7回高校生ビジネスプラン・グランプリに応募し、応募総数3,808件の中からセミファイナリスト(ベスト20)に選出され、東京大学本郷キャンパスで実施された最終審査会&表彰式に招かれ、参加しました。そこで、ファイナリストの発表や特別講演を聞くことができました。今後の研究活動のあり方に大いに参考となりました。本校生徒への表彰式は1月24日に長田区役所において実施されます。

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令和2年1月8日創造基礎B FW「ベトナム人への学習支援」

神戸市立長田中学校において、「ベトナム人への学習支援」をテーマに研究している創造科学科4期生(1年)7班の生徒5名が、同中教頭の川原耕一氏から同中の外国人生徒の学習状況と課題についてお話を伺った。長田中学校は全生徒346人中36人のベトナム籍の中学生が通学しており、授業でもさまざまなサポートを実施している。今回のお話をもとに、もう一度テーマ設定をし、今後活動をしていく予定である。

〈生徒感想〉

今回は長田中学校に多く在籍している外国人生徒について長田中学校教頭の川原先生にお話を伺いました。そして私たちからの質問にもたくさん答えていただきました。質問内容は学校での生徒の様子、教師目線の意見などです。先生方は様々な工夫をされているそうですが、やはり十分な指導はできていないと感じられています。具体的に言うと個人に合わせた指導ができていないようです。ベトナム人の中にはこのまま日本で暮らしていく人もいればベトナムに帰る人もいます。日本で暮らしていくなら日本語を使って学習することで自然と日本語の力が身につき将来意味があると思います。しかしベトナムに戻るのであれば日本語は必要ありません。そうなると、日本語で学ぶことが非効率になってしまう場合が出てきます。他にも行政の手続きや進学の制度などに阻まれて、学ぶことが制限されています。私たちは一人一人が必要としている教育を受けられるように活動を続けていきたいと思います。

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令和元年12月27日創造基礎B「長田制服・仕事着コンテスト」

ホテルウィングインターナショナル神戸新長田駅前において、「長田を広報しよう」をテーマに活動している創造科学科4期生(1年)4班の生徒5名が、「長田 制服・仕事着コンテスト」の企画参加の説明に訪れた。同ホテル支配人の山嵜高志氏に対応していただき、企画参加を快諾していただいた。

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〈生徒感想〉

今回フィールドアークで訪問した場所は「ホテルウィングインターナショナル」さんです。このコンテストへの参加の依頼をしに行きました。このコンテストの概要の説明の結果、このコンテストに参加していただけることになりました。このコンテストの概要を説明している中で、時間的に見て短くなっていっているものの、説明が長いと感じることもあるので、今後企業に説明をしに行くときにできる限り時間におさまるようなもの、状況を見た判断を身に着けていきたいです。また、このコンテストに参加するメリットなど説明不足なところが多々あり改善していきたいと思います。今後の活動では企業に訪問する時間が前のように午後の定時前になることが多くなりそれぞれの企業に訪問する時間がバラバラになると思います。それらも考慮して、柔軟に対応していくことを心がけていきたいです。

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令和元年12月26日創造基礎B「長田制服・仕事着コンテスト」

㈱伍魚福と通所型介護施設リハビリモンスター(㈱プラスト)において、「長田を広報しよう」をテーマに活動している創造科学科4期生(1年)4班の生徒5名が、「長田 制服・仕事着コンテスト」の企画参加の説明に訪れた。伍魚福では、代表取締役社長の山中勧氏とお客様繁盛係広報・編集担当の佐久間史信氏に対応していただき、景品提供とコンテスト参加を快諾していただいた。また、リハビリモンスターでは、㈱プラストの代表取締役の廣田恭佑氏とリハビリモンスター管理者の前原駿氏に対応していただき、コンテスト参加の承諾をいただいた。さらにインタビューと写真撮影も実施した。なお、伍魚福では神戸商工会議所西神戸支部事務長の平井克幸氏にアテンドしていただいた。

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〈生徒感想〉

今回フィールドワークで訪問させていただいた企業は㈱伍魚福さんとリハビリモンスター(㈱プラスト)さんです。伍魚福さんには景品の提供と当イベントへの参加の依頼、リハビリモンスターさんには当コンテストへの参加の依頼をしに行きました。このコンテストの概要の説明の結果伍魚福さんには景品の提供とコンテストへの参加をしてもらえるようになりました。リハビリモンスターさんにはコンテストの参加をしてもらえることになりました。伍魚福さんでは後日写真送ってもらうことになりました。また、リハビリモンスターさんでは当日に写真を撮りました。今後、確認のメールやフィールドワークなどで忙しくなると思いますが頑張っていきたいです。

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令和元年12月24日創造基礎B「長田制服・仕事着コンテスト」

エム・シシー食品㈱において、「長田を広報しよう」をテーマに活動している創造科学科4期生(1年)4班の生徒4名が、「長田 制服・仕事着コンテスト」の景品提供と企画参加の説明に訪れた。同社役員室課長の小嶋拓氏と同社人事総務グループ係長横山紀幸氏に対応していただき、景品提供とコンテスト参加を快諾していただいた。

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〈生徒感想〉

今回フィールドワークで訪れた場所はエム・シーシーさんです。今回エム・シーシーさんに訪問させてもらったのは「長田仕事着コンテスト」の景品提供についてと、当コンテストへの参加のご依頼です。コンテストの説明などの結果、商品の提供をしてもらえることになりました。それだけはなく、参加賞のための商品を提供していただけることも可能になりました。「参加賞」といった視野が広がりよかったと思うと同時に参加賞を設けた時の渡し方など、考ええるべきことが増えたので、班員と協力してアイディアを出し合い「参加賞」について検討させていただきたいと思います。また、イベント絵の参加に関しては、日時が合えば訪問させていただくということになりました。今回訪れたのは東灘区にある本社のほうに訪問させていただいたので、趣旨にそぐうようにするために今度は長田の工場のほうに訪問させていただく予定です。

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